胃腸の調子が悪いと食欲がなくなります。
また体力がなくなりすぎても食欲はなくなります。
漢方では食欲がなくなってくると病気のステージが一段階進んだと考えます。
風邪の初期は、熱が出てもまだ食欲があり、この初期の時期を太陽病とよ
びます。
この時期には、この時期にあう漢方薬があり、有名な葛根湯などがこの時期に
用いる薬としてあてはまります。
このとき食欲がなくなってくると病気のステージは、太陽病から少陽病という
ステージにすすんだ(更に悪くなった)と考えます。
この時期には残念ながら葛根湯を飲んでも効きません。
少陽病といわれるステージにはこの時期にあう漢方薬があります。
この病気のステージの進み具合をみていく1つの指標として”食欲”があるの
です。
また食欲からは、その方が実証とよばれるタイプなのか。
虚証とよばれるタイプなのか。を判断することもできます。
たくさん食べることができたり、下痢をすることがほとんどなかったり、食い
だめができる方は実証タイプだといえます。
反対に1回の食事でたくさん食べることができなかったり、よく下痢になったり、吐き気がしたり、食べて少したつとお腹がすいてくる方は虚証タイプだといえます。
実証と虚証はそれぞれ身体にあう漢方薬の種類も異なってきますので食欲を1つの指標にして判断します。
ちなみに食事をしたあとすぐに眠気に襲われたり、だるくなる方は消化器がよ
わっている証拠
当然、漢方薬をあわせる場合、消化器を強める生薬をいれることが必要です。
ついでに漢方では、食欲はあるがいざ食べようとすると食べることができないのともともと食欲がないタイプはわけて考えます。
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