2016年06月29日

漢方薬と病院の薬は全く違う世界のものです

病院の薬と漢方薬は実は全然違うものです。世界そのものが違います。

病院の薬は人工化学合成物で漢方薬は食べ物のような自然のもの。というようなありきたりの違いを話してもしょうがないので、治療目的の違いを話してみたいと思います。

病院のお薬には有効成分というものがあります。
鎮痛剤だったら、痛みは最初は体内の痛みを発する物質が痛みを発する指令書となって脳に向かうのですが、痛みを発する物質は痛みを発する指令書になるまでに何回か、レセプターという物質とくっついたり変化して、痛みを発する指令書に変わっていきます。

鎮痛剤は、この痛みを発する物質の手前の状態のものに偽物のレセプター的成分をかまして、痛みの指令書になる前に潰してしまいます。

簡単に言えば、体内の働きを薬の成分そのもので無理やり変えて体の働きを騙すのです。
もちろん、薬によって有効成分の働きは違いますが、根本的な考えとしては人工化合物を体内にいれて、体内の正常な働きを騙すというものです。

痛みや発熱、血圧が高くなるなど、病気や不快な症状とよばれているものの正体は、何も体が嫌がらせでやっているわけではなく、体内のどこかの組織や機能がうまくいってないので、そのうまくいってない状態を「痛み」や「かゆみ」「吐き気」などで知らせているのです。
ただ、この体内の不調のお知らせは非常に不快で何がどう悪いのかが、僕たちにはよくわからないのです。

痛みなどはわかりやすいですね。
骨を折った時に「痛み」という不快な症状が全くなかったら、折れたまま、無茶しますので、下手したら一生、治らない傷になったりします。
「痛い」からジッとする。安静にするから治癒を促すことができるのです。

西洋医学の薬の役割は、こういった不快な症状を一時的にせよ、なくしてごまかすことです。
病院の薬が対症療法や姑息療法と呼ばれているのは、こういった一時的な措置だからです。

よく考えてみたら「病院の薬を飲んでこなかったから病気になった」わけじゃないですね。
だから、あなたの病気の原因は「病院の薬を飲んで来なかったこと」ではないのです。

そこから考えれば、根本的な病気の原因は他にあるわけです。
他にあるけれども、今、この瞬間の症状を無くしたい場合は、病院の薬は即効性もあり、個人の体質は関係なく平均的に効きますので「とりあえず症状を止めておく」場合は非常に有効的です。

逆にダメな使い方は、根本的に治そうとして長期間、飲み続けたり、説明されているほど効いてないの、しつこく飲み続けたり・・・(いくら、平均的に効くとはいえ、100%誰にでも効くものではありません)こういった飲み方は無駄ですね。
老人はこういう飲み方をよくしていますが、これは健康保険が毎年大赤字のことを考えると税金の無駄使いだと思います。

病院の薬は、基本的には1つの薬に1つの有効成分があり、その1つの有効成分が1つの効果を表します。
鎮痛剤だと痛みを止める効果です。

漢方薬は1種類の漢方薬の中に複数の生薬とよばれる食べ物に近いけれども薬のような強い効果を発するものが含まれています。

例えば、葛根湯なら7つの生薬が含まれています。
7つの生薬はそれぞれ独自の効果を持っています。

医者は病院の薬と同じ発想で1つの漢方薬は1つの働きみたいに考えて処方したりしていますが、漢方薬には2つの効果の考え方があって、生薬それぞれの効果と、それらが合わさった時の漢方薬としての効果という大小2つの効果を考えなくてはいけません。

葛根湯は風邪薬とか、五苓散は頭痛薬とか、そんな単純なものではないのですね。

病院の薬で例えれば、葛根湯には7種類の薬を一辺に処方したような感じです。
でも、ここでも大きな違いがあります。

病院の総合感冒薬は、解熱効果の成分、咳止めの成分、痰を出しやすくする成分と、それぞれ効果が決まっている成分が単純に足し算的に混ぜられているだけですが、漢方薬の場合は、そもそもが生薬自体が「鎮痛」とか「咳止め」といった直接的にわかりやすい効果ではないのです。

漢方薬を構成している生薬は、それぞれ、
・どこの内臓(西洋医学の内臓とは異なる)に有効か?
・その人の体に対してどれくらいの負担を与えるか?
・冷やすのか?温めるのか?
・気や血、水を巡らせるのか?

