2005年12月26日

漢方的体質診断方法! 【燥湿】

今回はひっさびさの漢方的体質の見方のお話です。

東洋医学には、みなさんが実際に毎日感じている症状から今の体質を判断でき
ます。

体質を判断できれば飲む漢方薬はおのずと決まってきます。
最近は、この病気にこの漢方薬みたいな風潮がありますが、漢方は2000年以上
も前からありますので現在の病院で診断しているような


「病名がこれならこのお薬」なんて簡単な処方は、ありません。
だったらあれだけ種類いりませんよね。


もちろん検査の器具もありませんので漢方の達人であるお医者さんが実際に患
者さんとお話しながら咳は乾いた感じなのかな? すぐにのぼせてしまうのか
な? 細いけど体力はありそうだな・・なんてたくさんの質問をして、「よし
っこんな体質だろう目」と推測します。


体質がわかれば飲むお薬は決まり!ですね。

代表的な体質判断は八綱と呼ばれ前回までの
  陰陽
  虚実
  表裏
  寒熱
8つをそれぞれ組み合わせて1つのお薬にしぼっていきます。

今回は、その八綱には含まれないのですが咳やアトピーなどの皮膚病の方をみ
ていくときに重要な燥湿です。


燥はその名の通り、体がどれくらい乾燥しているかをみていきます。

代表的な症状は・・
皮膚の乾燥・肌が荒れやすい・温まると皮膚がかゆい・フケがよく出る・唇が
乾いたりひび割れやすい・ドライアイ・ウサギのようなコロコロ便・ネバッと
した痰・乾いた胸に響くような咳・しゃがれ声などです。


燥を治療するお薬は身体を潤す役割のある生薬を用います。
潤すというのは、生薬の性質のことで食べ物でいえばミカンなどがそうです。

湿は元々、身体に水のたまりやすい方に起こります。
オシッコが出にくい人や夕方になるとむくむ人はご注意です!!

湿の代表的な症状は・・
ドロッとしない膿・関節の痛み・傷が治りにくい・潰瘍になりやすい・ゴホゴ
ホと喉にからむ咳・濁った尿などです。


湿をよくするのは、身体の中のよけいな水を外にジョバーっと出すお薬が必要
なんですね。

実際の臨床では、もちろん
「あなたは乾燥タイプ!」ってはっきりとしている人なんかいません。


それを他の判断基準(八綱)もあわせて考えていくのです。

漢方は単純なようで難しく難しいようで単純!なんですよ〜

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posted by 華陀 at 21:41| Comment(3) | TrackBack(0) | 漢方的 体質チェック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
漢方にはたくさんの種類があるようですが、
病院の薬の「飲み合わせ」のようなことはないのですか?
この漢方を服用しているから、これとこれは禁忌、といったようなことです。
食べ物でも、「ウナギと梅干し」といったことがあるので、不思議に思い、
質問してみました。
Posted by 理学療法士 at 2005年12月27日 13:25
い〜い質問ですね。
飲み合わせで禁忌みたいなのは、特に決まっていませんが漢方同士で打ち消しあったり、効果が喧嘩したりすることもあります。

漢方の場合は2000年以上の経験があり、新薬のような200年(やったかな?)ほどの短い歴史では、ないのでその間にダメな組み合わせは、もともとなくなっていってそれが現代まで伝わってきているのですね。

ただし!
現代のような一部の病院や薬局がしているような 【○○病には○○漢方薬】 みたいな患者さんの体質に重きをおかない選び方は、本来の歴史の中では、ありえないような組み合わせが発生することもあります。

今、僕が恐いなと思うのは、むしろ、あっちこっちの病院で薬をもらって、その薬の事を患者さんもお医者さんも誰も全体を把握していないことです。
Posted by 華陀 at 2005年12月27日 21:49
お答え、ありがとうございます。

確かに、新薬については、危険が多いと思います。
特に、複数の病院にかかり、そこここで何種類ものお薬をもらっている患者さんは、
例えば、血圧をあげる薬と下げる薬を同時に服用していたり、
禁忌のものを飲み合わせていたり、
服薬管理能力の問題もあるとは思いますが、
よくトラブルにならないな、と思うことはしばしばあります。

このブログを拝見するようになってから、
新薬の怖さについて感じるようになりました。
患者さんと接するときにも、
薬の危険についてもそれとなく注意を促したりしています。
「病院の先生が飲みなさいとゆったから」
「お医者さんの言ったことだから、大丈夫」
という考えはやはり多く、
しかし、実際のDrは、そこまで深くは考えていないのが現状だと思います(私の知る限りは)。

身体自身が持っている治癒力・可塑性を、
もっと大事にしてほしいと思っています。
漢方は、その力を助けるものだと解釈しています。
Posted by 理学療法士 at 2005年12月28日 12:30
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