2013年04月23日

漢方薬ではどんな病気を治せるのか?

どんな病気の治療を専門にやっておられますか?
って質問がよくあります。

あえて言うなら専門は、不妊症、アトピー、にきび、リウマチ、後縦靭帯骨化症とお答えしていますが、これらの症候や病気以外は、専門外だからよくわからないというものではありません。

西洋医学は、身体を機械の部品のようにみていくものなので、身体の場所や病態の種類によって専門の「科」が分けられています。

眼科や耳鼻咽喉科、消化器科、泌尿器科、外科などです。

西洋医学は、悪くなった部分だけをみて、そこだけを治療します。
だから、眼科で胃の調子が悪い事を訴えたら、内科か消化器科へ行ってくれと、つっぱねれれます。

皆さん、漢方というと、よくわからないので、医学で元々知っている西洋医学のイメージをあてはめようとしてしまうので、漢方もいろいろな専門の「科」があるんじゃないかと考えてしまい「先生の店は何の治療が専門ですか?」って質問になるようです。

漢方には専門の「科」というものは存在しません。

それは、西洋医学とは違う、東洋医学の性質からくるものです。

漢方では、西洋医学で診断するような病名は存在しません。
漢方であるのは「現在どんな状態(体質)か?」というもの。

漢方は、常に全身の状態をみて、基本的には1つの処方を決定します。
西洋医学は、対症療法といって、痛かったり、気持ち悪かったりする部分、そのものを治そうと働きかけますが、漢方はそうではありません。

例えば、アトピーであれば、病院では、アトピーのある部分、首の湿疹であったり、腕の湿疹であったり、その湿疹、そのものをステロイドで治そうとします。

しかし、漢方の治療は、そうではありません。
湿疹の原因は体質によって、変わります。

胃や腸などの消化器が問題だったり、全身の血の巡りの問題だったり、熱の巡りが問題だったり・・・他にも体質によっていろいろなパターンがありますが、漢方の場合は、西洋医学のような、アトピーだったら、どんな体質の人であろうと、皮膚の炎症を抑える。という1つの治療ではありません。

また、直接、症状を抑えたりするものではなく、全身の調整をしながら、治していくものなので、他の病気も同じ体質のものなら、一緒に治っていきます。

なので、うちでは、よく不妊症の治療をやっている間にアトピーが治ったり、花粉症が治ったり、ニキビの治療をやっていると月経周期が整いPMSがなくなったりします。

こういった他の病気や症状が治るのは、漢方薬だったら「オマケ」で治してくれるというわけではありません。

全身のバランスが整えられるからメインの症状や病気が治るのですね。
逆に言えば、治療の過程で他の病気も治らないとメインの症状や病気が治らないのです。

全身の調整ができずに西洋医学のように1つだけの症状や病気だけに対応している漢方は、いわゆる、偽物系のナンチャって漢方で東洋医学に基づいた漢方ではありません。

身体の原点的な要素を整える。
東洋医学理論の気・血・水や陰陽・虚実・寒熱・燥湿、五臓六腑など。
これらのアンバランスを判断し、全体的に整える方法を考えます。

これらの身体の健康を形作る要素は、みんな同じ。
病気が変わっても漢方では、この原点的な要素をみていくという方法は変わりません。

ですから、本格的に漢方をやっているのであれば、特に何が専門ということはないです。
元の身体の要素を整えれば、枝である病気は治っていくのです。
これが根本治療と言われるゆえんですね。

外科的な手術が必要な治療でない限りは、どんな病気でも専門になるはずです。

僕は、一応、専門は不妊症、アトピー、にきび、リウマチ、後縦靭帯骨化症とお答えしていますが、これは、たまたま家族や自分自身の治療に関わったのが、これらの病気だったというだけで、治療自体はどんな病気や症状でもやってます。

病院の先生が、自分や家族がかかった病気しか専門にやってはいけないというルールがないように、治療自体は、どの病気の治療でもやっております。

また、その病気の基礎医学やその病気で使用したりする薬理学などの基礎理論は理解していますし、病気ごとに持つ特有の体質なども考慮しています。

お店での治療は、不妊症やアトピーの人だけではありません。

不眠、うつ、高血圧、心臓弁膜症、フレグモーネス、痔など、いろいろな人が相談に来られています。

また、西洋医学の病名は漢方とは直接関係ないので、病院でよくわからなかった病気でも対応できます。

なぜなら、病名は参考にするだけで、漢方としての治療自体は、東洋医学の理論にのっとって、体質を整える治療をしますので。

体質が判断できれば、病院で原因不明で治療はよくわからないと言われていても、漢方では、治療方法を見つけることができるのですね。

宣伝するつもりではないですが、外科的な手術が必須でなければ、どんな病気や症状にでも対応できるのが漢方ですね。

posted by 華陀 at 18:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 東洋医学について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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