など、基本的な効果は、西洋医学には存在すらしない効果となっています。
1つずつの生薬にこういった細かな設定があって、それらが合わさって1つの大きな治療の方向性を生み出します。

なので、西洋医学は「頭痛=痛みを発する物質を邪魔する成分の薬を使う」と非常に直線的で単純ですが、東洋医学はその反対になります。
なんだか、よくわからない温めるとか、冷やすとか、巡らせるといった、ちょっとモヤモヤした効果を組み合わせて治します。

なぜ、東洋医学はそんな、わかりやすい単純な思考じゃないかというと「東洋医学は全身のバランスをとらないと治らない」と考えるからです。

病気は1つの原因だけで成り立っていることはありません。
1つの原因のみで成り立っているのは、急性の時だけだったりします。
慢性化している場合は、大概、無数の要素が絡み合って、体内のいろいろな箇所を邪魔しているのです。

その場合も無数にある全部の要素を究明していけば、治せるかもしれませんが、今の科学力では、無数にある原因を全部、解明することができません。

漢方は、最初から無数にある原因を事細かに調べても調べられないことがわかっていたので、全身をみて、どのバランスが崩れているかをみるようにしたのです。
だから、どんな病気だろうが「頭痛」とか一部分の症状だけをみないで全身の状態をみて体質を判断するようになっているのです。

漢方薬が複数のそれぞれのバラバラの効果のある生薬で構成されているのも、複数の要素に一度に働きかけないと「あっちを押せばこっちがひっこむ」で永遠に病気が治らないからです。

ざっくり、モヤモヤな感じに見える東洋医学ですが、実は、非常に理論的なのです。
ただ、使う人間が西洋医学と同じように単純で直線的な方法で処方するから、疑わしい感じになってしまっているのです。

漢方薬が治るか治らないか怪しいものではなく、体質をみないで処方している人が漢方薬をまともに使えてないから「怪しい」のですね。

その怪しい使い方というのは西洋医学と同じ発想で「病名」と「症状」だけで漢方薬を処方する人ですね。

漢方薬は、成分が直接的に働くわけではなく、体の大きな流れを変えていくので、根本的な治療になります。
でも、漢方でも漢方薬という薬のみで根本治療になるとは考えていません。

そもそも、漢方というのは「漢方薬を使用する」ことではなく、漢方の考えでもって、漢方薬を使用することです。
漢方の考えとは、体質に合わせて、病気にならない生活を送ること。
これをアドバイスするのも漢方薬を処方するのと同等です。
病気の始まりは生まれつきの持ってるクセとその後の生活のクセの積み重ねでなることが多いので、そのクセを体質に合わせた方法で正しい道に戻してやれば、健康になっていくのですね。




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2016年06月22日

漢方薬を3年飲み続ければ根本的に治るというデタラメ

病院の漢方薬を飲まれている人が、時々、医者から説明されていることで「それ、ちょっと違うんじゃないの?」と思うことがあります。

病院でツムラなどの漢方薬をある程度の期間、飲まれている人がよく説明されるようで、漢方薬を飲んでいるけど、症状が一進一退な状態の時に「体質から変えようと思ったら3年位は飲み続けないと体質は変わらない」と言われたそうです。
ひどい人になると10年はかかると言われていました。

確かに体質を変えようと思ったら一朝一夕で変わることはありません。
時間のかかるものです。
だから、一見、まともなことを言ってるように聞こえますが、僕からすると全くのデタラメです。

デタラメは2つあります。

病院の薬は、効果時間が決まっていて、効果時間が切れれば、慢性病の場合は、大体、元通りに症状は再発します。
これはお薬自体の成分が体の働きを強制的に変えているので、その成分が体内にとどまっている間は、体の働きが変わり、症状を感じなくなったりします。
でも、その成分もやがては代謝されていくので、薬効成分が体内からなくなると、効果もなくなるからです。それゆえに、その場しのぎの対症療法とよばれているのですね。

