柴胡自体の役割は
@急性の発熱に対して使用します。
柴胡は主に朝方は平熱で夕方にかけて熱が高くなる往来寒熱に用います。
熱の中でもウィルスやバクテリアなどの影響による発熱には弱く、ストレス
やアレルギーからくる熱に特によいです。
A肝機能のアンバランスを調整します。
B胸協苦満を楽にする。
胸協苦満とは肋骨弓下の下がつかえている感じで押さえられると苦しい状態
のことをいいます。
以上の3つの役割があります。
柴胡は鎌倉の三島で育てられるものが最高級品です。
質のよい柴胡と悪い柴胡では、柴胡の成分であるサポニンの量が全然違います。
柴胡は三島柴胡以外に南柴胡と呼ばれるものもありますがこちらは品質はあま
り良くないようです。
身体の状態によって柴胡を使ってはいけないときがあります。
@陰病(太陰病、少陰病、厥陰病)のときには使ってはいけません。
A胃がアトニーの状態のときには使ってはいけません。
B肝臓機能のアンバランスに使いますが肝機能が亢進しすぎて炎症や胆汁の分泌
過多を起こしているときは使ってはいけません。
柴胡を使った漢方薬には・・・
小柴胡湯・柴胡桂枝乾姜湯・四逆散などがあります。
漢方相談受付中
掌蹠膿庖症や乾癬、関節炎など病院のお薬を飲んでもなかなかよくならない方あなたに1番あった漢方薬をお探しします!相談は無料ですよ。
人気ブログランキングに参加しています。クリック頂けると励みになります。m(__)m
↓
品質の見分け方などあったら教えてください。見た目で分かるのでしょうか?
見た目では良品を選別するのは難しいかもしれません。
柴胡はサポニンという成分が主成分なので、サポニンが多いと良品になると思います。
外からサポニンの質をみきわめるのは難しいと思いますが・・・
使ってみた感覚でしょうか。