病院の治療で疑問を感じていない人は、この記事は役に立たないかもしれませんが、病院って「本当に治してくれ射るのか?」って心の片隅にでも疑問がある人は、興味ある記事かもしれません。
病院と患者さんの「治る」という感覚の間にはとーっても深い溝があります。
「治る」という意味のとり方が双方で全然違うのですね。
皆さんが「治りたい」と思っている状態は、しばらく治療したら、薬や治療を止めても、元の何も症状や病気がなかった状態に戻る状態のことをイメージしていると思います。
いわゆる「根本的に治る」という状態ですね。
ところが、病院というか、西洋医学の治療の考え方は実は、皆さんが考えているのとは全く違います。
病院で治療している方法の大半は対症療法とよばれるものです。
薬の情報などをネットで見てもらったら、よく読むと「このお薬は対症療法のお薬です。病気を根本的に治すものではありません」と書いてあります。
だから、薬を飲むとその薬の効果で症状がなくなる。
しかし、薬の効果の時間が切れると、症状は復活し、もとの状態に戻ります。
アトピーの人は特にこの対症療法を体験していますね。
ステロイドを塗ったらすごく肌がキレイになり、次の日には、また同じ湿疹が出ている。
塗っている間は「よくなってる」って感じますが、結局、完全にやめたら元に戻るか、よりひどくなるのですね。
患者さんは、最終的には、治療のために飲んでいた薬をやめれば元の健康な状態に戻ることを目指して治療をします。
病院は、薬を飲めば、症状が出ない状態を「治った」としています。
また、手術やホルモン治療など、治療の方法によっては、当初の悩みの症状は治ったけど、将来の新たな火種になる原因をつくったり、新たな症状が薬のせいで出現する可能性もあります。
「本当の意味で元の身体に戻りたい」という患者さん「薬飲んでたら元に戻った(感じ)でしょ」っていう医者。
ここに、おーーーーきな、ふかーーーーいっ、
みぞなんです!
僕は、ここで病院や医者に対して1つの疑問があります。
なぜ、対症療法とちゃんと書いてある薬を使い続けたら根本的に治ると思っているのか?
症状が初期段階で、すぐさま対症療法の薬でフォローしてあげれば、身体の負担が少なく尚かつ強い作用の薬に助けられ、ひどくなる前に修復。
結果的によくなり、薬をやめても良い状態を保てていける。
というのはなんとなくわかるのですが、
対症療法の薬を2週間とか長期飲んでも、あいかわらず、飲んだら良くなって、やめたら
元に戻るのに、なんで、その状態を続けたら、やがて、薬をやめても治る。根本治療につながると考えるのか、そのメカニズムや根拠がわかりません。
西洋医学のプロからしたら、そんなメカニズムも知らないの?
って言われるかもしれませんが、ご存知の方がいらっしゃったら教えてもらいたいです。
それとも、薬は飲み続けないといけない。ステロイドは塗り続けないといけないと思っていて、
「どれくらいで薬を全部やめても治ってるように治療しようか・・・」
なんて「考えていない!」なんてことなんでしょうか。
病気は、感染症や遺伝的なものを除いて、何かしら自分の生活を取り巻く環境などと関係があります。
すごく寒い冬。不規則な睡眠。バランスの悪い食生活。耐えがたいストレス。
漢方では、こういうものを外因とよび、元々の体質を内因などとよびます。
これらが重なって病気を発祥すると考えるので、漢方では、ただ「薬を飲んでもらえばいい」とはなりません。
患者さんの体質、漢方薬、環境。
この3つのバランスがうまくとれた時に、将来的には漢方薬を飲まなくてもいい身体になるのですね。
だから、仕事の事や、ストレス状況、食事、生活ペースなどを詳しく聞かずに薬だけで治療しようとする病院は本当に不思議です。
まー、もし「薬飲み続けてれば、治りますから」って考えてるなら、その人のいろんな事を聞いてアドバイスする必要ないですが・・・。
漢方の治療は、漢方薬を処方することではありません。
体質を分析し、分析した体質を元に漢方薬と環境をどう変えて対応していくか(体質に合わせた食事など)のバランスをとりながら治していく治療です。
だから、根本治療とよばれるのですね。
漢方薬自体が根本治療の効果ではありません。
漢方の医学理論が根本治療なのです。
漢方で治療している方は、体質、漢方薬、生活養生の3つのバランスを意識しましょう。
2013年04月16日
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