対して、漢方薬は、人工合成物ではなく食べ物と同じように自然の生薬でつくられた薬で、その効果は体の働きを強制的に変えることではなく、それとなくバックアップ的に体の複数のいろいろな働きをバランスもとりながら調整していくことです。

それゆえに漢方薬の効果が切れても病院の薬のような自然界にない人工的で強制的な働きでないので、自分で体内のバランスのくずれた機能を調整していってくれます。
確かにこういった漢方薬の治療の方向性からすると、長く飲めば、飲むほど、体内の働きを調整してくれるので、体質から根本的に変わっていくことができます。

でも、これには落とし穴があります。

漢方は、不快な症状を遮断して感じなくしたり、オシッコを無理やり出るようにするものでもありません。
「治療」というよりは「調整」
西洋医学は健康な状態と病気の状態のどっちか?みたいな極論な考え方ですが、漢方では厳密には病気か?健康か?どちらかにわける考え方はありません。

便宜上、漢方でも治療と説明しますが、漢方は調整をするものです。
病名がつかなくても、日々のだるさや昨日は頭痛があったけど、今日は頭痛がない。でも体がだるい。など、体は良い部分があったり、悪い部分があったりで、バランスがとれていて健康な時もあれば、バランスがとれずに悪い時もあるわけです。

漢方では、ここからが病気で、ここからは健康という明確な線はありません。
漢方は「病気」を「体質」で考えます。

そして、体質には2種類の考え方があります。
1つは血縁から受け継いだ、うまれつきの体質。
多分、医者も含めてほとんどの人が認識している「体質」です。
母親が筋腫だと娘さんも筋腫になりやすかったり、父親が胃痛、胃もたれで胃が弱いと息子さんも弱かったり。
血縁の中の病気って、潜在的に持っている感じは誰しもが思い当たるところではないでしょうか。

「漢方薬を長いこと飲んでいれば治る」と言っているのは、この部分のことを言ってるのだと思います。
確かに体質がこれしかなければ、最初の体質分析がちゃんとされていて、処方した漢方薬が当たっていれば長く飲みつづければ治ります。しかし体質にはもう一つやっかいなのがあります。

そのやっかいな体質が後天的な体質です。
これは季節や環境でどんどん変わります。
雪の降ってる時期の手足の冷え、梅雨の時期の湿疹、夏の汗、秋の胃の不調。
体質的に言えば別人になります。

漢方は体質を見る際にうまれつきの体質と現在の体質を合わせて考えます。
生まれつきの体質だけにスポットを当てても治すことはできません。

現実の治療の際は現在の体質の方がウェイトが高いです。
今の季節の今の環境の体質ですね。
環境は例えば、北海道から沖縄に引っ越したり、昼に働いていた人が夜勤になったり、管理職になって、悩みが倍増したりなどなどです。

現実は、日々、外からの影響で体質も変わるので、これを調整していかなければいけません。
ほとんど体質が動かない人でも、さすがに真夏と真冬は変わったりします。
当たり前ですね。正反対なんですから。

となると、そもそも「3年間、同じ漢方薬を飲み続ける」なんてことはありえないのです。
毎回、体質判断して、結果的にそうなることはあっても、最初から決めつけて「飲み続けたら・・・」なんてことはありえません、
それは逆に「季節の変動やあなたの今の環境なんて、全く考慮にいれて漢方薬を考えません」と高らかに宣言しているのと同じ。
それは最早「漢方薬を使用している」だけで「漢方治療」ではないですね。
誰が医者の役割をやってもいいんじゃないですか。

もう一つのデタラメは病気の捉え方の問題。
漢方薬は陰陽の法則で体の不調をみます。
西洋医学だと「病気=悪い」みたいな概念でみますが、漢方では冒頭でも話しましたが、病気か健康かではみません。

