2014年04月08日

ステロイド治療って治療法として破綻してません?

日経新聞に「アトピー漢方薬にステロイド成分 8都県で相談180件」という記事が載っていました。

要約すれば、横浜市の病院が「ステロイドを含まないアトピー性皮膚炎の治療薬」として販売していたものが実は効き目が強いステロイド成分を含んだクリームだったという話し。

実はこの手の話しはそんなにめずらしくないです。
うちの近くの病院もステロイドを入っていない塗り薬を売っていて、有名になり、その後すぐにステロイドを意図的に混ぜていたということが発覚しました。

初めは良く効く薬として有名だったのですが・・・。

うちにアトピーの相談で来られた患者さんもあるエステサロンでアトピーに良く効くスキンケアクリームとして塗っていたら、昔にステロイドを塗っていた頃と同じような副作用が出てきたらしいです。

その方はすぐにおかしいと思ってそのクリームを止めたらしいのですが、ほどなくしてそのエステサロンは意図的にステロロイドを混入したことがバレて捕まりました。

他にもサプリメント会社やスキンケア会社が偽って「湿疹に良く効くクリーム」にステロイド剤を混ぜていた話しというのはチョイチョイ聞きます。

もちろん、ステロイドを勝手に混ぜていたにも関わらず「ステロイドは入っていません」と偽って販売する方法も大問題だと思いますが、それよりももっと根底にあることに僕はどうなんだと思いました。

そもそも、現在の皮膚科のアトピーや蕁麻疹、ニキビなどの治療のほとんどはステロイドを使っていると思います。

というか、皮膚科で「ステロイド以外の治療法で治した」という話しを聞いた事がありません。

いわば、皮膚科の治療方法は現在の皮膚治療のスタンダード治療ですね。

このクリームは皆さん、ステロイドが入っていないということで安心して使っていたと思うのです。

しかし、皮膚科が騙していたとは言え、要は皮膚科的にはスタンダードな治療を施したわけですよね。

見方によっては、ステロイド治療ということを隠して「ステロイド治療とは実際にダメなのか?」「実はみんなイメージだけでステロイドを嫌がっているのか?」のテストにもなっているとも見れます。

そして、ステロイド剤ではないと思って使ってみた結果、ステロイドのような作用でなんとなく変に感じて、バレるに至りそれが弁護団を交えた問題になっているのです。

これってどうなんでしょうか?
皮膚科では 治療=ステロイド ってなってますが、みんな潜在的に嫌がっている証拠ではないでしょうか。

それもステロイド治療だと考えてもいなかった状態なのにでそれでも自然にクレームが発生しています。

おそらくこのクリームにステロイドが入っていようがいまいが、結局、キレイに湿疹が治り、副作用なく、クリームをやめた後も治っていればバレることもなかったかもしれません。

ステロイドであることを隠してもバレちゃって嫌がられる、ステロイド治療ってなんなんでしょう。

言い訳の常套句だと思うのですが問題の山口医院は「ステロイド成分について知らなかった」と釈明していますが、これもし、本当に知らなかったらこれも大問題じゃないでしょうか。

だって、ステロイド成分って知らないはずの患者さんからたくさんのクレーム入っているんですよ。

もし、医者がステロイドって知らなくても「あれっ?このクリームおかしくない?」って専門家である医者がクレーム入れた消費者の誰よりも早く気づいて自分のところで調べるべきですよね。

逆に気づいたけどステロイド入ってなくてもこんなに効く薬があるだぁ〜、あるんだぁ〜って頭がお花畑になっているんでしょうか。

それとも「僕は知らなかった」っていう、よくある言い訳でしょうか?
それはそれで自分達、皮膚科のスタンダード治療であるステロイドをステロイドって隠して売らないといけないと思っているなら、それってどうなんでしょう?

「治療の手がないんだったら病院やめれば」という感じ。

前者だったら根本的に腕がない医者。
後者だったら、最早、治療機関として成り立ってないですね。
自分の治療方法を隠してやってるんだから。治療のプライドすらない。

どっちにしてもサイテーです。
posted by 華陀 at 14:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 健康ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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