2014年06月03日

ジャンクフードと添加物の正体

結構、過激な記事を読みました。

ジャンクフードが原因で肥満になり、肥満が原因でたくさんの人が亡くなっているらしいです。

ジャンクフードのパッケージにも健康被害を明記すべき:WHOに届けられた訴え

そんな健康に害をなす食べ物は、かつてのタバコと同じようなものなのだから、ジャンクフードには健康被害があることと、特別に税金をかけるべきだという訴えがあったという記事。

食事をどう摂るかは、その人の自由なので食べ物の種類によって、税金をかけるのはいかがなものかと思いますが、確かに今のジャンクフードってタバコ位の害は余裕であると思います。

ちなみに僕はジャンクフードは食べません。

元々は大好きでした。

しかし、仕事から得た知識や嫁さんがスーパー系の食品業界で働いていたので、裏事情をたっぷりと知っていたので、それらも聞くと我慢したというよりも食べる気がなくなったという感じです。

こういったジャンクフードや安物チェーン系の外食やスーパーの話しになると問題になるのは、食材の質が悪いこともさることながら、添加物がよく問題になります。

添加物の話しになると「入ってるか?入っていないか?が神経質に取りだたさせるがが、気にする必要はない。それって放射脳じゃない!量の観点から見れば添加物の量なんて対したことがないのだから」なんて話しもありますが、僕はこんな時は漢方という仕事柄、単純に「自然」という原点から考えてみます。

当たり前の話しですが、自然にできたものに薬品や添加物は含まれていません。

「添加物が微量だから問題ない」とか「摂ったからといって病気になるわけではない」という以前に「添加物は、いるか?いらないか?って言ったらいらないでしょ」ってことです。

同じ食材で添加物入りの食材と添加物が一切含まれていない食材。

どっちも同じ値段だったらどっちを買うか?

これで添加物入りを買う人はアホですよ。

摂ったほうがいいか?摂らないほうがいいか?を考えたら摂らないほうがいいのです。

単純な話し。

アトピーやアレルギーなんて、本来、体に必要ないものを毎日、食べているからアレルギー反応が強くなるのです。

スーパーの安物食材もジャンクフードも同じですね。

ジャンク、フードですから、食べ物として壊れているのですよ。

つまり、自分から「食べ物じゃないよ!」って言ってる食べ物。

食べ物か、食べ物じゃないのかハッキリしろよと思いますが、食べ物じゃないから食べなきゃいいのです。

そもそも、ジャンクフードやスーパーの安物食材になんで添加物が必要なんでしょう?

「それを入れるとおいしくなるから?」

違います!

ただ単に儲けるため。

利益を上げるためです。

外食もスーパーも儲けの邪魔になるのは不良在庫です。

食べ物というのは腐るもの。

仕入れた先からドンドン腐っていたら、どんどん儲けがなくなります。

スーパーだけじゃなく、メーカー側の流通や保存の問題もあります。

それを長持ちさせるために添加物をドッサリ入れるのです。

なんだったら、ほぼ食べ物じゃなかったら尚いいですね。

腐らないですから。カップラーメンみたいに。

次に調味料のコストカット。

旨味の調味料って鰹や昆布、鶏などからとれますね。

この食材ってお金がかかるんです。

バカ正直にこんなもので美味しくしていたら儲けが出ません。

だから、添加物で、それらしいウソのものを人工的につくるのです。

だったら、原料に、それほど、お金がかかりませんので。

これも儲けのためですね。

昔は野菜は八百屋さん。

魚は魚屋さん。

肉は肉屋さんから買っていました。

今はそういったお店がなくなったので(肉屋はあるが)スーパーが一括で在庫の管理をしなくちゃいけません。

それにスーパーって安物合戦で利益も薄いので結構、シビアに管理していかないといけないのです。

良い食材でバンバン、不良在庫なんて抱えていたら即効で倒産です。

これはジャンクフードのチェーン系も同じです。

安物で利益が薄いので、いかに安い原料を使ってたくさん売るか。

そうしないと倒産するのです。

残念ながらスーパーもチェーン系の外食も利益を上げないと話しにならないのです。

食品業界は皆さんが考えているよりも狡猾です。

身体に必要ない!なんて百も承知で添加物を使います。

どうやったら、気づかれずに、売り切ることができるかを日夜研究し、日々、騙すためにがんばっているのです。

だって、まともに販売したら誰も買ってくれなくなりますから。

そうなると、こっちも気づいたら食べるものが何もない!

なんてことにもなるかもしれませんが・・・

先の記事に戻りますが、ジャンクフードのパッケージにいかに健康被害があるかを書くのはさすがに、やり過ぎかもしれませんが、「偽物である」ということは公正に書いた方がいいかもしれませんね。

「この商品のホタテ風味とは天然のホタテを一切使用せず化学薬品のみで人工的にホタテの味に近づけています」と「天然で人工物を一切使用せず・・・」みたいなノリで。

そうすると消費者さんに対してはフェアかもしれません。

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【このブログの著者】
まごころ漢方薬店 国際中医師 松村直哉

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posted by 華陀 at 18:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 健康生活!食べ物のお話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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