2014年01月14日

病院の間違った使い方

今日の記事の内容は僕の考えの方がレアだと思われるかもしれません。

ただ見る方向性を変えて、地球単位や大自然からみればごく当たり前なことかもしれません。

何の事かっていうと僕は、「一般的に西洋医学の利用の方法」を間違っているんじゃないかと思っています。

西洋医学は元々の発祥は感染症や外科的な治療から始まっています。

細菌やウィルスなどの感染症は、人々の間で一気に広がり死に至らしめます。

こういったものに対して西洋医学はすばらしい能力を発揮します。

ブドウ球菌を駆逐するペニシリンは西洋医学の中でも画期的な発見だと思います。

また外科手術の技術も、すばらしいものがあります。

現在の医学レベルでは切断された手足でさえ元に戻ることがあります。

また骨折したり、切れたりしてしまったものを治療できるのは外科的な手術だけです。

飲み薬だけで複雑に骨折した骨を元に戻したり、酷い切り傷は戻りません。

そして西洋医学の能力が発揮できるのは急激に変化していく急性病です。

心臓発作などの処置は西洋医学でないと助けられません。

産科なども産科の医療が充実することによって、死産などは爆発的に減っています。

出産は母子ともにリスクの高いことだったけど、今では安全な出産が確立されました。

しかし、これだけすごい医学でも問題があります。

それは慢性病に対して。

先程のような検査すればわかるようなウィルスや細菌。

事故などの外傷など明らかな原因のものは得意分野だと思うのですが、西洋医学は慢性病に関しては実際に治せていません。

治せていないどころか、場合によっては、余計に悪くしているかもしれません。

もちろん、西洋医学はエビデンスがしっかりとしているので、理論上はいろいろな病気に対して「これこれ、こういう原因があって、これこれこういう成分の薬で治療します」と一見、完璧に分析され対処されているように見えますが、実際の現場をみてみると、本来は急性の処置に対応する対症療法の薬をダラダラと処方していたり、検査をして、明らかな異常が出なかったら「お手上げ!」など、なんとも頼りない状況です。

そもそも、病院が、慢性病の治療に対して処方している治療薬は西洋医学が本来、得意な急性的な対処をするものばかりです。

それを何ヶ月も続けたからといって、長年の病気が治ることはありません。

急性病は何か大きなきっかけやハッキリとして原因があります。

風邪や膀胱炎などは原因にウィルスや細菌があることがわかっているので、その原因である細菌を殺す薬を使用すれば治療できます。(残念ながらウィルスを殺す薬はありません)

ところが、慢性病はジワジワなんとなく体調が悪くなっていって、ある日、限界がきて、病院で調べて見たらアトピーやら関節症やらと慢性的な病気になっています。

急性病は原因がわかりますが、慢性病はよく考えたら、かなり昔からジワジワと体調が悪くなっていたことなどが多いので、はっきりした原因なんてわかりません。

と言うか、原因が1つではない。

また西洋医学で根本的に治療できるのは細菌を殺す薬くらいで、後は現在の症状に一時的に対処するだけです。

つまり、症状を抑えるだけ。

薬が切れたらまた同じ症状が出てきます。

再発させるために薬を飲むようなものです。

ただし症状の起こり始めに何日か薬を使えば、再発しないこともあります。

しかし、これまた、なぜ、一時的に対処するだけで、再発しないのか、西洋医学的なメカニズムはわかっていません。

メカニズムとしてわかっていることは、薬の成分が一定の時間だけ効いて症状を抑えるということだけ。

そして慢性病は特別な病気でない限り、原因は1つではありません。

その原因は、生活習慣や生活環境とも結びついています。

だから飲む薬の成分だけでなんとかしようと思っても治せるわけがないのです。

漢方薬は急性病にも慢性病にも使えます。

食あたりや冷えなどの急性の下痢や急性の頭痛なんて漢方薬でも1包、2包で治ります。

ただし、漢方薬には大きな問題があります。

漢方薬は、「体質に合わせないと効かない」のです。

慢性病の治療は漢方の得意とするところ。

また漢方薬は食べ物に近い自然のものなので、長い間飲んでも安心です。

身体の機能を薬の成分で無理矢理に変えるのではなく、現在の体質を見極めてその人独自の自然治癒力を発揮させて症状をなくしていきます。

西洋医学と東洋医学、どちらの利点も生かして治療するのであれば、まずは病院に行ってみる。

それで慢性病だろうが急性病だろうが、病院の薬は急性病の治療に対応するものなので、それを理解して1、2週間使ってみる。

病気によったら1ヶ月。

そしてやめてみる。

やめて元通りに再発したら、それは西洋医学で治すのは難しいと病気です。

やめて再発するということは飲み続けないといけないパターンかもしれません。

西洋医学の薬は対症療法なので、飲み続けても体質は変わっていきません。

そうなったら漢方薬を選ぶのも1つの方法ではないかと思います。

ちなみに漢方は急性病にも対応できるので、初めから病院に行かずに漢方薬をやってみるのも1つの方法かしれません。

僕は急性病でも漢方薬で治療しています。

この何年も病院には行ってません。

ただその場合は、検査だけはしたほうがいいかも。

ひょっとすると大病が隠れているケースもありますから。

漢方は化学検査はできませんので。

これからは、漢方の自然治療も1つの候補として考えていただけたら嬉しいですね。

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posted by 華陀 at 15:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 病気を治す方法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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