2014年07月02日

漢方薬が効かないタイプの本当の原因は子供からわかる

以前に漢方薬が効かない体質はないという記事を書きました。

漢方薬自体は数百種類あり、何かしら、あなたに合う漢方薬はあります。

ただ、体質判断も、それに合わせる漢方薬も処方する先生が推測することなので、その根元になる先生の推測が間違っていれば、漢方薬は効いてくれませんので、あなた自身が「漢方薬が効かない体質」と考えてしまってもしょうがないんですね。

でも、それは実は処方した先生の責任なんですよ。

探せば、きっとあなたにあった漢方薬はあるはずなんです。

あなたに合った漢方薬は、かならず、ドコかに存在すると思うのですが、例え、漢方の達人が選んだ漢方薬でも、漢方薬が効かない体質。というよりも漢方治療自体に向いていないタイプというものはあります。

8年間、実際に相談してくると、「どうやっても治せない人」が出て来ます。

それらの方々の統計データをとっていくと、あるパターンが浮かび上がってくるのです。

(単純にあなたの腕が悪いと言われればそれまですが・・・)

漢方治療は、体質の推測、そして推測した体質から漢方薬を選ぶので、漢方薬が効くか効かないかは、漢方薬の効果よりも優先的に考えないといけないのは、先生の漢方の腕です。

ということは「あなたは漢方薬が合わない人」ということは、先生側からは決めることができないのです。

あなたが、どうやっても漢方薬の効果がわからない場合、患者さん側から先生に向かって、「あなたは漢方薬が選べない先生」ということは正しい見方です。

では、なぜ、漢方治療に向いていないタイプというのがわかるようになったのか?

それは、こどもの治療です。

うちでは、こどもの治療を結構、やってます。

アトピーや喘息、蕁麻疹やてんかん発作、慢性便秘など。

いろいろな、こどもの病気を漢方で治療しているのですが、過去2人を除いて、全部、治しています。

(現在、治療中の方は除いてます。単純に僕の腕が悪くて治せてない人が今後は出てくる可能性もあります)

過去、治せなかった2人のうち1人は遠隔地の方で、直接お会いせず、お母さんと電話でお話するだけの状態。

子供さんも新生児に近い年齢で湿疹(アトピー?)も日々、変わっていく上に、子供さんからの意見は一切、聞けません。

2人目は、苦い!といって飲めなかった人。これは飲んでいないので・・・漢方薬では治らないですね。

というわけで、こどもの治癒率は大人に比べて9割はいってんじゃないでしょうか。

この話し、別に「すごいでしょう!」という話しではありません。

何が不思議かって大人の治癒率とこどもの治癒率が異常に違うのです。

治癒率から考えると、大人とこどもという要素自体に何か、漢方薬が思うように効かないヒントがあるんじゃないかと思って、今も研究しています。

安易に考えれば、こどもの代謝と大人の代謝が違うとも言えますが、こどもの病気自体が様々で中には入退院を繰り返すほどの子供さんもいました。

このケースだと代謝が高いから。という理由は違うような感じです。

では、一体、どこに違いがあるのでしょうか?

正直、今も研究中ですが、現時点での考察を進めていきましょう。

西洋医学は客観的治療です。

問診で症状などを聞き取りする時もなるべく本人の主張よりも検査などの本人以外の他覚的な症状を尊重します。

患者さんが「よく微熱を感じる」と主張したとしても西洋医学では体温計で計った時に熱がなければ、その微熱は「気のせい」扱いですが、漢方では「上焦に熱がある」と捉えます。

西洋医学のお薬はお薬として病院などから処方される段階では、効果というものが決まっています。

この効果は漢方薬のように体質によって効果が変わる事はないのです。

そして、この薬を選ぶのも体質ではなく、できるだけ、検査数値などの自覚的でない客観的なデータに基づいて診断されて処方されます。

本人がどう思おうが薬の効果はあらかじめ決まっていて、その効果以外はありません。

人間である限り「設定した効果が効くようになっている」ということが前提になっています。

ところが漢方薬を選ぶ際は検査数値や心電図などの客観的なデータはとりません。(僕は参考にはしますが)

最初から最後まで、患者さんの主張する自覚症状を元に体質を分析して、その体質を元に漢方薬を選びます。

だから自覚症状の意識や主張の表現が間違っていたら、体質分析する際の情報自体が間違っていることになります。

そのままいっちゃうと間違っているかもしれない体質を分析し、間違っているかもしれない漢方薬を処方することになります。

なので漢方薬が効かない体質なんてのはないですが、自覚症状の捉え方や表現の方法によっては、漢方治療が効果的でないという事態は起こることが考えられます。

どうも、ここら辺りが、こどもと大人の違いのような気がしてきました。

こどもは症状を聞いた時に思ったまま答えます。

わからなければ、わからないと。

そして、そのわからない部分はママが客観的にフォローしてくれます。

「私が見た感じでは・・・」と。

つまり、主観性と客観性が混ざっているのですね。

漢方治療ではめずらしい状態です。

漢方治療で体質を分析する際に本人の主張。

つまり自覚症状を元にしますが、100%の純度の自覚症状の情報が良いとは限りません。

なぜなら、例えば年配の人になるほど、また寂しい思いをしている人ほど、自分の自覚症状の主張が大袈裟になる傾向があります。

逆に男性なんかで、それなりに地位のある人や僕は見た目が若いので、それを見て「この先生、大丈夫かな?」なんて思ってしまう人は、強がって症状を過小に申告する傾向があったりします。

どちらも体質を分析する情報としては、曖昧で不安定になりがちな情報なんですね。

ところが、こどもは、そんな、しがらみなどは一切、関係ありません。

気にしているのは、漢方薬が苦いかどうかだけ!(笑)

それにママのフォローで第三者的な客観的な症状も教えてもらえるのです。

だから、こどもの場合の問診は、主観性と客観性の入り交じった、バランスの良い情報です。

こう考えると、どうも心理学的な側面が体質の診断などに影響してそうです。

大人はオトナの社会的な事情やらなんやらで、問診のコミュニケーションが誰もが同じようにとれないのが、ネックになっているのかもしれません。

そこから発展させて考えると、どうも一定の思考の大人の人は、漢方薬が効かないんじゃないかという考えも出てきました。

漢方薬が効かない一定の思考の大人の人の問題は、もう少し、研究してみたいと思います。

ちなみに医者の選ぶ、保険適用の漢方薬は処方された方はご存知のように、一切、体質を判断するための問診もコミュニケーションもありません。

つまりマニュアル(漢方理論的にはあてずっぽう)で処方しているだけなので、効かなくて当然!

となると、漢方薬が効かない。

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【このブログの著者】
まごころ漢方薬店 国際中医師 松村直哉

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posted by 華陀 at 18:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 漢方ってなんだろう? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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