2012年03月06日

からだによい食べ物を見分ける方法

一般的にからだによいと言われている食べ物は、大概、成分のことをいってます。

例えば、生姜がからだを温めてくれるといわれているのは、生姜の中のジンゲロールがよいとか。

ゴマが抗酸化作用をもっているといわれているのは、ゴマの中のゴマリグナンがよいとか。

食べ物というより、その食べ物の中の成分がよいと言っています。

ゴマ自体がからだによいというよりは、ゴマリグナンが抗酸化がある。ということですね。

これは、栄養学や西洋医学の薬の発想からきている考え方です。

そして、薬はそういった成分を抽出したり成分だけをつくりだすことによって、食べ物とは、比べ物にならない位の作用をもったものを開発します。

サプリメントも考え方は一緒ですね。

ある食べ物によい成分があるので、それを大量にとるためにエキスの錠剤などにして飲みます。

漢方は、そういった食べ物の中のある成分がからだによいという考え方ではありません。

そもそも、漢方では、何かの成分に効果があるといった考え方自体がありません。西洋医学とは、元の考え方が違うので。

漢方では、食べ物全体の性質を考えます。

冷やしたり温めたりする性質のもの。
気を上げたり下げたりする性質のもの。
気や水、血をからだから漏れ出ないよう集める性質のもの。
逆にそれらを発散させて、からだに余分にたまらないようにするもの。
乾燥を潤したり、逆に余分な水を乾かしたりするもの。
そして、どの影響も与えない平らな平のもの。

寒熱、昇降、収散、潤燥(軟堅)という4グループ、8種類の性質が1つの食べ物に組み合わさっています。

それに帰経といって五臓六腑とよばれる肝、心、脾、肺、腎のどれに配当されるかも決まっています。

これらが食べ物の性質です。

例えば、先ほどの生姜なら微温、昇、散、肺、脾、胃、辛という性質。

発散と温める性質なので、高血圧でのぼせや頭痛のある人には毒になります。

つまり、漢方では、平という性質だけが、誰でも食べてもよいものとなり、冷やすものは、からだに余分な熱のある人。

温めるものは身体が冷えている人が食べるものです。

ただし、食べ物なので、漢方薬ほど体質を考える必要はありませんが、サプリメントのようにエキスとして大量に飲みつづける場合は、体質とあっているものかどうかを考えたほうがいいでしょう。

漢方では、からだにいい食べ物を知るには、自分の体質がどうなのかをまず知る必要がありますね。
posted by 華陀 at 19:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 健康生活!食べ物のお話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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