2013年08月28日

どんな病院で治療するのが自分にとって最適か?

西洋医学と東洋医学は、全然、違うものです。

医学という文字が同じなだけで、治療の根本的な考え方。
薬の考え方など、なにもかもが別物です。

そんな、全く別ものの医学も病院では、一緒のように考えているところが多いです。

どういうことかというと、西洋医学の診断で処方薬を新薬ではなく、漢方薬で処方する。
そんなデタラメな漢方処方が横行しています。

また、漢方だけでなく、西洋医学の治療を受けるに当たっても知っておかなければいけないこともあると思います。

うちに相談に来る患者さんによくあるのですが、結構、大変な病気や症状で、何件も何件も病院を変えて通っている患者さんがいらっしゃいます。

これ、実はいくら通う病院を変えてもあまり効果的でないことがあります。

西洋医学は、治療のガイドラインが決まっています。
病気を調べるための検査。
検査から診断。
診断からの投薬。

現在は、このガイドラインがほぼマニュアル化されています。
僕はうちの家族や僕が西洋医学の病院にどうしてもかからないといけない場合は「今日の治療指針」というWebサービスの会員になっているので、その医療マニュアルを徹底的に調べて、どんな検査をして、どんな診断をして、どんな投薬をするのかを頭に叩き込んでからいきます。

そんなマニュアルが誰でも勉強できる時代。
便利になりましたねぇ〜

多分、これを書くと「治療は経験だ!マニュアルは所詮、マニュアルでしかない!」なんて言い出しそうですが、残念ながら、少なくとも僕の近くの病院は全部、マニュアル通りか、ヘタすると古いマニュアル通りな感じです。

病院で診断される前から何を処方するかわかるのです。

何が言いたいかというと、西洋医学の場合は、ある程度、ガイドラインに沿って治療するようになっている医学なんです。

個人の治療方針よりもグローバルなガイドラインを優先しないといけない性質をもっているのです。
薬の効果や副作用はあらかじめ製薬会社が決めていますから。

だから、ある病院で治療がうまくいかないからといって、次の病院に変えても、大筋の検査方法や診断方法、処方する薬は変わらないのです。

よくあるパターンは前の病院の治療結果を聞いて、その時になかった新たな薬を埋めていくパターン。

要するに薬の種類が増えていくか、前の病院で出ていた薬よりも強いのだすだけ。
結局、薬がどんどん増えて、ややこしくなるだけ!ということもあります。

だから、西洋医学で病院を変える場合は、よっぽど、自分の病気に対して、それ専門だけでやってるか、病院業界の中でも変わった治療や考え方で浮いている(業界人じゃないと情報がとりずらいかもしれませんが)くらいの病院でないと、そこらの家の近くの病院だと対して、治療方法は変わりません。
ガイドラインが一緒ですからね。

せいぜい、扱っている薬のメーカーの名前が変わるくらいです。(名前が違うだけ)
自分の自宅周辺という狭い範囲での検証ですが、内科、婦人科、皮膚科、眼科、整形外科はどこもほぼ治療方法が一緒でした。

だから、西洋医学の病院で次の病院を紹介してもらう場合は、ちゃんと専門で研究をしているところかどうかを確認したほうがいいです。
でないと、ただ単に難儀な患者だから「投げる」ってこともあるかもしれません。

一方、漢方の場合もどこにいっても治療方法は一緒か?というと漢方の場合は、全然違います。

ただし、東洋医学的な問診をとらず体質判断もしないで処方するようなマニュアル処方の病院や薬局などは別です。
これらは、さっきの西洋医学の病院と同じで、どこにいってもマニュアルで処方しているだけなので、どこに行っても治療は同じです。

違うのは、ちゃんと東洋医学的な問診をして体質を判断してから漢方薬を処方しているところ。
こういったところは、治療の考え方によって、いろいろ変わります。

極端に言えば別の医学くらい変わります。

ちゃんと東洋医学的に治療している先生は、みんな独特の漢方に対する考え方をもっています。だから、先生によって処方する漢方薬や、それをどれくらい飲めばよいのかなどがバラバラなんです。
そして漢方医学理論では、それが正しい方法!

さっきのマニュアルで処方するデタラメ漢方は別として、本来の漢方は、マニュアルに沿って、処方するわけではないので、その先生の東洋医学に対する考え方や知識、経験によって変わってくるのですね。

だから、漢方の場合は、自分がなんか合わないとか、納得がいかない場合は、病院やお店を変えていったほうがいいかもしれません。



posted by 華陀 at 19:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 漢方ってなんだろう? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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