2005年10月11日

肝臓がんの考え方 その2

漢方的な肝臓ガンのお話です。

前回の肝臓ガンの考え方その1はこちら

現代医学的つまり西洋医学的には肝臓はどんな働きがあるのでしょう?

●アルコールなどの解毒機能
●ホルモンの代謝
●グリコーゲン(エネルギー)をつくる
●抗体をつくる
●身体に必要な温熱をつくる
●ビタミンの活性化と分解
●胆汁をつくる
●タンパク質や脂の代謝
●門脈から栄養を受け取る

東洋医学的には
○怒り、イライラと関係し、こういった感情のコントロール
○必要な血をためて全身に送ります。
○筋肉を支配しているため筋のけいれんなどと関わります。
○病変が目や爪に現れます。

漢方薬は出ている症状や状態をヒントに選んでいきます。
大雑把ですがタイプは以下のように分かれます。

●口が渇き、喉が渇き、尿が赤茶で脂汗のようなものがジワリジワリと出て
 不眠で尿が出ずらく浮腫みのあるタイプ

●上記のタイプに更に口が渇き、尿が出ずらく腹水などもあるタイプ

●皮膚が渋紙のような色で肌のかゆみと荒れ、口が渇き、時々貧血や出血、
 月経異常などをともなうタイプ

これに体質の強化のための健康食品をあわせてとっていきます。
健康食品も慎重に選べばガンに対する免疫を上げることが臨床的に証明されて
いるものもありますのでお身体に合うのであればあわせて積極的にとっていく
べきですね。


食事は玄米食がおすすめです。脂ものを控えることも肝臓の負担を減らすこと
につながります。

洋食になると脂はさけられません。

和食に関してはこちらをみてくださいね。

漢方では、人間の精神と病気は密接に関わっていると考えますので、怒ったり
イライラも肝を悪くすることにつながります。


嘘か本当かわかりませんがイライラと怒りっぽい肝ガンの方が余命を宣告され
てからお寺に参るようになり、ガンが小さくなっていたというお話を聞いたこ
とがあります。

漢方的に考えるとお寺に参るようになり、イライラがなくなり肝のバランスが
とれたかな?なんて考えてみたりします。あながち嘘じゃないかもしれません。


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posted by 華陀 at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 病気を治す方法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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