2013年11月05日

漢方薬自体が合わない体質ってどんなの?

「私は漢方薬が合わない体質でしょうか?」

いろいろな漢方薬を飲んできたけど、何も症状が変わらなかったという人に、こういったことを質問されたりします。

漢方薬が合わない体質の人はいません。
これは断言できます。

なぜかって?
それは漢方薬自体が合わないと考えている人は大きな誤解があるからです。

漢方薬はお薬ですが西洋医学のお薬とは全く違います。
ついつい「薬」ってついているので、同じように考えがちですが、漢方薬と新薬は別物。

もちろん漢方薬だって、お薬によって副作用はあります。
ただし、副作用も漢方薬は新薬とは全く違います。

新薬の副作用は出る時は出ます。
飲む前から何が出るか、出るかもしれないこと自体もわかっているものです。

しかし漢方薬は違います。
漢方薬は体質と合わなければ副作用となります。
もしくは何も変化が起こらない。
漢方薬はどれもが効果があるし、どれもが副作用があるし、どれもが効果がないんです。

「ほら、やっぱり!副作用があったり、何も変わらないこともあるんでしょ!私はそうっだったもの。やっぱり私には漢方薬は合わないんだ」

ちょ、ちょっと待ってください。

漢方薬が合わないといっても漢方薬は500種類以上あるのです。
見方を変えれば、500種類以上の体質があるということですね。
この体質と漢方薬を合わせていくのです。
難解なパズルみたいな感じです。

ここから考えれば、漢方薬が合わない体質じゃなくって体質に合う漢方薬を飲んでいない。
まだ出会っていないというこです。

漢方薬が新薬と全く違うところは体質を判断してからその体質に合う漢方薬を選びます。
鍵(漢方薬)と鍵穴(体質)の合わせパズル!
病名だけで漢方薬を選んだり何かの症状を止める効果だけを考えて処方したりしません。

アトピーによく使う漢方薬のグループがあります。
消風散や黄連解毒湯、荊芥連翹湯や温清飲、柴胡桂枝湯や小柴胡湯など。
他にもいろいろありますが、目的の中にはもちろん、かゆみを止めていくことがあります。

アトピーによく使うくらいですから、どの処方もかゆみを止めていく効果というか目標をもっています。

では、かゆみを止めるためにどれを使ってもいいのか?
後は、ダーツで選ぶか、好きなの選びなさいってなると思います?

そんなわけないです。
どれも湿疹のかゆみや湿疹をなくしていこうという目標をもって処方しますが、これらの効果が発揮されるのは、あくまで体質と合っていたら。
体質と合っていなければウンともスンとも言わない。
(そもそもウンはわかるがスンって何だ?)

大事だから、もう1回、言いますよ。
「あくまで体質と合っていたら効果が発動する!!」

どの処方もアトピーなどによく使いますが、要は体質と合っていなかったら1mmも、かゆみや湿疹を止めてくれません。

病院でやってる病名だけで選んでいる処方がいかにおバカな処方かわかりますね。

マニュアル的に選ぶ東洋医学的な根拠のないおバカ処方はそれこそ、ラッキーでないと当たりません。
偶然、当たらないことはないけどね。
この合わない漢方薬を何度も何度も処方されたら、何種類かめで「あっ!私は漢方薬が合わないんだ!」って思ってしまいます。誰だって。

それって、あなたの体質に漢方薬が合わないのではなく「選んでる先生が合わないのを処方してるから」
合わないのを選んでいるというより「合うものを選べない」と言ったほうがいいか。

だって、病名マニュアルで選んで、そう簡単に合うわけないですやん。
そう悪いのはあなたの身体ではなく、処方する先生の脳みそだったんですね。
(もちろん、体質は一人一人違うので僕だって、そのリスクは常にあります)

どんな漢方薬も合わない体質かどうかを調べる方法があります。

漢方薬は生薬でできていますが、その中で体質に合っていなくても短時間でわかるものがあります。

それは薄荷。
そうスースーして爽快な気分になるやつ。

ちなみにお菓子なんかの薄荷は漢方薬で使うものに比べたら、かなり弱いですよ。
生薬の薄荷は食べてもないのに袋、開けただけで目が痛くなって鼻の先もツーンと痛くなります。

それを食べて、ちっともスースーしない人。
そんな人は漢方薬が合わないかもしれません。
いないと思うけど。

きっと、あなたに合う漢方薬はありますよ。


posted by 華陀 at 19:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 漢方薬の選び方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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