なぜ一定の温度が必要なのか??
それは生命活動に必要な働きにはすべてある程度の温度が必要なのです。
現代医学的に大解剖

ちなみに体温の標準の温度とは何度でしょう?
成人では、36.0℃〜36.9℃
子供では、37℃
で44℃以上では命の危険があり、逆に28℃以下でも命の危険があります。
どっちにしても命が危険
体温は頭や内臓のあたりがもっとも高く手足はそれよりも低くなります。
ある程度は外気にあわせているので夏は温かく冬は少し低くなります。
熱はどうやってつくられるのかというと

○交感神経の緊張
○筋肉のふるえ
○食べた栄養物の代謝
○甲状腺ホルモンを多量に分泌
○副腎からのアドレナリンを多量に分泌
逆に熱をどうやって下げるかというと

●副交感神経の緊張
●ホルモン分泌を低下させる
●呼吸数の増加
●発汗の亢進
などがあり、体温の調節は脳の視床下部と呼ばれるところで行われています。
よく風邪などのひき始めは、寒気がして体温が上がってきますがこれは、ウィ
ルスや細菌などが体内に侵入し、それと戦う免疫が活性化すること体温中枢が
高めの温度に設定することによって起こります。
つまり熱があるということは、今まさに病原体に抵抗し戦っているということ
になります。

今はあまりありませんが昔は、熱が出るとすぐに解熱剤を出すドクターがいま
したが、これはよくありません。
ウィルスが浸入し、身体は必死に抵抗→結果 熱が上がってくる。
この途中で解熱させてしまうと抵抗する力は一気になくなり、熱が上がりきら
ずだらだらと体力がなくなってしまい風邪であれば長引きます。
高熱は体力を奪うので高熱が続く場合は体温を下げる必要がありますが風邪の
初期などでだんだんと熱が上がってきている場合は、解熱させずに身体を温め
、温かいものを食べて逆に体温を上げることを手伝ってやると必要なレベルま
で体温が上がればバァ〜ッと汗が出て自然に体温が下がります。
体温を下げるのはタイミングが重要なのです。
『あっ気づいたら、微熱が続くことを書いてませんでした!』
漢方的、微熱が続く話は明日しま〜す。
微熱が続く・・・その2はコチラ
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