あなたは陰陽どっちのタイプ?はコチラ
漢方では、自分の体質を知るのにいろいろな方法があります。
漢方は、大昔からあるので機械を使う検査の方法はありません。
漢方相談ではこの身体に出ている悪い信号をいかにみつけだすかが重要です。

前回、お話した陰陽はかなりざっくりとした体質の見方で実際のお薬を選ぶに
は、実用的ではありません。
陰陽のお話はコチラ
陰陽以外にもいろいろな見方(ものさし)があります。
陰陽以外にも虚実・表裏・寒熱・燥湿がありますよ。
今日はそのうちの1つ虚実
一般的には病気で症状があまり出ない方は病気に強い健康な方・・・
と思われがちですが
漢方ではちがいまーす。 思い当たる方いませんか?
漢方では虚証と実証というタイプに別れます。

■虚証とは体力が少なく病気に打ち勝つ力が弱いことをさします。
つまりいかにも弱〜い感じが虚証
■実証とは体力が多く病気に打ち勝つ力が強すぎることをさします。
つまりいかにも強い!感じが実証
それではチェック!チェ〜ック
虚証タイプはこんな方
●人より疲れやすい
●寝汗が多い
●汗をすぐかく
●筋肉に力をいれても軟らかい
●胃腸の状態がよくなく食欲が少ない
実証タイプはこんな方
○人より疲れにくい
○汗をかかない
○筋肉に力を入れると硬くしっかりしている
○食欲がある
○便秘がち
なぜ虚証タイプか実証タイプに分けるか?
それは、強い作用の漢方薬が飲めるのか。弱い作用の漢方薬でないと飲めない
かを判断するためです。
例えば虚証のタイプに実証に使うような強い漢方薬を使うと症状が強くでたり
ひどくなったりすることがあります。

漢方薬の副作用の1つは、この虚証の体力のないタイプに実証のような体力の
あるタイプに使うような薬を飲んでもらったことで起こります。
つまり漢方薬自体の副作用ではなく漢方薬を選んだ人のミスなんですね。
漢方薬を選ぶときは虚証か実証かをみきわめるのは重要ですよ。
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