2010年10月08日

ある日の大建中湯

以前、テレビで大建中湯という漢方薬の特集がやってました。

大建中湯の効果を説明していたのですが、なんと、ネズミで実験した結果、こんな作用があります。みたいな説明でした。

これには、思わず笑ってしまいました。

西洋医学のお薬は、ネズミで実験しますので、おそらく、漢方薬も同じノリで実験したのでしょう。

でも、これは意味がないです。

西洋医学のお薬は、そのお薬の効果がどの部分にどのように効くのかを臨床で調べ、その作用が必要な病気の人に使います。

漢方薬は、そもそも効果を目標として使うものではなく、体質にあわせて使うものです。

そのためにその人の姿勢や声、脈をみたり、あれこれ聞いて、問診します。

そのネズミに誰が、聞くのでしょう???

「ネズミさん、お腹はどんな時に痛くなりますか?」

よくこういうふうにやっている漢方薬の実験をみて思うのですが、こんな実験なんの意味があるのかなと思います。

だいたい、食品でも細かく調べればなんらかの効果のある成分はみつかるものです。

漢方の生薬だって細かく調べれば、なんらかの効果のある成分はたくさん、みつかるでしょう。

でも、それに何の意味があるのでしょう。

「効果や成分がわかれば、どんな時に使えばよいかわかりやすいじゃないか」
お医者さんが言いそうですが、漢方は病名ではなく、体質にあわせて使うので、いくら、効果がわかっていても体質があっていなければ、微塵も効果を発揮してくれません。

効果がわかっても「どんな時に使うか」がわかっていなければ一緒です。

まず、必要なのは、どう体質を判断するか。
もちろん、漢方薬を選ぶ場合、西洋医学の理論は関係ないですよ。

最近の漢方のこういった研究は治療と関係ない1つのジャンルだなと思いました。

ただ単に漢方薬を化学的に実験してみるジャンル。
西洋医学の製薬には、役立つでしょうが。

漢方薬の効果や成分を研究するなら、漢方独特の診断方法も化学的に研究するべきだと思います。


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posted by 華陀 at 16:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 漢方日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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