(ほしのあき「30万円」で詐欺サイト広告塔 http://bit.ly/SWnlzW)
先日、運営者が逮捕されたペニーオークションサイトでほしのあきが落札していない商品を落札したかのように自身のブログに書き込み、私もめっちゃお得だったので、あなたもどうぞってやってたのが、落札は実はウソで30万円のギャラを貰ってブログに書き込んでいました。
こういうのをネットではステマっています。
ステルスマーケティングの意味です。
ステルスマーケティングって何かっていいますと、
宣伝なのに宣伝じゃないみたいに何気なく宣伝すること。
「私が使ったので、みんなも使いなよ!」って奴です。
でも本人はお金貰って自分のブログに書いてるだけで、実は使ってもいません。
だから、いいのかどうかも知りません。
宣伝って、どれも少なからず、芸能人が絡んでいるので、
「何が問題なの?」って思われるかもしれませんが、
宣伝じゃないようにしていることが問題なんですね。
要するに本来、お金を貰って宣伝するはずの芸能人がお金を貰わないでブログに書くってことは、本当にいいものなんじゃないか!って思わせるのが目的です。
これ、今回のペニーオークションだけでなく、
サプリメントなんか当たり前のようにやってます。
「私もこれを飲んで元気になりました!」
でも、ちょっと冷静に考えてみましょう。
サプリメントは身体が元気になりたくて飲みます。
化粧品や服だったら、憧れの芸能人がすすめていたら、真似して買いたくなる気持ちはわかりますが、宣伝している芸能人が、「何かの病気なのか」「元気じゃないのか」がわからないのに、その人が飲んでるからって、そのサプリメントを欲しがってもしょうがないですね。
おそらく、本人も宣伝する前に少しは飲んだかもしれませんが、
自分が探して良いと思ったからブログに書いたんじゃなくて、サプリメントの会社からお金を貰ったから飲んだのです。
だから芸能人のブログだったら、本当の感想じゃなく、まず「宣伝してるわ〜」と思って間違いないと思いますよ。
後、似たようなので、楽天ショップにあるお客さんの声。
これも全部が全部とは言いませんが、ほぼ嘘で塗固められています。
実際、いくらか払ったらお客さんのフリして書き込むことを仕事にしている人もいます。
うちもそfんな人に頼もうと思ったら、頼めます。
化粧品やサプリメントに限らず、漢方をしているお店のサイトに書かれている症例もどこまでが本当かわかりません。
ネットは嘘を書き放題ですから。
また、Webサイトをつくる会社なんかに頼むと、僕らのように治療をやっていたら、
かならず「良くなった例をドンドン入れてください」「ちょっと大袈裟なほうがいいですよ」ってアドバイスされます。「うちはめっちゃ妊娠しますよ」「うちはめっちゃ治りますよ」って思わせるのは簡単なんです。
「だったら、何を信じればいいの?」
そう、ネットでは何も信じられないのです。
でも、そこは嘘の情報。
注意深く見ていけばサイトや文が全体的にチャラい感じだったり、芸能人がやたら出てたり、「雑誌に載りました」がどうとかこうとかの露出率がやたら高かったり、と華やかな宣伝なところほど、実力や商品力が下がっていくと考えても差し支えありません。
(だって実力ないから宣伝しないと売れないから)
商品力や実力がないとこほど、まず目につくのがお客さまの体験談です。
これを前面に出しています。
騙そうとしている人ばっかりじゃないですが、
「何万人の方に支持されています」「これだけのお客さんに喜ばれました」が先頭にきてたら、
「う〜ん、ここどうなんだ」って疑ったほうがいいです。
こだわりのある職人気質の人がやってる店や良い商品は、自分や商品に自信があるので、
まずは自分の考え方や商品の効果的な使い方などが、これでもかって書かれています。
その割合を読み解いて、ご自身の感覚で判断してみてください。
サイトを見ながら、電話して質問しまくるのも嘘を見破るのに効果的です。
サイトの書いてあることと食い違います。
質問に対してもしどろもどろになります。
なんとなく「??」ってなったら、そこはアウト。
ネットではステマは当たり前ですよ。
お気をつけあれ。