病名漢方なら、アトピーなら○○散とか、関節リウマチなら○○湯とか、本をみて、書いてある通りに出すだけなのでカンタンです!
ところが漢方はマニュアルをみてできるほど、甘くないですね〜
病名漢方を卒業した初心者に毛が生えた状態の頃は、漢方理論と実際の治療と
がうまくつながらず、いくつかの症状をあてはめて漢方薬を選ぶといった方法
に頼ってました。
漢方の理論だけを説明しろといわれたら、ベラベラ、クドクドといくらでも、
説明できたのですが、実際の患者さんの治療において、漢方理論はどう関係し
てくるのかを聞かれるとわかりませんでした。
あるとき症状だけで、漢方薬を選ぶ方法は、自分の知識の範囲でしか漢方薬を
選ばないことに気づきました。
例えば、不妊症に対する漢方薬は現在15種類位を念頭において考えますが、昔
は4種類位しか漢方薬を知らず、症状だけで考えるなら4種類とも月経不順、肩
こり、頭痛、冷えがあるのです。
じゃあ、4種類からは適当に選べばいいのかといいますと、そうもいきません。
ちょっと体質が違うだけでも、そっぽをむく漢方薬
何が何でもこの4種類から1つを選ぶ理由が必要です。
それこそ、現在の不妊症で使おうと思う漢方候補15種類全部を症状だけで考え
ると、もうパニックでどれでも好きなのもってって〜といった感じです。
そうなると、漢方の治療理論全体がわかっていないといけないことに気づきま
した。
そこで再度、勉強のし直し
漢方理論が実践治療とつながると漢方治療の精度があがりました。
もともとはどちらかというと、実践漢方!的な本を読むことが多かったのです
が、これでますますおもしろくなって、今では、理論、実践、古典、中医、現
代臨床からの漢方などなどこだわらずに読んでいます。

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