昨日、カンブリア宮殿でツムラ漢方のことがやってました。
漢方は、世間では、いろいろと誤解されているので、てっきり、そんな誤解を解いてくれる番組かと思いきや、ツムラのただの宣伝じゃない?
お医者さんにツムラの漢方を使ってもらうのに、社長が営業に対して、「はじめはすぐに効く頓服の漢方を医者に使ってもらえば扱ってくれる」
「その攻撃を2回繰り返すんだー」
てな感じで、治療の事より、「どうやってツムラは儲けてきたか」みたいな話になってたような印象です。
番組の中で『お医者さんは、漢方には、エビデンス(科学的根拠)がないから、扱いづらいのでさける傾向があり、ツムラ漢方を扱ってもらうのに苦労した』なんて話がでてましたが、そもそも、いまだに漢方のエビデンスなんて、的外れなことを言ってる医者がいるのにあきれました。
だいたい、そのエビデンスがしっかりしてる新薬で効いてない人がいるのに、エビデンスを気にしてること自体、笑えます。
僕自身も新薬で説明された効果をしっかりと感じたこと自体少ないです・・・
効果をあらわすのに勝手に平均値で効果を計測するというルールをつくっといて、「あなたがこの薬が効かないのはおかしい」みたいな態度をとられたという話をうちの患者さんからよく聞きます。
効かなかったら、効かない人がおかしいみたいな理論は変ですね。
普通なら効かない人がいるという事実が発覚したんだから、その原因を追及して、その薬は臨床を最初からやり直さないと。(莫大な費用が、かかるから絶対できなでしょうが・・・)
漢方薬は”使う”ものではなく”選ぶ”ものです。
新薬は、製薬会社が決定したあらかじめ決まった効果があります。
これは、服用する人によって変わることはありません。
誰が飲んでも同じ効果があるである。というものです。
なので、新薬は、体質など人にあわせて選ぶのではなく、病名を決定して、あらかじめ決まっている効果にしたがって、”使う”のです。
漢方は、”漢方薬=体質” 「足の冷えがあって疲れると耳鳴りがして・・・」
という人には、桂枝茯苓丸があっている。
または、「足の冷えがあって疲れると耳鳴りがして・・・」
という人はすなわち桂枝茯苓丸である。
という感じで、患者さんの体質を分析して、その体質をしめしている漢方薬を数百種類から”選ぶ”のです。
冷えてるから○○の漢方薬!!
痛みがあるから○○の漢方薬!!
この病気なら○○の漢方薬!!
なんて、症状や病名が一緒なら誰でも一緒のお薬になるような新薬とは、わけが違います。(こんな単純に処方できたら楽なんですが・・・)
桂枝茯苓丸にどんな効果やエビデンスがあるのか関係ありません。
桂枝茯苓丸を飲まれる方の体質が、その漢方薬とあっているかどうかです。
ちなみに根拠でいうなら、漢方薬は2千年の経験。新薬は200年の経験です。
ツムラも昨日でてた医者も、東洋医学に対して、とんでもない勘違いをしているなーと思いました。
いつになったら、漢方の誤解は解けるんだろう・・・

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思います。私は漢方の知識はないですが、先生のおっしゃることは理解できます。新薬や病院の先生の言うことのほうが納得いかないことが多いです。漢方がなぜこんなに誤解されてしまうのか、私も不思議でなりません。
医学に限らず、話に納得いかないのは、、話している本人がわかっていないケースが多いです。
いわゆる”うけうり”ですね。
(ひょっとして製薬会社のうけうり!?)
ほんと、本格的な漢方はいつ日の目をみるのでしょう・・・
おっしゃるとおり、ツムラがどうやって再建してきたかを紹介した番組だったわけです。
漢方とは、という内容でも別番組があればいいんですけどね。
そうだったんですね。
なんかやたら、どうやって『漢方という商品』をドクターに扱わせたか的な話が多かったので。
会社だから、儲けないとないといけないのでしょうが、漢方は、健康保険や治療が関わっていて、100%営利の分野ではないと思うので、もう少しオブラートに包んでほしかったです。