影響の性質としては、寒熱・昇降・収散・潤燥があります。
その1とその2で寒熱・昇降・収散のおはなしをしました。
今回は、潤燥のおはなしです。
潤とは、その字の通り、潤す性質があることを示します。
身体の60%は水分といわれていますので潤すことは、とても重要です。
潤の性質をもっている食べ物は粘膜や血管、肌などを潤し乾燥を防ぎます。
東洋医学的には陰を養うといいます。
潤の性質をもっている食べ物によって潤されるとのどの渇きや乾燥によって、
かゆくなることが改善されます。
ですが水分が身体にとっていくら重要だからといって潤の食べ物もとりすぎは
バランスを崩すことになります。
潤の食べ物を摂り過ぎると水分が多くなりすぎて身体に余分な水分がたまって浮腫みなどを引き起こすことにつながります。
燥の性質をもっている食べ物は潤とは反対に身体の中の余分な水分を排泄する働きがあります。
むくみや胃に余分な水がたまったりするのを燥の性質のものを摂ることで改善
されます。
燥の性質は摂り過ぎると目が乾いたり、肌が荒れたり、かゆくなったり、喉がやたらと乾いたりするのでバランスを考えて摂らないといけません。
食べものにも寒熱・昇降・収散・潤燥の性質があるので好き嫌いをすると知らないうちに偏った性質の食べ物を摂ることになるので好き嫌いは身体の調子を崩す原因にもなります。
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