漢方は冷えもなく、さりとて余分な熱もこもっていない真ん中のみが健康だとみます。
なので、例えば、始めにものすごく体が冷えている人が温める漢方薬を飲んで何ヶ月かで治ってきたら、冷えがなくなるわけです。
西洋医学の発想では、治療に成功した漢方薬なので飲み続ければ・・・と思うかもしれませんが、東洋医学では、ただ単に冷えた人を温めたら治っただけです。

そして、冷えがなくなった人が、そこから更に同じ体を温める漢方薬を飲み続けたらどうなるでしょうか?
そう、体に余分な熱がこもって、冷えから熱の体質に変わってしまうのです。
これを誤治、壊病といいます。
だから、3年間飲み続けて体質を変えるなんてありえないのです。

えっ、「それだけ治療に時間がかかるかもしれないじゃないか」って、それはありませんよ。
10年間、漢方治療している経験や過去の数々の書物から、全く同じ漢方薬でそれだけの時間がかかるとは思いえないし、もっと早くに治せる漢方薬が別に存在するはずです。
何せ、バリエーションを含めれば漢方薬は500種類以上あるんですから。

多分、東洋医学的な体質を一切みないで漢方薬を使おうとするから、そんなデタラメくさい発想になるんじゃないかと勝手に思う次第です。


posted by 華陀 at 18:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 東洋医学について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月15日

漢方のネット情報は要注意!

うちではネット相談が多く、ネット相談のみで会ったことがないけれど、妊娠されたり、アトピーが治ったりした患者さんがたくさんいる中で、こんな話をするのも変な話ですが、ネットは高度な扱う能力がなければ、同時に危険なものでもあると思います。

最近は、最早、ネットやPCが苦手な人にとって有益な情報なのか?と感じることが多いです。

ちょっとネットの歴史をサラッとお浚いし、インターネットとはどういうものか、把握していただけたら、本当に良いサイトに辿りつけるのではないかと思いますので、ちょっと聞いてください。

ネットの黎明期は、Yahoo!に稚拙な情報が載り始めたり、反対に本当に専門家しか理解できない超専門的なものがGoogleの検索でひっかかってきたり、もしくは、対して良い情報でもないのに目端のきく人が先に書いたものが、まるで正しいかのように誤解された情報が載っていました。

それが、だんだんと情報が増え、結構、専門家の人がわかりやすく書いてくれている無料で有益な情報なども増えるようになってきました。

そのうち、インターネットの情報が商売に使えるようになるとわかると、まがいものの情報は一気に増えました。
それは企業がお金をかけて参入してきたからです。
企業の第一の目的は本当にいい情報を提供することが目的ではなく、自分達の商品を売りさばくための情報を提供すること。

企業の情報は巧妙でモロに売り込みにすると余計に嫌われることをよくわかっているので、あの手この手で、無料で有益な情報のようなフリをしてバラまくようになりました。

その後、ブログなどが登場し、素人の人もネットに積極的に参加してくるようになりました。
僕もその1人ですね。
ブログも最初は、本人が書いた本物の経験が載っていたのですが、それも商売に利用出来るとわかると、企業系はブログをモロに商売に利用するにようになりました。

「素人のフリをして、体験談などを書く」といったものですね。
もちろん、今も僕のブログのように本人が書いているというものもありますが、ブログの世界もお金を出して代行で書いてもらうというシステムが完全に出来上がっています。

うちでもたまに患者さんから誰かの不妊症の体験談ブログで「こうこう、こういう風に書いておられましたよ」って話される方がいらっしゃいますが、そもそも、それが、本当にその人の体験談なのか、どこかの企業が商売で素人演出のブログを書かせているのか、それを調べたほうがいいと思うことがあります。
こういう系のブログはサプリメントの会社がよくやってます。

「ブログ 代行」で検索してみてください。
「ブログ 代行 求人」など、宣伝のための素人のフリをしたブログを書くことは今やお仕事の1ジャンルです。

出会い系サイトのサクラの仕事が一つの仕事として成り立っているのと同じです。

僕は医療ジャンルなら、専門なので、そのブログが本当に素人の方の情報なのか、商売で書いているのかは大体、判別がつきます。
たくさんの病気で悩んでいる人の相談を受けてきた経験で、その方々が使わないであろう文脈や単語を使っているから、すぐにわかるのです。
でも、ネットに慣れてなかったり医学系の知識が苦手だと見抜けないかもしれません。

