その中の1つ表裏 (『ひょうり』と呼びます)を紹介
これは、何をみていくものさしでしょう。
表裏は、痛みやできもの、ようするに病気が今どの場所、どの位置にあるのか
をみていくのに役立ちます!!
では表の場所とは、どこかと言うと・・・
表の場所とは、痛み、できもののできる場所があごから上または筋肉に関係す
る症状 手足の位置で感じる症状、皮膚や骨に感じる症状となります。
例えば、風邪の前に感じる寒けや熱が高くなることも病気が表の場所にあると
判断します。その他、頭痛や顔にできるにきび、肩こりや背のこわばりなども
、表の症状として漢方的にかっこよく言うと表証と呼びます。(かっこよくないか)
裏の場所とは、痛みやできもののできる場所があごから下、または、お腹など
に症状がある場合を言います。
例えば、みぞおちの痛み、動悸、便秘などは病気が裏の場所にあると判断しま
す。これも漢方的にかっこよく言うと裏証と呼びます。
なぜ症状をこんな風にわけて、みていかないといけないかと言うと・・・
表証と裏証では飲むお薬が変わってくるんです!!
表証のお薬と裏証のお薬は正反対の働きのお薬なのでこの表裏の診断を見間違
うと逆によくならなかったりします。
これが漢方では副作用と感じることになります。
ですから漢方薬での副作用とは、この表裏などの診断を間違えてお薬を選び間
違えていることも1つの原因ですね。
あなたの湿疹はどこにできていますか?
表の位置でできていれば飲むお薬は表証のお薬ですよ。
逆に動悸や便秘であれば裏証のお薬が必要ですよ。
漢方を処方している先生の中には、選んでいるお薬が表証に使うお薬なのか?
裏証に使うお薬なのか?へたをすると現在の症状が表証なのか?裏証なのか?
すらわかっていない方もいらっしゃいます。
これでは、飲んでもなかなかよくなりません。
ちなみに表証の場合のお薬は、裏証に比べて改善がはやいですよ。
あなたの今のお薬は 表証のお薬? 裏証のお薬?
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