2014年10月07日

ユダヤ教の健康法と漢方の健康法

ユダヤの健康法という、変わったコラムを読みました。

実はうちで不妊治療の指導をしている方法は、元々、自分たちが不妊で悩んでいて、その時に漢方薬以外で他に妊娠を成功させる方法がないかを研究した結果、いきついたのがユダヤのニッダーの中にある妊娠法でした。

もちろん、その方法だけでなく、漢方薬やら他の漢方養生もして赤ちゃんを授かったのですが、そんな訳で自分自身にゆかりのある感じの記事だったので気になって読みました。

そのコラムによるとユダヤ教の中には健康と医療、それに食べ物にまつわる情報が非常に多いらしいです。

書いてあるのは戒律という厳しいルール的な形で書いてあるらしいのですが、目的は病気を避けて健やかにすごす方法です。

どんなものは食べてもよいのか?

どんなものは食べてはいけないのか?

仕事と休息をコントロールする方法や親子や友人との関係性など。

生きていく全てにおいて事細かな指示が戒律という形で記されているとのこと。

これを読んで「これって漢方とそっくりだな」と感じました。

このユダヤ教が記されたのは4千年前らしいです。

漢方も4千年前。

漢方は宗教ではないので、守るべき戒律という形で記されていませんが、書かれていることは同じ感じのように思いました。

結局、古代に書かれた原点的なものって、どの国でも変わらないのですね。

昔は文明的にも複雑でない分、原点的で最も真を突いているのかもしれません。

どちらも非常にいいものだと思います。

しかし、残念ながら現在の日本での漢方は、こういった本質を理解されずに大きく誤解?されて理解されています。

漢方薬のイメージって病院の化学合成物の薬に対して、自然のやさしい薬ってイメージがありませんか?

こういうイメージがあるから、漢方薬はジワジワ効くとか、効くのに半年かかるといった、全くのデタラメが横行していると思うのですが、漢方の真髄は漢方薬での治療ではありません。

今の日本では大半の医者が「漢方」を勘違いしているので、漢方には病院の薬(人工化合物)にはない新たな成分や効果があるんじゃないかと考えているようです。

だから、漢方薬を化学的に調べるという意味不明な研究者のオナニーのようなことをやっているのですが、漢方の真髄は先程のユダヤの戒律と同じです。

いかに自然に逆らわずに健康であり続けるか?

その健康を保つ途中で病気になった時に使うのが漢方薬であり、日々の食生活を正しくするためのものが薬膳です。

他にも漢方の養生方法はたくさんあります。

漢方は薬の効果がどうたらこうたらで治すだけが目的ではないのです。

漢方のスゴイ!ところは一般的な「その他、大勢の人間」に対しての健康法ではなく、一人一人の体質を分析し「その人の体質別」に漢方薬を処方したり、食べるものを選んだり、精神の在り方を指導するのです。

日本の漢方薬を扱っている大半の医者が勘違いしているのはココですね。

一人一人の体質を分析するための問診もとらないで漢方薬を処方するのは、漢方薬自体に何か病院の薬にはない成分や効果を期待しているという証拠だと思います。あるいは、何も根拠を考えていないか。

発想自体が西洋医学から全く抜けていません。

漢方薬は別に病院の薬に変わるような画期的な成分や効果があるわけではありません。

元々の治す方法や考えが違うのです。

新たな成分で治すのではなく、体質のバランスをとることによって、自然治癒力をひきだすのです。

だから、漢方薬よりも、その人に眠っていた自然治癒力がすごいのです。

漢方薬でちょっと整えてあげれば、その人は、ものすごい治癒力を発揮するのです。

考えてみたら、自分の自然治癒力が一番、自分の身体のことをわかっています。

それを手助けするのが漢方薬。

でもその漢方薬はあくまで、その人の体質に合わせて処方できた時に発揮する力。

だから、漢方治療で重要なのは、いろいろな種類の漢方薬を処方することではなく、

「その人の現在の体質を東洋医学的に見極める!!」

これが漢方治療の7割、8割を担っているわけです。

とにかく徹底的に「その人独自の体質」を分析することにエネルギーを使います。

なので漢方薬を選ぶための問診をとらないで、西洋医学の病名だけで処方するのは、治療すら初めていない状態ですね。ラッキーで治ることはありますが、それは、その先生が治しているとは言えません。

飲んだ漢方薬が、たまたま当たっただけ。競馬などの賭け事レベル。

なんだったら、そういう処方の方法って漢方を医学的にバカにしているともいえます。

漢方薬を処方している先生が漢方医学理論をバカにしている。

なんとも皮肉な話しですね。

ちなみに漢方は漢方薬での治療の問題だけでなく食事や運動、精神の在り方なども、その人の現在の体質に合わせて指導します。

これも西洋医学とも違うところですね。

西洋医学は「1日1万歩歩きましょう」とか、人間全体に対する一般論的な健康法を言ってるだけで、その人それぞれの体質に合わせて指導するわけではありません。

だれでも1万歩あるけるとは限らないのですよ。

漢方は漢方薬だけではありません。

その真髄は「現在のあなたの東洋医学的体質」を見極めることです。

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【このブログの著者】
まごころ漢方薬店 国際中医師 松村直哉

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posted by 華陀 at 18:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 漢方ってなんだろう? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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