話が飛びましたが、要はインターネットは昔は専門的な知識がなくても、専門的なことを知ることができる便利なツールだったのですが、今は専門的な知識のフリをした、まがいものの情報を知ることができるツールになりつつあります。

現在のネット情報は真実の情報に触れようと思ったら、真実かどうかを見極めるための基礎知識がないと真偽の判断ができないのです。

医療系だとせめて基礎生理学や薬理、臨床データの読み方などが、わかっていないと、そのサイトで言ってることが本当なのかどうかが判断つかないんじゃないかな・・・

特に漢方系は、医者や薬剤師の医療系の専門家の中でもネットがなかった昔から超高度で全然、理解されてこなかったジャンルです。

高額な漢方の講演会に通っていても、ちんぷんかんぷんというのが当たり前だったので、漢方系のネットの情報は今も教科書の丸パクリか、漢方薬メーカーに言われたことそのまま書いている。という、先程の商売的な宣伝に近いような情報が圧倒的に多いように思います。

教科書といっても、漢方はその先生の思考と経験で治療方法が生み出されていくものなので、漢方の場合は教科書というよりも本当に参考にする程度の「参考書」なので、それが合っているとは限りません。

もちろん、僕のこのブログで話していることも正しいとか、そういうことではなく、漢方自体が、ある程度の基礎的な東洋医学の基礎的考えがあって、それを先生自身がどう捉えて、どう考え、どう処方し、治ったとか、悪くなったとか、どんな経験を積んできたかが、漢方であって「参考書となっている知識を知っている」ことが正しいわけでもなく、そこに答えもありません。

東洋医学の基礎理論自体も複数の考え方と流派があり、何種類かの考え方や解釈の仕方があったりします。
そこも、どれが正解ではなく、その漢方の先生がどの解釈を選択し、どの考えで治療するかです。
ちなみに僕は、日本漢方と古方を支持し、折衷派という流派を支持し、その理論に基づいてい体質を診断し、漢方薬を選びます。

一般的には中医学という考えが主流ですが、これは僕の考えでは「学校漢方」で学んだり、理解はしやすいとは思いますが、治せない。と思いましたので昔に勉強してやめました。
ただ、学校漢方だけあって、漢方という情報がキレイにまとめられているので、この理論では僕は治せないですが、患者さんに対する説明はしやすいので便利です。

ところで、病院は医療のトップなので、漢方もトップのように勘違いされますが、多分、医療業界で一番、漢方をわかってないし、西洋医学の思考方法は漢方から一番、遠い思考方法ではないかと僕は考えています。

病院や漢方薬局、漢方崩れのサプリメントを売りたい会社などが漢方のことをネットに書いていますが、ほとんどが教科書丸パクリの実践的でないものが多いと僕は感じています。

また、素人の漢方体験なども、
「東洋医学的な体質を見てもらって→治療方針を立て→その治療方針に沿って、漢方薬を選び→飲んだ後の検証をする」という東洋医学の基本ステップを踏まず、ただ病名や症状だけをあてはめて考えられたものを飲まされているケースが多いようなので、素人の方の漢方薬体験記も役に立つものが少ないように思います。

またネット上の漢方薬の話って「漢方薬のモノがいいかどうか」ということが、良く書かれていますが、実践で漢方治療している僕としては、漢方薬のモノがいいかどうかよりも、自分の体質をちゃんと分析してもらっているかどうか、その体質に合わせた漢方薬を選んでもらっているどうか。を気にしたほうがいいと思います。

@ 東洋医学的な体質は分析しないけど、漢方薬の品質は世界一。
(一般的によくある病名や症状だけあてはめて漢方薬を選ぶ方法で漢方薬のモノがいい場合)

A 東洋医学的な体質をみて、そこそこの品質の漢方薬を選びだす。

だったら、絶対に治療したいならAです。

理想は「東洋医学的な体質に合わせて品質の良い漢方薬を選ぶ」ですけどね。


posted by 華陀 at 18:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 東洋医学について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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