漢方薬は実はアレルギー反応から起こる病気を治すのが得意なんです!
花粉症やアトピーはアレルギーが原因の病態ですね。
アレルギーが起こる原因は?
花粉やほこりやダニ、ペットの毛や皮膚の落ちたものなどといわれていますね。
アレルギー反応をかんたんに説明すると・・
アレルゲンの原因が身体の中に入ってくると肥満細胞からでているIge抗体と
呼ばれるものとくっつきます。
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Ige抗体は異物が浸入したことを感知して肥満細胞からヒスタミンを出します。
ヒスタミンは、血管に作用し血管を拡張血液の中の分泌物を外に出します。
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これが炎症となって皮膚が赤くなったり、鼻水が出てきたりするのですね。
ですがこれは、身体に異物が浸入してきたときに起こる正常な反応!
アレルゲンと呼ばれている花粉やほこりなども実は前々からあるものなんですね。
それがなぜかアレルギーを起こす原因物質になってしまう・・・
なぜ前から存在しているものがアレルギー物質になってしまうのか?

これは、身体の免疫の機構のバランスがおかしくなってしまっているかなんで
す。

病院では、アレルギー反応を抑える治療が中心です。
またそれと同時にアレルギーの元となっているものを徹底的になくすように指
導することが多いようです。
もちろんそれは、大事なこと
特にアトピー性の皮膚炎は、アレルギー反応を抑えておかないとかゆくてかゆ
くて生活どころじゃありません。
ただ治療としてかゆみを抑えているだけじゃ、漢方からみるとかなり消極的な
方法にみえます。
原因をなくすと言ってもそれほど特別なものが原因じゃないので実際はなかな
か難しいですよね?
漢方薬は上の2つとは違った戦法をとることができると考えています。
やはり根本を考えていくと『なぜアレルギーの元となるものに反応しやすくなっ
たのか?』 にいきつきます。
なぜなら・・・その原因はわかりません。
おそらく体質がかわった原因は細かく無数にあるでしょう。
でも漢方薬は症状をみて、聞く事ことによって身体のバランスのどこが崩れて
いるのかを判断できます。
後は、その崩れている部分を補うような漢方薬を探すだけ!
不思議なことに体質にあったお薬が見つかると病態の原因もみえてくるのです。
漢方薬も病院のいろいろな治療とあわせて一緒にしていくと驚くような力を発
揮しますよ。

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