ました。
僕のところには処方対象が、平均化されたデータから考えられた病院の新薬では、なかなかよくならない
方が、自分の体質にあった漢方薬を求めて、相談にいらっしゃいます。
病院のお薬の効果は統計的データに裏打ちされていますが、個人の体質にあわせ
たものではなく、言い方がおかしいかもしれませんが、標準的、平均的体質の特定の病気に対して、効果を発揮します。
その標準的、平均的な部分から病気の状態(体質)がずれてしまうと、なかなかよくなっていないように思います。
そんな方のために体質を見極めて、体質ごとにあった漢方薬をお選びしてきました。
今までは、新薬でなかなかよくならない方ばかりの相談をし、治療してきました
ので、内科の”慢性的”な新薬の治療意義ってどこにあるのだろう・・対処と保存療法のみなのかなと思っていました。
しかし昨日の「JIN 仁」でとりあげられていた梅毒で、なるほどと感じました。
ドラマ中では、「梅毒は治らない」と言われていましたが、漢方で治してたんじ
ゃないのって思って、調べてみたら、やっぱり、漢方でも、梅毒の治療に、桂姜
草棗黄辛附湯や紫根牡蛎湯、桔梗解毒湯などが使われています。
やっぱり、治療してたんやん
でも、ドラマ全体をみていて気付いたのは、漢方の場合は、一人一人の体質を見
極めて、お薬を選ぶので、上で上げた漢方を出せばいいのではなく、それを参考
にもう1つ漢方処方を足したり似た処方で対応したりとその人の体質にあわせなければなりません。
あれだけ、治療を急がないといけない患者がいると、そんな悠長なことをやってい
たら、間に合いません。
ここで、
漢方の一人一人の体質にあわせて・・・
というのが、裏目にでます。
それから、考えれば、病名だけで、梅毒になら誰にでも的に処方できるペニシリンは、すばらしいし、体
質ではなく、病名にあわせていく西洋医学の新薬の意義といったものが、なんとなく理解で
きたような気がしました。
まー結局、急性病の治療の話になっちゃったんですが・・・

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