自分んで選んだ漢方薬って効くの? その2 はコチラ
話が、めっちゃそれてますが、何を話したいのかと言いますと、どちらも、その漢方の源流にある考え方に則って、お薬を使うべきだということです。

では、本題の自分で選んだ漢方薬って効くの?
「そういえば、テーマそうだったね」って言わないでね。

効きます。というか効くこともあります。適当に選んでも
「だったら自分で勝手に飲めばいいじゃん」と思ったでしょ

ところが、そう簡単じゃないんですね。
なぜ、簡単じゃないかは、ここまで読んでいただいた方は、もうご存知です。
例えば、不妊症の候補になる漢方薬でだいたい、約40種類位あります。
そのなかで「その漢方薬が合うとされる適応症状」のなかで、月経不順があてはまる漢方薬が7種類ほど、「おーだいぶ絞られてきましたね。」
だいたいの方は、漢方薬の箱の裏の「適応症状」月経不順とあった場合、後に書いてある症状は、自分で勝手に「当ってる!当ってる!」と占いみたいに、自分に当てはまっていると思い込んでしまいます。

多分、7種類を全部を並べると、ぜ〜んぶ自分にあってると思うので2,3時間お店から出れません。
「あの人、漢方薬の箱の裏みて、う〜ってうなってるよ。」と噂されます。

とは言え、今の7種類の候補処方から、適当に選んでも1/7の確立で当ることもあるのです。
(まー簡単に言えば、サイコロ振って、1回で ”1”出す感じですかね。)

でも問題はここから
大体、1ヶ月でスパッと治る人ならいいのですが、病能によっては、何ヶ月か、かかる人もいます。
処方があってるかどうかは、慢性病の方でも早くて2週間目くらいから、わかりますが、これが、あってるサインかどうか見極めるのに、東洋医学の理論が必要になってきます。

漢方薬があっていなければ、いくつかの症状が、よくなっても、残りの症状は、全然かわらないといった事態になるのです。

さーこうなったら、7種類全部ためしてみます?
すぐにやめちゃったら、どれもわからなくなるので1つ最低1ヶ月ためしても合計7ヶ月かかります。
おまけに、実は良いサインが出ていて、それを3ヶ月ほど続ければ、よくなっていく漢方薬を1ヶ月でやめてしまっていたら、7種類飲むことが延々と続きます。
まッその前に「漢方、効かないじゃん」ってやめるでしょうけど・・・

僕が、漢方の大家に教えられたのは、漢方薬を占いみたいにあてるのではなくて、



ということで、答えは、西洋医学の病院で処方してもらうにしろ、自分で選ぶにしろ、東洋医学的理論に則って自分の体質と漢方薬を把握しておかないとあわなかったら、どうしようもないということです。
これからは、自分で選ぶ場合は、本屋さんにいって、漢方薬の本と漢方理論の本を最低1冊ずつは買って、それを全部、読んで、せめて基礎理論を理解してから選びましょう。

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【このブログの著者】
まごころ漢方薬店 国際中医師 松村直哉
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いや、副作用もあるのでしょうが、いつも経験薬なので私にとっては副作用が無いとおもって服用できるので安心しています。
そんなわけで、自分なりの漢方薬が探せてきました。掛かりつけ医のアドバイスに従って自分のお薬を探すのが一番ですよね。
体質にあっていれば副作用の心配もないですし。
中島さんのおっしゃられる『自分のお薬』が一番です。