これは、寒いと感じる症状と熱いと感じる症状から現在の体質を判断していき
ます。
漢方薬の中には、冷えた身体を温めたり、逆に体内にもった熱を冷ましたりす
る効果をもっているものがあります。
現在の体質が冷えていると判断したら身体を温める漢方薬を飲んでもらい、熱
をもっていると判断したら身体を冷やす漢方薬を飲んでもらうことが効果的な
んです。

単純に『寒がりで足が冷えていて、肩こりが強い

ですが相談をしていて難しいのは、アトピー湿疹なんかで足はすんごく冷えて
いるけど顏から胸にかけては、熱い!と感じている人
こういったケースは、漢方相談の中でよくあります。

か? 裏にあるのか? 熱の症状は表にあるのか?はたまた裏にあるのか?虚
証なのか? 実証なのか? 真の熱又は寒なのか? 仮の熱又は寒なのか?を
考え、『最終的にはどういう体質なのか?』を考えていきます。
漢方!体質診断の方法【虚実】はコチラ
漢方!体質診断の方法【表裏】はコチラ
ここで間違って、寒の体質の方に熱の効果の漢方薬を飲ませたり、熱の体質の
方に寒の効果の漢方薬を飲ませたりすると副作用ような症状が出たり、『いつ
までたってもよくならんわ!』てなことになってしまいます。
ではではタイプ別チェーック!
寒証タイプ
●人より寒がり(こりゃあたり前ですね・・・)
●口があまり渇いたと感じない
●水分をあまり、とりたがらない
●飲み物は冷たいものより温かいものを好む
●手足が冷える
●顏色は青白い
●オシッコが透明に近い
●軟便で下痢しやすい
●舌が少し濡れた感じ
熱証タイプ
○人より熱がり(特に上半身)
○喉が渇く
○口内炎がよくできる
○水分をほしがる
○飲み物は冷たいものを好む
○顏色は赤い
○のぼせやすい
○オシッコが茶色〜赤
○便が硬い又は便秘気味
○舌が乾燥した感じ
これは全体的な寒熱のチェックです。
実際の漢方相談でお薬を出す場合は、この寒熱が身体の上部なのか?中間なの
か?下部なのか?も合わせて考えていきますよ。
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