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大人のにきびを漢方で治す!! その1 はコチラ
大人のにきびを漢方で治す!! その2 はコチラ
大人のにきびを漢方で治す!! その3 はコチラ
相談者は、25歳で中肉中背よりやや細い感じ、運動神経がよさそうでスタイルも整っています。
頬の横あたりからアゴあたりまで顔の周囲に沿ってブツブツニキビがあります。にきびは、あかいのやら紫黒くなっているのやらでややかゆみもあります。
ちなみに大人のニキビは漢方で尋常性ざ瘡といいます。
漢方治療は状態を聞いて薬を選ぶだけではありません


いろいろなお話をすると以外なことが原因になっていることもあります。
それが漢方治療の重要なヒントになることがよくあります。
症状は手足の冷えと胃の痛み、夕方になってくるとのぼせやすくなる。
長く寝ないと疲れがとれないような気がする。
生理前になると非常にイライラしやすく、生理中は胸が張ったようになり痛みがあるそうです。
問診表に記入してもらった時点ではあまり悪い生活ではなく症状もそんなにない、ということだったのですが、いろいろ質問していくと出るわ出るわ

一番興味深かったのは、「にきびの数が増えたりかゆみが増すのはどんな時ですか」 という質問に対して「会議があるとき」とのこと
そこでピンときました。
大人のニキビの場合、漢方的には、おおまかに女性ホルモンのタイプと血の滞りのタイプそれとストレスが影響するタイプがあります。
今回の場合はストレスが特に”肝の臓”に負担をかけているタイプ。
そこで”肝の臓”を調整する漢方薬と
言いたいことが言えずに気がとどこおってしまうため、その”気滞”を晴らして飛ばしてしまう漢方薬をお出ししました。
ただもう1つおおきな症状がありました。
それは胃痛

これもじっくりといろいろ話を聞いているとどうやら犯人はチョコレート
甘いものの摂りすぎで消化器がやられていたのです。
(なぜ甘いものの摂りすぎで消化器がやられるのか!それは今度お話しますね。)
なんでもかんでも漢方薬を出せばいいってものではないので胃痛はチョコレートを食べるのを1週間に2日位にしていく約束をしました。
すると今までどんなことをやって少しよくなってまた悪くなってをかれこれ6ヶ月位繰り返していたらしいのですが、2週間をすぎたあたりからにきびの数が少なくなっていきました。
それとともに胸の張りがなくなり、足の冷えがなくなりました。
ただ手の冷えと胃痛はまだあり、こちらのほうは、もう少しかかりそうです。
それから漢方薬を飲みだして2ヶ月、新たなニキビはできなくなって、ニキビ後もだんだんとなくなってきています。
以前は肌が乾燥気味でしたが今は、ツヤっぽさが出てきています。
もうしばらく漢方薬を飲んでいるとニキビ後も消えて以前より潤いのある肌になりました。
手の冷えもなくなり生理痛もほとんど感じなくなったようです。

ただ胃痛はもう少しかかりそうです。
キレイな肌になってよかったよかった


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