2012年02月17日

病名や症状を元に漢方薬を選ぶ方法では効果がない理由

自分にあった漢方薬ってどうやって選べばいいのでしょう。

一般的に漢方薬を選ぶ際には、3つの方法があります。

@病名を診断して漢方薬を選ぶ。

A症状を当てはめて漢方薬を選ぶ。

B化学的に分析された漢方薬の効果から選ぶ。

ちなみに漢方薬は、どんな選び方で選ぼうが、飲んで治った場合、結果的に体質にあっていたと後から判断するものです。

「事前に合っているかどうか」などの概念はありません。

これは、世界最高峰の漢方の腕をもっていても同じ条件です。

要は飲んだ後に治って初めて合っていたとわかるので、飲む前から、どの漢方薬が正しいとか間違えているとかはありません。

漢方は東洋医学という理論からなりたっているので、東洋医学的に考えれば、@とBは、完全に間違った考えで漢方薬を選んでいますね。

@の病名で選ぶ漢方薬って風邪に葛根湯とか、花粉症に小青竜湯といった、その人の体質なんか何の関係もない選び方ですね。

東洋医学に基づいた漢方は体質にあわせて、お薬を選びますが、こういう選び方だったら自分で勝手に漢方の本をみて選んでも、それほど変わらないですね。

Bは、補中益気湯が免疫を上げるとかといった、ある漢方薬に特定の化学的効果があるといった考え方。

サプリメント的なノリですね。

言うまでもなく@と一緒で東洋医学では、化学的な効果は関係ないです。

これも@と同様、漢方の理論を無視し、いつもの病院の薬を単に「漢方薬」置き換えただけ。

ではAは、漢方らしい漢方薬の選び方でしょうか。

確かに漢方薬は、病名ではなく、表に出ている症状をお聞きして、漢方薬を選びますが、症状だけだと似通った漢方薬はいくらでもあります。

例えば、月経痛や頭痛があるといった人に使う漢方薬は、おおまかにみても桂枝茯苓丸、当帰芍薬散、加味逍遙散、桃核承気湯、キュウ帰調血飲などなど、(まだまだありますが)

これらはみんな同じような症状の方に合います。

じゃあ、「そのうちのどれを飲んでもいいのか?」

もちろん、そんなわけありません。

それぞれ、性質の違うお薬ばかりです。

では、ここから自分にあった漢方薬を探そうと思ったら・・・

症状をお聞きして、それを当てはめて考えるのではなくて、症状を元に漢方的診断をするのです。

この「症状分析→体質の診断」を医者も漢方薬局も誰もやってない!

素人丸出しの「症状→漢方薬」と直結で選んでいます。

その頭痛は「熱」の影響か「冷え」の影響か?

月経は、「血の巡り」の影響か?「気の巡り」の影響か?

いろいろな要素を症状と照らし合わせながら、どれくらいのレベルの漢方薬が飲めるかを考えながら選びます。

これが、体質にあわせるということなんですね。

症状で漢方薬が選べるのだったら、誰だってできるし、それで治るのだったら、みんな漢方薬でアッサリ治っているはずです。

だって、自分の症状なんて見誤らないのだから。

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【このブログの著者】
まごころ漢方薬店 国際中医師 松村直哉

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posted by 華陀 at 18:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 病気を治す方法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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