2017年01月13日

ネットの闇。Web検索の上位表示はアテにならない!?

ちょっと調べもので堺の漢方専門の店のことをネットで検索をしていて、変なサイトを見つけました。
http://www.o-kinikanpou.com/

一般の人が見れば「良くあるオススメランキングサイトじゃないか」と思うかもしれないですが、僕は、自分でWebサイトを製作したりもするので、内部構造などをよく知っているので、あることが気になりました。

1つは右側の「大阪版おすすめの漢方薬局」の下にある「コンテンツ一覧」その下に「トップページ」のリンクがあり、その下にある「【大阪編】真心の漢方薬局15選」というテキスト。

普通は「【大阪編】おすすめの漢方薬局15選」でいいと思うのです。
タイトルの「厳選の漢方薬局ガイド」を使うとか、単純に「おすすめの漢方薬局」とかでいいのに、なぜか「真心」という言葉が入ってます。

うちは「まごころ漢方」なので、店の名前を考えた時もそうですが、普通、「まごころ」を表現するときって、「真心」とは書きません。
なんか仏壇とかイメージしてしまいそうです。

しかも、あまり、こういう場合に使わないし、明らかにそぐわない。
それで、最初は、うちのファンが勝手に作ってくれたのかな・・・なんてお気楽なこと考えましたが、それだと、うちが3位以内に入っていないのがおかしい。
1位は漢方の葵堂薬局となっています。

でも、大阪の15選の中にはうちが入っています。

なんかおかしいと思い、漢方家から完全にWeb製作者の目に切り替えて、このサイトを分析していくと、1位葵堂漢方薬局となっていますが、そもそも、何によって1位に選ばれたのかがわかりません。

一般の人の投票か、他の何か?かとサイトをくまなく調べても、何で1位に選ばれたかもわからないし、一般の患者さんが投票しようとしても、どういった機関が、このサイトを作ったかも書いてないし、電話、メールなどの連絡先がないので連絡のしようがない。
つくりっぱなしの出入り口がないサイトなんです。

おまけに「【大阪編】真心の漢方薬局15選」と書いてあるのに、京都も東京もないのです。
うーん、調べれば調べるほど、うちのことも宣伝してくれてはいますが、うさん臭い・・・

そして、違うことで、ちょっと調べものをしていて、他のサイトを見つけたことによって、このサイトのカラクリがわかりました。

違うサイトというのはこちら。
http://xn--ickk0b6382czzwa.com/index.html

ここも先ほどのサイトと同じで、どれだけの種類の牡蠣肉エキス商材から選んだランキングなのか、誰に投票してもらったのか?全く不明。
6位に至っては、なんの基準で6位なのか意味不明。
こちらも一見、連絡先があるようにしていますが、外部のメールサービスを利用していて、やはり誰が責任者なのかわからなくしてあります。

こういうサイトって、Web業界では、いわゆるLPとか衛星サイトとよばれるもので、Webサイトって、他のWebサイトから自分のサイトにリンクを貼ってもらう数が多いほど上位に表示されやすいという法則があるのです。

本来は、「他のサイトの持ち主から良い評価されているからリンクを貼ってくれるので、そのサイトは良いサイトのはず」ということで検索で上位に表示する。という考えなのですが、それを「悪用」して自作自演するわけです。ステマの一種ですね。
自分たちで作って、自分のメインのサイトにリンクを貼るわけですね。

なぜ、そんなに詳しいかって?
なぜなら、恥ずかしながら、僕も昔に宣伝のために、この手法を業者さんに頼んで悪用したことがあるから。

でも、当時は、悪用のつもりはなかったのです(言い訳)。こういったサイトって大概が漢方薬局の先生ではなくWeb業者さんに製作を丸投げするのですが、Web業者さんは、医療や漢方のことなんか、良く分からないから、うちのサイトや他の漢方薬局のサイトから説明などをパクってきて製作、量産します。
だから、医療のド素人で「治す」ということに対してポリシーもクソもない人が部外者が、つくるので、非常に粗悪な紹介サイトが出来上がるのです。

ちなみにこういうのに類似した記事の作り方に関する問題が最近、社会問題にもなりました。
http://www.huffingtonpost.jp/2016/12/08/welq-kuchiki-seiichiro_n_13510758.html
これも医療の専門家でない人間にお金を使って記事を作らせた結果、起こった問題です。

うちは「とにかく検索上位に上がって、薬がモノとして売れさえすればいい」という商売だけでやっているわけではないので、この手のサイトを作るのは一切、やめました。

今回の大阪の漢方薬局を紹介するサイトの場合、誰がつくったのでしょう?
目立っている人かな?はたまた、ウチ以外のここに掲載されている薬局が連合して作ったのでしょうか?

なぜか、うちだけのリンクがうちのメインのサイトでなく、ブログサイトだったり、なぜ、真心の漢方薬局15選という「真心」という言葉を使ったのかの謎は解けましたが、ここでは長くなるので割愛します。

もし、このサイトから、うちのリンクが外れたら、僕の予想は的中ということになります。
リンクから外された場合は、その謎解きの答えを記事にしたいと思います。
どうなるか、皆さん見ていてください。

未だに検索上位にあるのが「優良なお店」と思う人なんて、まさか、いないと思いますが、もはや、検索サイトは、こういう悪用がシステム化、ビジネス化していますので、治療のような重要なことを調べる場合は、むしろ、SNSやその薬局のサイトではなく、ブログ記事をしっかりと読み込んで、嘘かどうかを考えたほうがいいかもしれません。
ブログ記事もウェルクのように丸パクリはできますが、複数の記事を読んでいけば整合性が合わなかったり、矛盾点が見えてきます。

また、サイトを精査する際には、どこの誰がやっているのか?を真っ先に調べてください。
「このサイトの管理者」「どこの店、会社」「どんな立場の人」などをまず探してください。
それと「電話」「メール』「住所」の連絡先。これがないと、店や会社はテキストだけで騙せます。
なぜ、真っ先に調べないといけないかというと、ネット上では匿名のサイトは無責任になんでもやりたい放題なので、「どこの誰か」がわからない場合、匿名になるほど内容の信頼性が落ちます。

とりあえず、最近の検索ランクについては、何のアテにもならないし、有害で末期だなと感じます。


posted by 華陀 at 18:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 漢方日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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