例えば、加味逍遙散は、更年期に使うお薬ではありません。
更年期の方で体質があえば使うことのあるお薬です。
病名だけで考えるなら月経不順だけでなく、肝炎、肝硬変、胃炎、蕁麻疹、にきび、膀胱炎、不眠症、うつ、シミ、子宮内膜症、過敏性大腸炎などに使います。
ちなみに昔、過敏性大腸炎の方に使用したときは、1ヶ月でよくなり、処方した僕もびっくりしました。
更に掘り下げて、漢方的に考えると少陽病、虚実間の証、裏熱虚実間でオ血と
上焦に熱を持ち、寒熱が混ざっている体質に使います。
また中医学的に考えると肝気鬱血、脾虚血虚、肝脾不和の体質に使います。
症状は、あくまでこの漢方的、中医学的な診断を考えるための一部の情報であって症状だけでは、お薬が決定できません。
そこで、西洋医学の新薬のことを考えてみました。
西洋医学の場合、病名が決定し、病名に対して決まっている新薬を処方します。
蕁麻疹の場合、僕自身の何件かの病院での経験や患者さんのお話を聞いた範囲では、ステロイドと抗ヒスタミンの処方です。
例えば、今回は「胃腸薬だけで蕁麻疹を治してみようか」とか
「利尿剤だけで蕁麻疹を治してみようか」とか処方する方に診ていただいたことがありません。(患者さんが訴えた症状に対してじゃんじゃん処方される方はよく聞きますが
漢方薬の応用とは、これに近いような治療で、『今回は、胃腸の弱い体質なので胃腸を整えることによって蕁麻疹が出ないようにしてみようか』とか
『尿の機能が弱いので利水することによって身体の中の余分な水を抜いて蕁麻疹が出ないようにしてみようか』と考えます。
もちろん、体質の見極めによっては2つの処方をあわせる必要もあるのですが。
漢方とはそんな感じの治療です。

漢方相談受付中
蕁麻疹やアトピー、にきびなど病院のお薬を飲んでもなかなかよくならない方あなたに1番あった漢方薬をお探しします!相談は無料ですよ。
人気ブログランキングに参加しています。クリック頂けると励みになります。m(__)m
↓
【病気を治す方法の最新記事】



