2014年09月02日

漢方家からみた良い鍼灸や整体院の見分け方

「あなたのところって漢方なのになぜに鍼灸や整体院の見分け方?」
まーそういわずに読んでみてください。
お店でも、患者さんにしょっちゅう「どこか良い整体や鍼灸ってないですか?」って聞かれていたので、自分の実体験を元に書いてみました。

この最近、いろいろな無理が祟ってか、小指が痺れるようになり、小指から肘、腕の裏側を通って肩の下、後背筋の辺りまで痛みが走るようになりました。

ピアノを始めたばかりなのにオクターブ奏法を練習したり、かなりのウェイトのバーベルでトレーニングしたり、ギターの練習など思い当たることはいろいろとあります。
あっ!後、仕事の大半、パソコンのキーボードを使ってるとか。

痺れている小指自体も昔、スケートで盛大にコケて一度、折っているので、それも関係しているのかもしれません。
そんなこんなで、痺れと痛みが続くので、一度、整体院に行ってみようと思いました。

ちなみにうちの店の隣は鍼灸院です。
でもココは、うちが開業して挨拶に行った時に「先生、僕、日本漢方なんですよ」と挨拶したら、「全く何を言ってるのか、わからない顔」をしていたので、隣に見てもらうという選択肢は最初からなかったです。

後で知ったことですが鍼灸って漢方と同じ東洋医学なんですが、鍼灸師で、しっかりした東洋医学理論を分かってる人って、かなり少ないらしいです。
そんな事も知らずに「同じ東洋医学だ!」と嬉しくて話したのですが、向こうは何もわからなかったようですね。

鍼は分かっていない人が多そうなので、接骨院か整体院にしよう。と思ったのですが、実はこの時は整体も接骨も同じものだと思ってました。厳密には違うものなんですね。

うちの自宅や店の周りには徒歩15分圏内だけで10件以上、鍼灸や整体があります。
そのうち、5、6件はうちの母親が行ったりして、ぜーんぜーん良くなかったらしいので、除外。
でも、他のところも「ココへ行こう!」と思う動機が見つからない。

ホームページをみても、小顔とか、ダイエットのツボとか、いかにも今風の本質的な治療の腕がなさそうな感じのところばかり。
ホームページでの主張もなんか宣伝的な良い事ばかり書いてあるだけで、治療の考え方みたいなことを書いてあるところは少ない感じです。

件数は山のようにありますが、これは真剣に探してみないと見つからないなと思い、たくさんのホームページを分析しました。
そして、いろいろなホームページをみてわかったことは・・・

・保険適応と実費のお店がある。
・一人の技術者っぽい人がやっているところと何人も先生っぽい人がやっているところがある。
・先生は格闘技をやっている人が多い。
・元々、営業とかやってて、その後、なぜか鍼灸や整体を始めている。
・ダイエットや小顔など、ノリが軽いものを扱っているところと「治す」というプライドを感じるところとがある。

などなどが、ホームページの特徴としてわかってきました。

まず、保険適応の店は除外。
これは僕も漢方相談をやってるので、わかります。
自分の給料の7割を国から貰って、やってる人にイイ先生がいるわけがない。

保険適応というのは患者側からすれば、安くて助かりますが、安さゆえに人数が殺到するし、値段が安いということは、患者さんが最初に行こうと思った時もお試しでもいけるのです。

お試しというのは、シビアにその治療院を評価しないということです。
だから、先生側としても、安いから来てくれるという図式が自然に成り立ちます。

実費だとそうはいかない。
金額がそれなりだと、患者さんもお試しで行こうとは思わない。治療の腕も常に金額なりのものを求められます。技術がなければ、すぐに来てくれなくなります。

食べ物屋さんで例えれば、市役所内にある公務員が運営する安く食べられるレストランと市内の家賃がバカ高い場所で高額のコースを提供しているレストランはどっちがウマイか?という話しです。

考えるまでもなく、市内のレストランに決まっています。
そして治療を食べ物屋さんで例えた場合、食べ物は「ウマくなかった・・・」で済みますが治療では何が何でも「ウマい!」とうならせる店に行かないと治りません。
なので、保険適応は除外。

そして、オーナー自体が先生なのか、担当制なのか?
これも重要。
商品の販売じゃないんだから、オーナーの治療に対する思い自体が、治療の腕にもつながります。
たくさんの先生がいるメリットは、店側だけ。たくさんの患者さんが診れるから、儲かります。
しかしそれって患者さん側にメリットはないです。
患者さん側としては強い思いを持ち、自分の店に責任を持っている人に診てもらうに越したことがないのです。
だから沢山、先生がいるところも除外。

そして、年月。
僕がみた感じでは過去の職業が整備士や商社の営業マンや販売員みたいな人が多いです。
過去の職業はなんでもいいのですが、せめて、医療関係でないと勝手な想像ですが、就職したけどダメだったから何か手に職がつく仕事→専門学校行って鍼灸。みたいに見えます。

それと、僕も漢方では、あるお店で実地で漢方修行しましたので、自分的な感覚では東洋医学や病気の治療って、学校から学べるものではないと思うのですね。
だから病院は治せないんじゃないかと思っているくらいです。

だから、どこかの師匠についたとか、独自の勉強会などで活動しているなどを選ぶ基準にいれました。

まだ漢方相談を8年しかやっていない僕がいうのもなんですが、ソコソコは長くやっているというのも重要だと思います。2年やそこらだと件数の多い鍼灸なんかは3年目に潰れてそうですから。

そして最後に「身体を治しましょう!」ではなく「小顔」とか「ダイエット」とかこういう一般受けしそうなキワモノっぽいところは除外しました。

これ、漢方薬局でもそうですが、ダイエットとか、シミやシワの美肌とか、やってるところは十中八九、病気の事や漢方の事を知りません。
サプリのメーカーから貰った資料を丸おぼえして、口八丁、手八丁で説明しているだけです。
これは、業界的に過去に痛いほどみてきたので、おそらくこの法則は鍼灸や整体にもあてはまるだろうと思ったので、これらをアピールしているところも除外。

今、漢方薬局で真剣に相談しているなら、その店がダイエットや美肌をやっていないかチェックしたほうがいいですよ。もし、やってたら・・・残念なところだと思います。

そんな基準を設けて、探していったら「ありました!」
条件を満たす整体院が。

そこのホームページで気に入ったのは「良い治療院の見分け方」が書いてあったこと。
オーッ!ノーッ!先にココにたどり着いていれば、その条件で他のホームページを見て行けば早かったのですが、最後に見つけたところだったので、随分、いろいろなホームページを分析して時間を無駄にしました。

しかして、自分で勝手に考えた条件でそれにあてはまるところに行くことにしました。
その結果はまた後日にでも。
今、治療中なので、今後よかったら、このブログで紹介しますね。


posted by 華陀 at 18:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 漢方日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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