2015年06月05日

チョコレートでニキビは悪くなる!?

僕はテレビは見ませんが、この間、たまたま見かけたテレビ(なんで見たのかおぼえてない)で女医がドヤ顔でチョコレートとニキビの悪化は関係無いと言ってました。

うちでは、ニキビとかアトピーで悩んでいる人にはチョコレートは厳禁にしています。
というのも東洋医学的にはチョコレートは「昇」とう性質をもっていて気・血・水を体の上部へ押し上げる性質を持っています。

血などが「昇」の作用で上がると同時に熱などを運び、行き場を失った熱は湿疹の形となって現れます。またニキビ、アトピーなどの方は肝熱という状態の方が多く肝の臓に「昇」の作用が加わると血や気などがより上がりやすくなり湿疹をひどくします。

体質にもよりますが、漢方薬で治療する際も顔などにニキビや湿疹がある場合は、上焦(体上部)の「降」で血や熱を降ろすことによって湿疹を治めます。

その他、チョコレートは脂肪が多く、胃もたれや胸焼けを起こすので胃腸を痛めたりします。

まー西洋医学はなぜか、身体はバラバラに存在していると考えていますので「胃腸の調子がニキビやアトピーとどう関係あるんだ」と思うのでしょう。
視野の狭い考えって怖いですよね。逆に人間をバラバラにしたら死んじゃうのですけどね。

ニキビやアトピーの方にチョコレートがよくない理由というのは東洋医学に見ればこういったことがあるのですが、それよりも長年、ニキビやアトピーで悩んでいる方なら自覚があるんじゃないかと思います。
「チョコレートを食べればニキビやアトピーはひどくなる」と。

だから、テレビのドヤ顔の女医は、言葉が足りないと思うのです。
「西洋医学でチョコレートニとキビは関係無い」と言わないといけません。

僕は今回の自分の指の怪我で1つの病院の在り方を理解しました。

今までも物心ついてから「病院に治してもらった」という記憶がありません。
今回も指が40℃位にしか曲がらなくなって、その時に専門医から「これ、もう治らないです」って言われました。
患者が相談に来て「治らないです」っていって成り立つ医者ってうらやましい仕事だなと思いました。
だって「治らない」ってド素人でも言えますよね。それで荒稼ぎするのだから。

ちなみに手指の専門家に「治らない」と保証してもらった指の拘縮は、2週間経って80%は治ってきています。
病院やリハビリは関係ないですよ。病院は「見て」はくれましたが治療には何の役にも立ってません。鍼と漢方薬と整体で治してます。

僕なりにわかったことは、西洋医学と東洋医学はどちらも「医学」がついてて「治療」を目的としていますが「治療」に関しては全く考えが違うということです。

西洋医学が考える「治療」とは見た目、表面、その場が取り繕えたら「治療」が成功です。
だから、ニキビやアトピーの人の治療でステロイドを使うじゃないですか。
ステロイドは炎症を抑えるので、塗れば見た目に湿疹がなくなり、表面上治ったかのように見え、その場は「治った」ことになります。

残念なのは「その場」でしか効かないこと。
ステロイドの効果の時間が切れれば見事に元のアトピー状態です。
やり直しですよ。

でもこれが西洋医学の「治療」です。
だから、東洋医学の肝の臓の熱や胃腸に関係あるチョコレートなんて関係ないわけですよ。
全身で、どんな状態だろうが要は患部にステロイド塗ればいいだけだから。
だから、全国のどの皮膚科もバカのひとつ覚えのように治療はほぼステロイドのみです。

東洋医学が考える「治療」とは根治です。最終的には漢方薬すら頼らないでも治っている状態を目指します。
西洋医学とは逆に見た目をシャッと変えることができません。
かゆみがステロイドのようにすぐに止まるわけでもないので、その場だけを取り繕うことができません。

しかも漢方の場合は漢方薬だけで治るとは考えていません。
漢方では自分の体質に沿って治るように生活方法を変えていくことも「治療」です。
だから、チョコレートなんかも控えていかないといけないのです。
東洋医学は人間の身体は全てつながっていると考えますので。

「エッでも病院でも漢方薬を処方しているじゃないですか?」

残念ながら、ほとんどの病院は漢方の「治療」の概念を理解せずに漢方薬を処方しています。
要は得意の表面的且つその場を取り繕うような西洋医学バリバリのマニュアル思考で漢方薬を処方しています。要するに新薬がたまたま漢方薬だったというだけで、東洋医学に則った「治療」ではありません。

病院が嫌いなので、ディスってるように聞こえるかもしれませんが、要は世間は西洋医学と東洋医学の違いに対する理解が違うのかもしれないということです。

西洋医学と東洋医学はどちらが上でも下でもなく、西洋医学はとりあえず、その場をしのいだり取り繕う治療です。
だから、緊急手術が必要だとか、とりあえず症状を抑えないと危ないという時に役立つ治療です。
逆に慢性病は治せないし、病院に通って治すようなところじゃありません。

東洋医学は逆に緊急手術が必要な状態の人を1ヶ月じっくり漢方薬で様子をみてみましょう。なんてやってたらダメです。西洋医学で初期の緊急状態を抜け出したら、そこからは、じっくりと体質をみて元通りになるように治していくのです。

ドヤ顔の女医の話は西洋医学側での話であって「医学」全体的な話ではありません。
東洋医学ではチョコレートを食べないほうがいいのは、常識レベルです。

一般的に2つの医学の認識や使い方が間違っているように思います。
ただ、1つだけ問題があります。
それは東洋医学に関しては本当に東洋医学の「治療」の概念を理解して「治療」できる人が、ほぼいないのです。
だから、2つの医学を選ぶたって、なかなか出会うことがないと思います。

大体は、西洋医学のその場をしのぐ発想で漢方薬をマニュアル処方していますので。


posted by 華陀 at 18:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 漢方ってなんだろう? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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