2006年06月19日

甘草(かんぞう)は喉の痛みに使います!  

甘草は、漢方処方をつくる場合に必須といっても過言ではないくらいに必要な
生薬です。
なぜ必須なのかといいますと強い働きの生薬を中和したり、また働きをより高めたりするのです。

さしづめ優秀なサポーターといった感じですね。

この生薬だけでつくった風邪のときに飲むドリンクもあります。

いろんな生薬のサポートだけが甘草の働きではありません。
急性の息苦しさや胸苦しさを防いでくれます。

ただ甘草の場合、虚弱体質の方には薬性が強すぎる場合があるので、甘草を炙って使うと虚弱な方にも安心して使えます。わーい(嬉しい顔)

生薬のおもしろいところは、炙ったり調理することで働きがまったく変わると
ころです。これを漢方医学では修治と呼びます。

甘草には、解毒の力があります。
解毒できる対象はかなりひろく、どうもアレルギー反応を阻止する力があるよ
うです。

甘草には、去痰や喉の痛みを鎮める働きもあります。
次項有喉が腫れて痛むときは、甘草の煎液でうがいをすると痛みが和らぎます。

また痔のカントンや脱腸、脱肛に甘草の温かい煎液で蒸しながら押し込むと痛みもとれて出ているものも納まることもあります。自然薬の力には驚かされますね。
ひらめき

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posted by 華陀 at 21:30| Comment(2) | TrackBack(0) | 漢方薬の中味について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
華陀さん こんにちは
甘草の働きってすごいんですね。
名前は良く聞くけど・・・なるほど!!
ところで 甘草ってドラッグストアでも手に入りますか?
Posted by おさたん at 2006年06月21日 11:49
ブログ読んでいただいてありがとうございます。
甘草は、漢方薬を構成する際には、なくてはならないものです!

でも実は食品の添加物としてよく入ってます・・・

ドラッグストアでは多分、甘草だけのものは手に入らないと思います。
ちなみに他の生薬が入っているものだとココに書いてある効果とはガラッと変わってきます。
またチョコチョコ読みにきてください。
Posted by 華陀 at 2006年06月21日 21:20
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