2013年04月04日

花粉症を「実際」に治すサプリメント

今年の花粉症は、いつものスギやヒノキでなく、黄砂やPM2.5なども一緒になってきているので、ひどい状態になっている人が多いですね。

この季節になるといつも聞かれるのが、
甜茶は花粉症に効きますか?
乳酸菌は効きますか?

という質問。

ネットなんか見ても、花粉症対策でいろいろなサプリメントが出ています。

僕は、サプリメントや漢方などに携わって14年以上経ちますが、1つ言えることは、サプリメントの類いで花粉症が治ったという話を聞いた事がないです。

甜茶、酵素、乳酸菌、青汁などなど、もっといろいろあると思います。
毎年、いろいろなものをためしている方もいらっしゃいます。

サプリメントの宣伝文句をみれば、花粉症がピタリと治まるとか書いてあります。
他にも体験者の実際の声など、「おーこれだったら、治りそうじゃん」ってやつが一杯あるのですが、実際に「●●で治ったよ」という人には会ったことがありません。

絶対に誰も治らないということはないんでしょうが、良くなった人って「絶望的」に少ないんだと思います。

当然ですが「実際に治りました」って効くのは、病院の薬。

でも、これは、飲んだら止まるけど、効果が切れたら、そのまんま復活ってやつです。
体質からは変わりませんが、病院の薬で治まる程度であれば、短期間の人には問題ないようです。

手前味噌ですが、漢方薬でも治っています。
でも、ちょっと不思議なのは、去年、効いていた漢方薬が今年の花粉症には、通用しませんでした。

で、処方を変えてみたら、またピタッと治ったみたいです。
毎年の花粉症タイプに相性のいい漢方薬がある感じですね。
毎年、微妙に変わるのが厄介ですね。

漢方薬の場合、体質や毎年の花粉症パターンに合えばピタッと治りますが、合わなかったら1mmも効いてないですね。

だから、病院がやってるような漢方薬で花粉症なら「とりあえず全員に小青龍湯、出しときゃいいわ」ってのは、ダメな時はダメです。
その病院が体質別に漢方薬を合わせてなければ全滅で効かないですね。

花粉症は漢方からみても厄介です。

漢方は体質を総合的に分析して合わせていきます。
ほんとにひどい人は、元の体質が深く関わっているので、身体全体の調整を漢方薬で治療していると治ってくるのですが、体質によっては、元の体質とそれほど深く関わっていない場合もあるのです。

元の体質の表面に花粉症的な体質が一時ある感じでしょうか。

この場合、治していこうとする期間の間に症状が終わっちゃったりします。
そうなると、短期間なら新薬でもよかったんじゃなかろうかと思ったりします。

もちろん、全員、深い部分では元の体質が関わっているのは間違いないですが、
それを本当に正そうと思ったら、それ相応の時間やお金がかかるので、難しいところですね。

短期間で治す場合は、年ごとにいくつか処方を合わせてみる必要がありそうです。

うちでも乳酸菌やら、なんやらと「花粉症にいいよ」って商品を販売はできるのですが、自分が長年、業界をみてきた経験上、漢方でも合わせるのが難しいのに、効く確率が極端に低いサプリを勧めてもなぁ〜と思っています。

ただ、時間をかければ花粉症状が出るアレルギー体質は漢方薬で変わりますよ。

後、甘いものと油物も控えたほうがいいですね。
アレルギー反応をより強くするようです。

特に缶コーヒーはよくない方もいらっしゃいます。

それにしても、早く過ぎ去ってほしいものですね。

posted by 華陀 at 18:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 東洋医学について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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