2008年10月14日

漢方薬を安易に変更する恐さ その2

漢方薬を安易に変更する恐さ その1 からの続きです。


漢方薬を安易に変更した場合、壊病という新たな悪い体質が加わってややこしくなる危険がありますが、もっと危険なのが、安易に変えてしまった過去の漢方薬の中に、よくなるはずの漢方薬があったかもしれないことですふらふら

変更する場合は、基本的に同じ漢方薬を選ぶことがないでしょうから、飲み続ければ、良くなったかもしれない漢方薬には2度と出会う可能性がないのですたらーっ(汗)

そうなるとその後、何種類、漢方薬をかえていっても、もう自分にあった漢方薬を飲む事はないかもしれませんもうやだ〜(悲しい顔)

何せ、1つ病気でも候補となる漢方薬は40種類はありますので、1種類の漢方薬が、たった1ヶ月で効果が出たとしても、4年以上かかるわけです。

また、現在、飲んでいる漢方薬で、大丈夫だと考えることです。

漢方薬は、人工合成のものではありません。

生薬なので、品質が一定しません。食べ物に近いものなので漢方薬名が同じでもメーカーさんによって効きが異なりますあせあせ(飛び散る汗)

以前、難聴のご相談で、同じ漢方薬名でメーカーさんだけを変更すると効きすぎて、元のメーカーさんに戻したところ、どんどんよくなっていったこともあります。

効果が高い、強い、ことがかならずしもよいこととは限らないのです。

結局、東洋医学はバランスです。

こういったバラつきも漢方です。

このバラつきも自分自身で経験し、使いこなす必要があるのです。

次項有1つのメーカーのエキス剤や生薬しか知らないとこの変化がわかりません。

ちなみに○ムラさんは、品質を一定にするため、成分分析を行い成分分量などを安定させるよう努力されてますが、商売的、事なかれ的な企業のための安全性としては正解だと思いますが、漢方の観点から考えて、どうなんでしょう。

たくさん漢方薬を変更されてきた方に僕はよくこうアドバイスします。

次項有『重要なのは、当たりハズレで漢方薬を選ぶのではなく、処方された方になぜ、その漢方薬を選んだのか西洋医学的な診断ではなく東洋医学的診断(八綱、三陰三陽、気血水、臓腑、病因、五行などの診断基準)をお聞きし、その治療方針を聞いてください』

東洋医学的診断が曖昧がだから、初めに選んだ漢方薬を安易に変更しちゃうんです。

初めに選んだ漢方薬でスパッと治ればいいですが、少しづつ治ってきた場合などは漢方薬がわかったってあまり意味がありません。

ひらめき僕のところでは、漢方薬を飲まれて変化がなかった場合、@から優先的に順番に考えていきます。

@分量を減らす、または増やす。

A漢方薬名は同じでメーカーだけを変えてみる。

B壊病になった可能性が高いと判断すれば最低5日位は一切飲まない。

C基準処方は、そのままで他の漢方薬をつけたす。

D変方する。

1つの処方を変更するのにこの5つのことは考えないといけません。

僕は経験上、分量は増やすより減らしたほうがうまくいったケースが多かったです。


眼鏡以前、喘息でセキがひどかった方に漢方薬をお渡ししたところ、3日目にセキがもっとひどくなりました。

漢方薬を変更することも検討しましたが、診断基準に照らし合わせても変更する必要はないと判断し、一気に1/4量(適当に考えた分量ではありません)にしました。

すると変更した次の日からどんどんよくなっていったのですぴかぴか(新しい)

まさに漢方は体質にあわせるですね。

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【このブログの著者】
まごころ漢方薬店 国際中医師 松村直哉

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posted by 華陀 at 11:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 漢方ってなんだろう? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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