症気管支喘息などいろいろな治りにくい病気に使われるようになりました。
効果は、非常に高いのですがその反面、長期投与による副作用がかなり心配さ
れています。
アトピーなどで漢方相談に来られる患者さんもやっぱり、このステロイドを使
わなくてもいいようになりたいといわれる方が多いです。
最近の漢方の科学的研究では十全大補湯や柴苓湯、小柴胡湯などなどの漢方薬
は、ステロイドホルモンの使用を減らして、やがては離脱するのに一役かって
いることが多いようです。
でも実際に患者さんに先ほどの3つの漢方薬でステロイドが離脱できるかどう
かは難しいところ!
ここが漢方薬の不思議なところで、漢方薬がピッタリと合った人はびっくりす
るほどステロイドが必要なくなることがありますが先の3つの薬でもなかなか
効果が上がらないこともあります。
かと思えばアトピー湿疹に上の3つとは、また違った漢方薬をお出しすると以
外と早くステロイドの離脱ができることもあります。
なぜ漢方薬でステロイドの離脱ができるのか?
ある文献を調べてみると漢方薬の作用はある意味ではステロイドホルモンによ
く似ているが一方でステロイドホルモンそのものではないと書かれています。
かんたんに言うと漢方薬はステロイドのような効果が期待できるがステロイド
そのものではないので、副作用はないということです。
なんか漢方薬は都合のいい万能薬に聞こえますね。
でもそうじゃありません。
実は病院などで頻繁に使われるステロイドホルモン剤はもともと、ヤマノイモ
などの生薬から抽出され製造されているからです。
ステロイド剤の原料は漢方薬なんですね。
必要だと判断した成分だけを取り出してステロイド剤をつくるので効果は非常
に高いですがその分、副作用もその分大きくなりますね。
漢方薬なら安心です。病院のお薬のように劇的な即効性は少ないでしょうが、
その分副作用がなくそれでいてステロイド剤のような効果が期待できます。
漢方薬を飲み始めたからステロイド剤をやめるのでなく除々にステロイド剤を
少なくしていけば、しまいには、使わなくても大丈夫な身体になりますよ。
ただしステロイド剤を少なくしていくタイミングは、現在の症状や体質にあわ
せていかないとたいへんなことになるので注意が必要ですよ。
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