2005年10月10日

肝臓がんの考え方 その1

漢方相談でも肝臓がんの方は結構こられます。

肝臓がんには大きく2つの種類があり、肝細胞自体がガン化する原発性がんと
他の部分にできたガン、例えば肺がんなどから肝臓に転移してくる転移性の肝
がんがあります。

一般的にいわれる肝臓ガンとは、原発性の肝がんの事でこれも2つの種類にわ
かれ、肝細胞自体のがんと肝臓の中の胆管細胞にできる胆管細胞がんにわかれ
ます。

もっとも多いのは肝細胞字体がガン化している肝臓がんです。

原因となるのは7割が肝硬変で肝硬変の原因はB型、C型の肝炎ウィルスのキャリ
アが多くこれは肝炎ウィルスが肝細胞を破壊し、またそれを修復し、ウィルス
が破壊しと繰り返している間に遺伝子に異常が起こり、がん細胞が生まれるこ
とが考えられます。

残り3割は慢性肝炎のある方、慢性肝炎になっている原因は日本酒換算で1日3
合以上を10年以上飲まれている方です。

初期には全く症状がありません。
まだガン化していなくて慢性肝炎や肝硬変の時に
●身体がだるい
●疲れやすい
●食欲がない
などがみられます。

状態が進んでくると
●お腹の右上あたりの痛みや背中の痛み
●発熱
●黄疸
などが出てきます。

肝臓は沈黙の臓器とも言われ状態が悪くなっても症状として表になかなか出てき
ません。
検査をしていくことが早期に発見できる手段だと思います。

肝硬変だとわかっている方は、定期的(年3回位)に検査を受けるがよいと思い
ます。

その他の方は、血液検査やエコー検査(超音波検査)、CT検査を行い、更に詳し
い検査が必要であればMRI検査、をされると早期発見につながります。

肝臓がんが発見された場合の西洋医学的治療法は、

手術でガンを取り除く(肝硬変が進み肝機能が弱い方には行えません。)

ガンが3cm以内で3個以内の場合、肝臓にアルコールを直接注入し、がん細胞を
殺します。(アルコールは細胞の水分を奪うのでガンとその周辺の細胞は死んで
しまいます。)PEIT治療と呼ばれています。

ガンが大きく数が多くても行える治療がTAE治療
ガンは動脈から自分に必要な栄養をとっています。それに対してガン以外の肝細
胞は門脈から栄養をとっています。そこでガンに栄養を送っている動脈をあえて
詰まらせてガンに栄養がいかないようにします。

入院は1週間位でGOTやGPTが高い場合(300以上)や腫瘍が門脈まで広がっている
場合はこの治療は難しくなります。

この他、抗がん剤での治療、重粒子治療法がとられます。

漢方的考え方は肝臓がんの考え方 その2でお話してます。


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posted by 華陀 at 13:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 病気を治す方法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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