2015年07月24日

漢方薬が補助薬だと勘違いしている医者

未だに漢方薬が補助薬だと勘違いしている医者がいるようです。

このネット時代にすごい化石!貴重です!

「漢方薬でも飲んでみる?」って恐る恐る漢方薬をすすめている、あなたですよ。

こういう勘違いの人のポイントは「漢方薬で治しましょう!」ではなく「漢方薬でも」と漢方薬の存在が、ついでになっているところ。

病院の薬を順番に処方しまくって、どれもいまいち治らなかったから、しょうがないから漢方薬!

挙句のはてに言うことが「漢方薬は補助薬だけど飲んでみる?」

漢方薬がなぜゆえに補助薬?

補助薬ということは、メインの治療が病院のお薬と考えているってことですよね。

メインの西洋医学のお薬があって、補助として漢方薬という存在がある。

いつから、西洋医学と東洋医学って同一次元の医学になったのでしょう?

病院の薬はエビデンスがあって、科学的だからメインの存在になり、漢方薬は自然のもので穏やかな効果だから補助みたいな稚拙な理論でしょうか。

サッカーやってる人が、野球ってサッカーの前のウォーミングアップの補助の運動だよね。って言ってるようなもの。

あのー、サッカーと野球って、どっちがどうではなく、全く違うスポーツなんですよ。

「球技」って、くくりが一緒なだけで。

漢方薬も同じです。

西洋医学と東洋医学は「医学」とか「薬」とか同じような用語を使ってますが、全くの別物

歴史や発祥の地の事など、ちょっと勉強すれば、別物の医学だってことがわかります。

治療の考え方も診断の方法も何もかも別物。

保険適用の漢方薬をつくっている漢方薬メーカーが勝手に西洋医学の理論で勝手な漢方薬マニュアルつくってやってるだけです。

それ、漢方とか東洋医学じゃないですから。

漢方薬を病院の薬と同じように考えて症状を誤魔化す対症療法のように使ってます。

だから、漢方薬は補助薬なんて発想が出てくるのかなと思います。

頭の中がゴッチャゴチャにこんがらがってるから、まず、ちゃんと分離したほうがいいですよ。

僕は西洋医学と東洋医学は治療の目的が違うと考えています。

考えているというか、事実なんですよね。

別にどっちが上とか下ではありません。

西洋医学の治療方法のほとんどは、対症療法とよばれるものです。

姑息的療法とも呼ばれています。

僕、この言葉が好きですね。

この姑息は「一時的な」という意味で「ずるい」とか「卑怯な」という」意味に勘違いされる。と言ってますが、患者さんが治してほしいという願いには根治が含まれています。

その思いを無視して、一時的に誤魔化す治療は結果的に「ずるい」とか「卑怯な」になるんじゃないかなと思うのです。

対症療法とは、あるお薬の一文から引用すると、

「花粉症などによるアレルギー性鼻炎をはじめ、じんま疹や皮膚のかゆみ、気管支喘息などに有効です。ただし、対症療法薬になりますので、アレルギーの原因そのものは治せません。」

原因そのものは治せません。

原因そのものは治せません。

要するに薬を飲んで、その薬の成分が効いている2、3時間は一時的にかゆみなどを抑えて治りますが、薬の成分が切れたら、はい!元どおりという治療

なんかこんな書き方すると、どうしようもなく役立たずに聞こえますが、原因を治せない代わりに、割合どんな人でも効いて、速攻で効いてくれるという利点もあります。

だから、何かの症状を感じた時の初期だけ対応したり、例えば、寝る時に湿疹を無意識で掻きむしってしまうのなら、強制的に薬で、掻きむしらないように「一時的」に対応できます。

漢方薬は、根本的に治療するものです。

ただし、これも誤解があります。

実は漢方薬の成分が、根本的に治す成分があるわけではありません。
(これでは西洋医学と同じ発想です)

東洋医学の場合は、その治療の考え方の中に「薬だけで治す」という概念がありません。

確かに体質に合わせた漢方薬で調整しますが体質に合わせた養生も必須です。

どちらもが揃って漢方薬での治療です。

なので、その人の体質も見ないし(見れない?)、その人の体質に合わせた養生のアドバイスもしない(できない?)漢方は漢方ではありませんよ、そこのお医者さん!

そんな治療は処方する薬が、たまたま西洋医学の薬を使うか漢方薬を使うかの違いだけで、治療の根本がおかしいのです。

なので、東洋医学の問診をとらず、東洋医学的な体質を診断できないところは、東洋医学の治療ではありません。

病院で「ただ単に漢方薬を販売してるだけ」

漢方薬は体質に合っていれば、実は急性の病気などにも速攻性を発揮します。

しかし病院の薬との違いは病院の薬は大体、どんな人でも「人間」であれば効くのに対して、漢方薬は体質と漢方薬をピッタリ合わせられなければ、ぜーんぜん、効いてくれません!

びっくりするほどに。

なので、かなり経験積んでる僕も一応、初めての患者さんは、毎回、ちゃんと合わせられるかどうかの勝負なのです。

つまり、漢方薬が補助薬だと言ってる医者は「東洋医学の医学理論を理解できないし、あなたの体質を東洋医学的に診断できないので漢方薬を補助程度にしか使えません」という言い方に変えないといけないと思います。

漢方薬自体は、その効果から考えても補助の存在ではありません。

使う側の問題です。

自分の能力を棚に上げて漢方薬を貶めたらかわいそう・・・。

僕は、一時的な治療にしか使えない病院の薬こそ、全治療中の補助なんじゃないの?と思います。

だって、処方する人の能力いらないですよ。

ネットで調べても、飲んでも特殊な薬でない限り、誰でも一律、効きます。

とりあえず、漢方薬が補助だとしても身体全体の状態を知るための何百項目単位の問診票は患者さんに書いてもらうようにしましょうよ。

漢方ルールを無視しすぎ。

漢方は漢方の理論で治療しないとちっとも効果がないのです。

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【このブログの著者】
まごころ漢方薬店 国際中医師 松村直哉

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posted by 華陀 at 19:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 病気を治す方法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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