2015年01月27日

嘘とごまかしが溢れている漢方薬の世界

いつのまにか、世間に溢れているものは誤魔化したものばかりになっているような気がします。

スーパーなどは、いかにただの安物を高級なように見せかけて売るか。

この間も往年のポテロング(漢方家の癖に前は好きでした)にホタテ味が出ていたので「おっ好きな魚介系やん♪」と思って、つい買っちゃいました。

でもよくよく見てみたら、ホタテ「風」

本物のホタテなんか入ってません。

騙される僕が悪いと思いますが、最近のモノやサービスってこんなのばっかのような気がします。

メーカーからしたら「初めから本物なんて一言も言ってません」てなものでしょうが、ああいうのって、ニセモノはニセモノだけを置くコーナーを作ってほしいですね。

うちの嫁さんは昔、スーパー関連の商品の貿易の仕事をしていたので、食品メーカーの裏事情をよく知っていて、食品メーカーさんが躍起になってるのってイイものを提供することではなく「いかに安物だと悟らせずに消費者の目をひいて買わせるか」だそうです。

だから健康志向が世間のトレンドだとしたら、健康っぽく思えるような偽の情報をパッケージにします。

経済観点(お金儲け)から見たら、当たり前といったら当たり前なんですけどね。

リン酸塩という身体によくない添加物があるのですが、このリン酸塩って、いろいろな呼び名で、書かれています。

なんで、1つの添加物が商品ごとに呼び名が変わっているかというと、よくわからないようにするためです。

リン酸塩って、いいイメージがないからです。

こういう添加物の記事を書くと、人口添加物は健康を損なうほど含まれていないのだから、気にするのはおかしいとかいう人がいますが、添加物が良いか、悪いか以前に僕は、単純に自然界にないものを食品メーカーの都合に合わせて、食べる必要がないと思っています。

例えば、自然にとれた野菜などを使った料理を作ってもらった時に、かならず人口添加物のふりかけをかけてお召し上がりくださいと言われて、かけて食べる人は、いるのでしょうか?

もし、わざわざ必要もないのにその、ふりかけをかける人がいるなら、本当のバカですよね。

要するに添加物は食品メーカーの運営等の都合(輸送や在庫の問題)で使われているだけで、健康とはなんの関係もないのです。

メーカーが考える食品の流通と儲け。

それと健康とは切り離して考えなければいけません。

多くの社員を雇って、たくさん儲けないといけない企業が、本当においしくて品質のいいものをつくって、儲かるわけがないのです。

チェーン系の回転寿司や焼肉の食べ放題などもそうですね。

本場、何々産マグロとか、和牛とか「嘘じゃないんだけど、まごころの精神で考えたら、みんながイメージしたようなイイモノではないはずなので、それって結局は嘘だよね」ってやつですよ。

お店側からしたら、こんなに安い物でイイわけないじゃん。ってわかっていると思います。

広告は本来、商品やサービスの良さをわかってもらうためのものだったと思うのですが、それがいつのまにか「いかに消費者を騙して、いかに買わせるか」に変わっているようにみえます。

医療の世界でもこういう現象が当たり前のようにあります。

風邪での抗菌剤の処方などですね。

風邪自体を治療する薬はありません。

抗菌剤は、風邪の後の2次的に起こるかもしれない症状に対して予防的に処方しています。

風邪と全くの無関係ではないですが、ここでの問題は効果のことではなく、風邪の治療に来た人に対して「風邪の治療はできないけど、2次的な予防的な治療はできるけど、どうする?」とちゃんと説明していないこと。

人によったら「2次的な治療しかできないのだったら、またその時にお願いしますわ」って人もいると思います。

これも厳密には、ごまかしのサービスですよね。

そもそも、西洋医学の治療はほぼ、一時的な対処しかできません。

慢性病治療で「将来、ちゃんと廃薬しても治せる」という確固たる理論をもって治療している医者なんているのかな?

患者さん側としては「薬を飲んだら治る → やめたら病気が復活する」なんて治療は望んでいません。

それに気づいていないのでしょうか?

それとも気づかないふりをしているのでしょうか?

この辺りも、これからの時代、病院は、対症療法しかできないのなら「繰り返しの治療しかできない」もしくは、根本的に治せるのなら「根本的に治せる」と説明し患者さんにそれを理解してもらう義務があると思います。

漢方に至っては、業界自体がゴマカシで成り立っているといってもいいくらいです。

僕が偉そうに言う立場ではないかもしれませんが東洋医学的な証(体質)をたてて、東洋医学の治療方針で漢方薬を扱っているところなんて、ほぼ見たことがありません。

ゼロに近いのです。

病院は証(東洋医学的体質)を分析しないし、大手製薬会社などの一般医薬品系の漢方薬を販売するところは「3、4個の症状が当てはまったら、当帰芍薬散があなたには合ってますよ。だから買いましょう」みたいな、ハナから体質の相談に乗る気もなく、今の安物食品系と一緒で、「なんとか、ごまかして売りたい」という目的しか見えません。

例えば、下記の記事なんか読んでいただくとその現状がわかります。

大半の日本人女性に効くのが当帰芍薬散!?

サプリメントなどもそうですね。

「漢方の力」とかなんとかいってるサプリメントなどもあります。

厳密には漢方ではないのに、漢方って説明しているまがいもの。

サプリメントのメーカーの中には生薬を使ったら漢方だと勘違いしている人がいるみたいですが、漢方とは、治療の方法や概念の総称です。

手段として、漢方薬や鍼があるだけで、漢方とは、自然の流れに逆らわずに身体を調整する医学理論や方法論のことをいうのです。

大事なのは、生薬を使用しているかどうかよりも、東洋医学の自然治療の理念に基づいて「治療を考えているか」どうか。

それが根本治療につながります。

病院の漢方薬や、製薬メーカーのセルフで買わされる漢方薬、サプリメントなどは、漢方ではなく漢方薬を使った、ただのモノを売ってるだけ。

モノだけ売るなら本質から離れて、消費者を騙したほうがよく売れます。

ちなみに広告や宣伝はモノ売りも「治療」のような顔をしていますからお気をつけください。

別にモノとしての漢方薬を買っちゃいけないということではないです。

治療じゃなくモノとしての漢方薬がほしい人もいるでしょうから。

ただ、治療として漢方薬を利用したいのであれば「漢方薬」ではなく「漢方」の医学理論や方法に重きをおいたほうがいいのではないかと思います。

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【このブログの著者】
まごころ漢方薬店 国際中医師 松村直哉

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posted by 華陀 at 18:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 漢方ってなんだろう? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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