2015年04月28日

病気を本当に治すため「漢方の根本治療」の本質を考えてみた。

「根本治療したい!」「完治したい!」と思って、病院に通っている人もいると思います。

でも、病院で根本治療しようと思っても意味ないのですよね。

そもそも、「根本治療って何なのか?」

自分が目指すゴールが具体的に何かを深く考えないと、「なんとなく根本治療したい!なんとなく!」では、ゴールに着いたかそうださえわかりません。

では、では、まずは根本治療って何なのかを考えてみましょう。

病気や症状に対して「治療」という捉え方は大きく2種類あると思います。

1つは西洋医学に代表される対症療法

ある特定の症状をパッ!と治す。

例えば急に起こった頭痛とか腹痛とか。

こういう症状は、病院の薬を使ってパッ!と治すのに適しています。

欠点は、薬を飲んでいる間だけ治り、薬の効果が切れたら、また元どおりの病気状態に戻ります。

「薬を飲んで治して」→「薬の効果が切れて症状が再発!」→「また薬を飲んで治して」→「エンドレス」となります。

急性で程度の軽い症状なら再発しませんが根本的な治療にはなりません。

慢性的な症状や病気の場合、病院の薬の対症療法では治りません。

ごくごくたまに、再発せずに、そのまま治ることはありますが、そのメカニズムは化学的にはわかっていません。

つまり、病院の薬は根本的に治らないことが科学的に保証されています。

長年のアトピーの人などが代表的ですね。

普段、皮膚トラブルが一切ない人がたまたま、何かの拍子に湿疹ができた場合、数回のステロイドの塗布で治ります。

再発もしません。

しかし、長い間アトピーが続いている慢性状態の人は「ステロイドを塗って治して」→「ステロイドの効果が切れて再発して・・・」コレを延々と繰り返します。

延々と繰り返している間に、いつまで経っても根治されていないので、他の身体の部分も悪くなってきます。

なぜ西洋医学の薬は慢性病を治せないかというと慢性病の本当の原因はその人の生活の中に必ずあり、その本来の原因には一切、触れないからです。

薬の成分1つ、2つで一時的に体内の働きを変えたところで治るわけがありません。

西洋医学の薬がパッ!と効くのは、その人独自の体質などを無視し、身体本来の働きを無視して強制的に効かせるからです。

逆にそういう効果だから慢性病が治せないのです。

人間本来の持っている自然治癒力は、そんな数時間で変われるようなものではないのですね。

だからパッ!と効かせようと思ったら人間本来の自然治癒力を無視する必要があるのです。

それが副作用となります。

もう一つの「治療」は東洋医学(漢方)に代表される根本治療

厳密には漢方も西洋医学のようにパッ!と対症療法的に治せますが、処方する先生の腕が相当高くないと効かせられないのと、病院の薬ほど、確実に効かせられません。

漢方治療の目的は主には慢性病に対する根本治療ですね。

漢方薬は病院の薬とは治し方が根本から違います。

西洋医学の薬は身体本来の働きを無視して、強制的に効かせますが、漢方薬はその人の体質のアンバランスを見つけ出し、そのアンバランスがバランスをとれるように調整します。

あくまで強制的な効果ではなく、その人の中の自然治癒力を利用しての治療。

例えばアトピーであれば体質によって、熱がこもりすぎているタイプの人、消化器が弱っているタイプの人など、人によって治療方法が変わります。

熱がこもって湿疹が出ている人は、熱を冷やす治療で消化器が弱っている人は、消化器の気を補い強めて調整し治します。

これを続けることによって、徐々に根本的に治っていきます。

根本治療で時間がかかるのは、大きな切り傷の自然治癒を観察すればわかりますね。

傷口に薬を塗ったところで2、3日はあまり変わりません。

少しずつカサブタができて何日もかけて少しずつ傷がふさがっていきます

体内だって同じで、そんな急には治らないのです。

慢性病の原因は急性病と違って、生活の中にあります。

だから漢方薬だけでなく、症状や病気の原因となっている生活も改善しないと根本的には治りません。

世の中に存在する治療方法はこの2つのどちらか。

他の方法もあるかもしれませんが医薬業界に18年いて、細胞顕微外科医に生理学、解剖学、薬理学を教えてもらい、自然治療の漢方も学んだ僕はこの2つの方法しか知りません。

でも、いろいろな方の相談をお受けしていると、中には身体を治すのに、この2つのどちらでもない世の中に存在しない方法があると思っている人がいます。

その幻の治療方法とは「パッ!とすぐに効いて、生活改善しなくても再発せず、強烈に効くくせに副作用がない!!

「病院の薬でなんとか凌いでいるが長期間飲みすぎていて副作用が怖いので漢方薬のような自然のもので身体に優しく治したい。でもすぐに効いてほしい!」

とか、

「ステロイドを塗り続けるのは怖いから身体に優しい漢方薬で根本から治したい。でも生活のリズムは仕事やらなんやらで変えれないし、すぐに効いて欲しい!」

こんな治り方があると思っている人。

こんな治療、この世にありえません。

「働かないけど大金持ちになりたい!」って言ってるのと同じです。

もちろん、僕はそんなイリュージョンはできませんので、事前にそんな考えであることがわかれば治療をお断りさせてもらっていることもあります。

こういう人達は、僕の知っている知識や経験で現時点で取れる方法は1つです。

「我慢して西洋医学の薬をダラダラ続ける」しかありません。

根本から治るのは、サッサと諦めたほうがいいです。

医学理論的に無理なんだから。

根本的に治るという本質的な真理は「病気にならない生活をおくる」ということです。

そして、うちでは現時点の治療もしますが、同時に体質に合わせて、病気にならない生活の方法や病気にならない考え方をアドバイスさせてもらっています。

だから、パッ!と治して欲しくて、生活も改善できない人は僕には絶対に治せません。

ちなみに漢方薬は、その人独自に合わせて選ぶものだから効果があるのであって、病院みたいに病名マニュアルだけみて、選んでいては、効果がありません。

また、漢方の根本治療とは、漢方薬を飲むことだけではなく、この記事でも書いているように生活の改善も含まれますので、あなた自身の生活改善方法をアドバイスしてくれない先生は、漢方治療をしているとはいえませんので、漢方薬を飲んでいるからといって、根本的に治るわけじゃありませんよ。

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【このブログの著者】
まごころ漢方薬店 国際中医師 松村直哉

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posted by 華陀 at 19:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 病気を治す方法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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