2018年01月14日

良い鍼灸院の見つけ方 その2

前回に良い鍼灸院の見つけ方 を書きましたが、僕は鍼灸師ではありません。
では、なぜ、良い鍼灸院の選び方などと偉そうなことを書いたのか?

うちの患者さんにちゃんとした鍼灸院のことを聞かれたので書いたのですが、なぜ、上から目線で書いたのか?
今回はその理由を話してみたいと思います。

うちの周りにはたくさん鍼灸院があります。
僕自身は必要性を感じていなかったので、実際の鍼灸治療というのがどんなものかあまり興味がありませんでした。

ちなみに僕は鍼灸治療はやっていませんが、理論的なことはある程度、知ってます。

昔から時々、患者さんから「良い鍼灸院を知りませんか?」と聞かれていたのですが、僕もよくわからない。

そこで、うちの嫁さんとうちの母に近所の鍼灸院に何件か行ってもらいました。
その時は何がいいとかわからないので、とにかく近くのところを片っ端から行ってもらったら、どこも鍼灸治療ではなくマッサージ屋さんみたいな感じなのです。

漢方も鍼灸も元は別々でする治療ではなく、どちらも同じ東洋医学の治療です。
どちらも「証」という病的な体質を診断し、その「証」を調整する治療をするのですが、保険適応の漢方の病院と同じように近所の鍼灸では特に体質を診断しないで、患者さんが訴える場所に鍼を打ったり、マッサージしたりとワンコインマッサージと何が違うんだろ?的なところばっかりでした。

漢方業界も病的体質である「証」を判断できるまともな漢方医は数%しかいないので、鍼灸治療もまともに治療できる人はいないんだろうなと、そこからしばらく鍼灸のことには触れなくなりました。

転機があったのは、僕がスケートボードで事故って人差し指が動かなくなった時。
自分自身の勉強も兼ねて6つの病院に紹介状なしで立て続けに行ったのですが、どこの病院の診断も曖昧。

事前に友人の外科医に相談にのってもらい、とにかく拘縮といって、筋肉が固まって指が曲がらなくなるから、それに気をつけてと教えられいたので、自分的にはそれを踏まえて病院の治療を受けましたが、どの病院も、とにかく固定しときゃ治るみたいな感じ。

それ以前に骨折なのか?捻挫なのか?剥離骨折なのか?それすら決められない感じです。
6つの病院の診断は、みんなバラバラなんです。

時間が経てば経つほどひどくなるのですが、どこも治るまでのロードマップがなく、診察をみていると病院に来たなりで診てるだけ。

友人の外科医以外は、拘縮のことを事前に考えている医者はいませんでした。
案の定、拘縮し人差し指が60度も曲がらない感じ。
この時に思ったのは要は医者は、その時なりに診察?っぽいことをするだけでダメだったらダメで「残念でしたね」で終了なんですよ。

それが実体験でよくわかりました
幸い?医者自身が「絶対治せない!」と自信を持って言ってくれたので、病院に行く必要はなくなりました。

しかし困った・・・その時に知り合いに鍼灸師がいるのを思い出しました。
昔から鍼灸師とは知っていましたが、鍼灸師にまともな先生なんていないと思っていたので、全く気がつかなかったのですが、現金なもので、冷静に漢方薬だけで治るはずがないことがわかっていたので、藁をもすがる思いで、聞いてみたら「あっさり鍼灸で治りますよ」と。

「嘘やん!」と思いながらお願いしました。
そこから半年後位には指は元通り、曲がる様になりました。

詳しくは 捻挫や骨折の治療の役に立たない病院

この時に、その先生と一緒に研究しながら治療したので、その先生にいろいろと鍼灸業界のことを聞く機会がありました。

この先生、鍼灸学校のOBとしても鍼灸学校の先生と通じていたり、横のつながりが広くいろいろな鍼灸師を知っています。

それまで、嫁さんや患者さんに聞いていた鍼灸院では病的体質である「証」なんて診断しているところはなかったのに、その先生は「証」も理解されていました。

僕が治った後、うちの患者さんを紹介していましたが、その時は、僕は「証」を伝えていましたが、それを理解し、その漢方の「証」を踏まえて鍼灸の「証」を診断して治療してくれていました。

その先生から鍼灸業界のことをいろいろと詳しく聞きました。

・鍼灸業界でも病名鍼と言って、マニュアル的な治療が一般的なこと。
・その先生自身は「証」を診断できる先生に会ったことがないこと。
・鍼灸学校では体質を分析すること「証」を診断することは学ばないこと。
・鍼灸の専門書にはどの本にも「証」を分析する方法が書かれていなくて、用語解説やマニュアル的な治療方法ばかりが書いてあること。

つまり、漢方薬の業界と同じ問題で最も基本的で重要な体質を分析し診断することがされないことが当たり前だったのです。

体質を分析しないことがおかしいということすら気づいていないレベルらしいです。
自分で体質を分析して治療方針を組み立てていくという東洋医学独特の方法がとられていないのです。

どこも受け売りっぽいマニュアルで決まった治療方法をするだけ。
そんなことがいろいろとわかりました。

結局、その先生の受け売りじゃん!って思われるかもしれないですが、何よりの証拠はその先生が病院で絶対に治らないと宣言された怪我を治してくれたことです。

ついでにいうと、ある鍼灸学校併設の病院にも行き、そこの院長にも診てもらいましたが、問診での時点で人の話すら理解できない感じで、自分の思い込みだけで話し、治療以前の状態でした。

そんなわけで医者に治らないと言われた自分自身の怪我を鍼灸で治してもらいながら、鍼灸院の裏側を聞き、その先生と一緒に勉強もしたので、鍼灸院の選び方が、いろいろとわかったということですね。

東洋医学、本来の治療方法である「証」を診て、「証」に合わせた治療方法ができる鍼灸の先生はいつでもご連絡ください。
患者さんから良い鍼灸院はないですか?と聞かれたらご紹介します。


ご相談ご希望の方はこちらの「漢方相談する」に現在の状態を入力し送信してください。
お問い合わせはこちらまで。


posted by 華陀 at 15:25| Comment(0) | 病気を治す方法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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