2006年05月15日

漢方の考え方【気・血・水】の【気】

漢方医学は西洋医学とは違う独特の考え方があります。
その中でもは漢方医学の根本となる考え方です。

今回はその中でも、もっとも重要でちょっと捉えにくい気のお話

気は、私達日本人には実はなじみ深い考え方いい気分(温泉)

例えば、「気が短い」「気まぐれ」「気力がわかない」「気がふさぐ」などなど
昔から気という言葉で精神的、肉体的な状態を実によくあらわしています。

眼鏡気は目にみえないのでなんとなく胡散臭い感じがしますが、なんとなく身体の中では重要な役割をしてそうな感じがあります。

中医学では、気はれっきとした物質として捉えています。
気には独特の性質があり、消耗して減ってしまったり、減ってしまった気を補
充したりすることができます。
いわゆる周りの人たちに”気を使い”すぎると身体もグッタリですよね。
使いすぎて減ってしまった気は、補気(気を補充する)してくれる食べ物によ
って補充することができます。


ちなみに補気の代表的生薬は人参です。
また気は身体の上部に昇ったり、降りたりする性質をもっています。

健康であれば気は身体の経絡を巡り身体の各臓器の機能が正常に働くようにします。

気は、血液の流れをよくすることにも一役かっています。
免疫力なども気が関わっています。

気の状態に問題が起きると病気が表れます。
気の問題にはいくつかのパターンがあります。
1つは巡りが悪くなるパターン
 上半身にとどまったり、胸のあたりにとどまったりします。
2つめは気が少なくなりすぎるパターン
 各臓器の気が少なくなり、その臓器の働きが悪くなります。
 消化器なら消化が悪くなったり、心臓なら動悸がします。

ひらめき治療する場合は、気の巡りが悪くなっているのか。
気が足りていないのか。体質を分析しそれに対応した、気を回すお薬や気を補
うお薬を用います。


気の問題1つとっても体質のみきわめが重要なんですね。

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posted by 華陀 at 22:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 漢方ってなんだろう? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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