2014年08月21日

漢方は師弟関係から学ぶのが望ましい。

日本にはいろいろな専門学校があります。

また、一流の企業に入社したければ、実質は高学歴でないと入れません。

ところが世界的企業のGoogleやAppleなどは、入社基準に学歴を考慮しなくしていくようです。

その理由が、学歴と仕事の能力の高さに相関関係がないからだそうです。

でしょうね。

世界史や古文、三角関数が役立つ仕事もあるでしょうが、大半は、いらないでしょうから。

世界レベルのデータを整理している企業の考えですから、説得力があります。

世界では、こんな状態になってきていますが、日本ではタテマエでは能力主義と言いながら、実際は学歴が高いかどうかが、能力が高いかどうかと混同して考えてしまっています。

僕は、Webのデザインもやったりします。

お店自体のデザインも全て自分でしました。

お店のホームーページをだしているとよくホームページをつくる営業がうちにくるのですが、自分のところのホームページを自分でつくっていると言うとかならず、「漢方もされているのにIT系の専門学校にもいかれたのですね」と言われます。

Webのデザインも店舗のデザインも学校なんかに行ったことはありません。

全て独学と人脈を辿って、数人のその道のプロにその都度、実践で教えてもらいました。

本業の漢方でもよく聞かれます。

「漢方ってどこかの学校で教えてもらえるのですか?」

どこの大学も専門学校でも教えてもらえません。

薬学では、漢方というか生薬を学ぶ機会はありますが、その勉強や、生薬の化学的成分がどうとか、西洋医学的な方向性から見た漢方であって、東洋医学の漢方ではありません。

処方のことも学びますが、それも西洋医学的な方向性からみた効果であったりといった調子です。

医大では、漢方を教えてもらう時間はほぼないようです。

知り合いの医学生に聞いたところ、漢方をちゃんと勉強したいと教授に相談したら「勝手に自分でやりなさい」と言われたそうです。

僕が持ってる国際中医師になるためには、ある種、学校のような感じで漢方の講義を受けますが、あくまで試験に受かるための基礎的な知識で、国際中医師をもってる僕が言うのもなんですが、漢方をそれっぽく語るのには役立ちますが、その知識は実際の治療には1mmも役立ちません。

僕はないよりはあったほうがいいかなといった程度で、国際中医師はもってようが、もっていまいが、治療には良いも悪いも何の影響もありません。

僕はさっきのデザイン以外にもパソコンやギターやピアノ、スノーボードやサーフィン、料理、投資などをしますが、投資以外は学校に行った事がありません。

投資の学校も、いわゆる専門学校ではなく、個人の会社がやっているような特殊な感じの学校でした。

インターネットなどで、どんな情報にでもアクセスできる時代に、「なんで、わざわざ、出来ない人も出来る人も押し並べて、平均的に教える学校にいかなくちゃいけないのか」

それが理解できません。

参考書に答えが載っているようなものは、学校にいく方がいいのかもしれませんが、それ以外は、僕は人生経験上、師弟関係で学ぶのが一番良いのではないかと思います。

師弟関係というと泥臭いですが、その道のプロに教えを乞うということですね。

特に漢方は西洋医学みたいな体質を考えずに、誰にでも同じような効果を求められる治療ではありません。

一人、一人の体質に対して、その都度、治療の方針をつくっていかなくちゃいけないのです。

漢方にだって、基礎的なことはありますが、本で学べるようなことをわざわざ、学校に行って教えてもらったって、しょうがいないのです。

本で学べるような漢方治療のテクニカルな部分も大切ですが、それよりも東洋医学のマインドが重要だと思います。

師弟関係だと、このマインドが学べます。

師匠が、その弟子との相性で独特の教え方をしてくれるのです。

学校だと全員を平等のカリキュラムの中で教育していきますので、基本的に個人差は生まれません。

でも漢方は、その先生の独自の考えが確立されないと、いつまでも教科書に書いてあることをやっていたって、様々な体質の人は治せないのです。

マニュアルで治せるのは、マニュアル的で平均的な人だけです。

ちょっと変わった体質になると、たちまち治せなくなるのが漢方です。

うちでは薬学生さんなんかに「漢方という医学をどう学べばいいですか?」と聞かれることがありますが、「誰か師匠を見つければいい」とアドバイスしています。

医者なんかに多いですが、漢方をやってる先生の講義にチョロっと顔を出したり、その先生の医院に数日行って、漢方を教えてもらったことを「漢方を叩き込まれた」みたいに言ってますが、本当に漢方で治療していこうと考えるのなら、自分の仕事を一旦棄てて、師弟の関係になるべきだと思います。

師匠である先生とプライベートも共にすごして、そのマインドも含めて学ぶべきです。

漢方治療にはそれが必要です。

教科書を記憶したって、それはGoogleのデータと変わりません。

そのデータを自分の思想と経験で加工して治療に役立てるべきだと思います。

だから僕は漢方に限らず、ギターもピアノもパソコンも師匠がいます。

師匠からマインドを学んで、後は学校みたいに教えてもらのではなく、自分で調べてできることは、自分で調べればいいのです。

漢方のどんな修行をしたかも、漢方治療の腕を知る指標になるかもしれませんね。

「漢方の●●先生に師事」と書いてあるのは、ただ単に数回、講義を聞いただけかもしれませので、そういう先生は要注意です。

ちなみに僕は中医学の師匠と日本漢方折衷派の師匠について、漢方を学びました。

残念ながら、漢方の専門っぽい大学病院などの看板も漢方では何の足しにもならないです。

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【このブログの著者】
まごころ漢方薬店 国際中医師 松村直哉

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posted by 華陀 at 19:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 漢方ってなんだろう? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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