前回の頭痛の原因その1では現代医学的、西洋医学的に頭痛を解剖してみまし
たがどんな方が漢方治療に向いているのでしょう?
前回の 頭痛の原因 その1 はコチラ
さてさて漢方治療に向いている方は・・・
@病院でお薬を貰ったがぜんぜんよくならない。
A一度お薬でよくなったが結局ぶり返し。
B病院のお薬は、副作用が心配なので飲みたくない。
C長い間、頭痛とつきあってきたので症状はあるけどあんまり気にならなくな
った。
D漢方大好き!
漢方相談に初めて来られた方は、Bに当てはまる方が結構いらっしゃいます。
これにあてはまる方、危ないですよ!!
※人間の身体はそのときの悪い環境にも次第に慣れるようにできています。頭
痛なども長い間、放っておくとますます治りづらくなっていきます。
Dはそんな人がいたらうれしいなという僕の希望です。
前回、現代医学的にわけると慢性頭痛には大きく3種類あることを書きましたが
漢方治療は、体質をみて治療していくので特に偏頭痛とか群発性頭痛とかわけません。
頭痛になりやすい漢方的体質の見方は・・・
■喉がよく渇いてたくさん水を飲み、飲んでいる割には尿に、あまり出ず汗をかきやすいタイプ
■胃腸が弱く、少しのぼせたりし、手足が冷え、時々下痢をするタイプ
■早朝にいつも頭痛を感じ肩こりが強く、目が充血しやすいタイプ
■胃腸が弱く動悸やめまいがしやすい高血圧タイプ
などにわかれます。あなたはどのタイプ?
治療は、体質をみていくことが重要
大きな原因(脳梗塞の恐れやその後遺症)がある場合はその治療と合わせてお
薬を飲んでいきますよ。
これ以外にも更年期の時期や肩こりのしやすい仕事をしている人は更に違うタ
イプにわかれてきます。
漢方では、10年〜20年とずっと悩んでいた頭痛も1ヶ月もすると嘘のようにと
れた例がたくさんあります。
「今までの10年はなんだったの?」なんていわれる方もいらっしゃいますよ。
う〜ん漢方って不思議だ・・・
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