股が痛いということで、自分で漢方を飲んでいたけど、よくならないとのこと。
女性なので、『ひょっとすると何か大きな問題も考えられるので、病院で一度、検査をされては?』と提案したのですが、年頃の女の子、それは絶対嫌だ!ということで漢方でなんとかしてほしいみたい。
昨日まで自分で選んで飲んでいた漢方薬は、それ、普通は小さな女の子は飲まんやろーと思った処方でした。
ネットかなんか見たのでしょうね。
症状は、階段を下りるときに片足にかけて痛みが響く、排尿に問題はない。位で、その他は大体、健康で問題ないということです。
うちで通常、書いてもらっている問診を渡しても、子供だと意味ないなと思って、書いてもらいませんでした。
それで、舌をみると身体の中に熱があ流感じ。
そして、症状が出始めてからの気候の変化。
ピーンときました。これは、下焦熱が湿熱に変化した。
ということで下焦の熱を鎮める漢方薬を3日だけ渡しました。
これで、なんとも変わらなければ、病院に行ってくださいともう一度、念を押しました。それでも「行かないっ!」って言ってましたけど・・・
それから、3日後、お母さんと娘さんが来られました。
『あーよくならなかったから、どこの病院に行ったらいいのか聞きに来たのかな?』と思ったのですが・・・
『先生、痛みがなくなったので、明日のプールに入っていいですか?』
だって。
一応、今週のプールは控えてほしいことを伝えました。
湿熱にはよくないのでね。
もともと漢方の威力は理解しているつもりでしたが、改めて、体質にあったときの効果はすごいなと思いました。
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【このブログの著者】
まごころ漢方薬店 国際中医師 松村直哉
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