2015年02月20日

混乱したネット情報をうまく使う方法

似たような内容の記事を過去にも書いていたと思いますが、いろいろな方から似たような質問がきますので、記事でお答えしたいと思います。

質問は「ネットには漢方薬に関するいろいろな情報がたくさんありすぎて、どれが本物でどれが偽物かがわからないです。どれが正しいのですか?」という感じの質問です。

ネットで得た情報が正しいかどうかという悩みは実は漢方には限ったことではありません。

どの分野でもこれはあてはまります。

パソコンやインターネットなどのIT業界に詳しくない方は、その情報がそれっぽく書いてあれば、いい情報を得たと感じます。

どんな人でもどんな分野の情報も得ることができるので、非常に便利です。

しかし、ネットの情報が正しいとは限りません。

なぜなら「ネットでは嘘を書いてはいけない」というルールはありません。

それどころか下記のようなあえて嘘を楽しんでいくというサイトも多数あります。

虚構新聞社

虚構新聞社のサイトに関しては”虚構”ってタイトルがついているにも関わらず「このサイトはウソをついている!」と怒っていた人もいます。

ネット情報を使いこなすのって難しいですよね。

こういうのもあります。
アンサイクロペディア

嘘を書いていない元のはコッチ
Wikipedia
ただし、お遊びにしていない真面目なウィキペディアでも、専門的な分野の記事になると専門家から言わせると嘘だらけだそうです。

特に医療系は信用できない記事が多いとのこと。

アメリカの医療チームなどが警告しています。
ウィキペディアを信じるべからず。病気や健康に関する記載の9割が虚偽情報だと判明

あれだけ広く周知されている西洋医学ですら、ネットではこの有様です。

もっともっとマニアックな漢方の情報に至っては想像するまでもありません。

ネットは便利ですが、そもそも本物かどうかは、最後は自分で判断しないといけないのです。

そして自分で判断するということは、自分もその分野の専門家でないと不可能ですね。

でも、それだったら、そもそもネット情報は使えません。

では、専門家でないけど、専門分野の情報が正しいかどうかを判断するにはどうするのか?

まずはネットにはどんな種類の情報があるのかをみてみましょう。

企業や店の宣伝のサイトの情報。

要するに金儲け。

当たり前ですが、自分たちにとって、都合のいいことを書きます。

でも、いいことばっかり並べたら、信憑性がなくなるので、ちょっと自分に不利なことも混ぜます。

企業の場合は、この辺りは心理学的に計算しつくされていますので巧妙です。

News系の情報
いろいろなNewsの情報です。

これもNewsを発行している会社の信用性によって情報の信憑性は変わります。

日経新聞はデマにならないように編集に気をつけてNewsを発行していると思いますが、他の聞いたこともないNewsサイトは山のようにあります。

信憑性は・・・

個人ブログ系

これは2つのタイプにわかれます。

1つはアフィリエイトというブログ内に宣伝を貼って、そこ経由で商品を買ってもらったらブログの書いた人に手数料が入るというもの。

まー金儲けのためのブログですね。

とにかく調べている人が言って欲しそうなことを書いたり、商品やサービスのいいことを書いて購入に結びつけようとします。

また、本当に役立つ記事を書いて、良い商品を購入してもらおうとしているまじめなタイプもあります。

前者のブログは、商品やサービスの良いことばかり(ちょっと悪いこと)を書いていて、後者はお金のかからない役立つ方法論などを書いています。

2つめは、自分が書きたいものを書いている。

プロの情報から素人の人まで様々です。

治療系の情報を探している人は、自分の境遇とよく似た人を探す傾向があるので、自分とよく似た境遇の人の体験記事を参考にすることが多いようですね。

体験記事は現実的なことがブログを通してわかるという利点がありますが、嘘の記事のつもりがなくても、素人が詳しく知らずに結果、嘘の情報の記事になっていたりすることがあります。

また、例えば「私は○○で治った!」と書いた人が実はその後すぐにひどくなって、そのままブログを更新しなければ「私は○○で治った!」という、そのまま良かったかのような時点の記事だけが残っていきます。

本人が見た時に「あっこれ、実はその後ひどい目にあったんだよね」となっていても更新しなければ「よかった」という記事だけが残ってるんです。

素人の方は、特にそんな状況になっても支障ありませんので、ほったらかしていてもいいわけです。

後のタイプはプロの方が書きたいものを書いている。

僕はこれにあてはまりますね。

店をやってるので、宣伝要素がゼロではないですが基本、世間では、おかしな漢方理論の方が一般的になっているので、それが我慢ならなくて書いています。

ネットの情報といっても、実はいろいろな種類の情報がありますね。

厳しい言い方かもしれませんが、調べている人の専門的な知識が乏しくなるほど、ネットの情報に騙される確率は高くなります。

僕のギターの先生が言ってましたが、

「海外のプロの曲の譜面って実は楽譜を結構間違えている。でもそれは自分の耳でおかしいなと思ったら自分が正しい音だと思うのにその時に直せばいい」っていうのと似ています。

そこでネット情報のウソホントはどう確かめればいいのか?

それは「出典」「ソース」と呼ばれるもの。

これを確かめる。

情報のソース。

それは情報を担保しているものです。

医学的な情報なら有名な大学病院の先生の情報だったり、病院の薬のことだったら厚生省などの公的な情報だったり。

そのサイトの情報は何を元にした情報なのか?

しっかりしたサイトなら出典元やソースが表示されています。

その情報は何に担保されているのか?

企業系や店のサイトなら実店舗があるのかどうか?

実店舗があるのとないのでは信用の度合いが変わります。

実店舗がなければ、いつでもサイトを消去して逃げることができますので、逃げることができない状況ほど、信用度は高まると思います。

ちなみにうちのお店はここ まごころ漢方

ページの投稿された日付も重要です。

特に個人サイトは、その記事はいつ書かれたものなのか?

ここから漢方関連のネット情報の見分け方を書こうと思ったのですが、すみません。

記事が思ったよりも長くなってしまったので、質問の答えになっていませんが、漢方のネット情報を選り分けるための前提としては必要ですので。

漢方のネット情報に関しては、また書きますね。

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【このブログの著者】
まごころ漢方薬店 国際中医師 松村直哉

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posted by 華陀 at 18:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 漢方日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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