よく漢方にはエビデンスがないと批判されます。
特に西洋医学の優秀な医師から。
エビデンスとは、簡単にいうと科学的根拠のことですね。
「漢方は科学的な証拠がない!だから効果なんてあるのかないのか疑わしいっ!」
ってな感じに言われます。
実はこの感覚。
西洋医だけではありません。
一般の人は批判はしませんが「なんか怪しい・・・」と思っている人もいます。
なぜか特に男性。
漢方の効果を疑っている人は、なぜか男性が多い。
かく言う、僕も初めは漢方って、占いかなんかの眉唾ものだと思っていました。
その点、女性はすごいです。
漢方が科学的にどうなのか?なんて気にしません。
「もし、漢方治療にチャンスがあるのなら、やってみよう!」
みたいな感じです。
多分、新しいことや環境に飛び込む度胸が女性の方が男性よりもあるのだと思います。
ちょっと、話が逸れましたが、漢方にはエビデンスがないと言っている人は、そもそもの前提を間違っています。
その前提とは、漢方に医学がついているからといって科学的かどうかで考えること自体が違います。
こう書くと「ほら、ほら、漢方をやってる人って、問題をすり替えようとするし、宗教じみてるよね」って思われるかもしれませんが、まー聞いてください。
漢方が科学的でないから非科学的かというと、そんなことはありません。
これほど、科学的に捉えていこうとした医学はないと思います。
ただ、科学的、理論的な捉え方が違うのです。
漢方は科学的でないと言われる人は、大概が西洋医学的な方向の思考から考えています。
西洋医学の思考とは「何か1つの現象が何か1つの原因に起因する」という考え方。(僕の勝手な持論ですが)
だからすぐに「その漢方薬の成分は何か?」「なんの成分がどう効いたのか?」ということを問題視します。
しかし、そもそも、漢方医学自体が1つの現象を細かく細かく捉えていこうとは考えていません。
身体を全体で捉えて、その全体がどんなバランスで成り立っているのかを考えていきます。
根元の考え方が違うのですね。
漢方薬は何か1つの病気や症状を何か1つの成分で治そうとはしません。
また、その成分を増やしていって治す症状を増やしていこうとするような単純な足し算もしません。
何種類もの異なる働きをもった生薬が1つの処方となって、身体中のいろいろなところに効いていくのです。
構成されている生薬、1つをとってもいろいろな働きがあります。
何百種類、ひょっとしたら、何千種類の働きが組み合わさって身体全体を調整しようとします。
組合わさった生薬は足し算ではありません。(しつこいか・・・)
だから、漢方は非科学的に効いているのではなく、働きが複雑すぎて、現在の科学では捉えられないのです。
それに加えて、漢方薬は病名に合わせるのではなく体質に合わせます。
体質は人それぞれ違います。
2人の同じ頭痛持ちの人がいたとします。
一方の人の症状には頭痛以外に軽いめまいや胃もたれがある状態。
もう一方の人に頭痛以外に夜中のオシッコ。
このたった1つか2つの特徴的な症状が加わるだけで頭痛持ちの2人の体質は全く変わるのです。
体質が変われば、当然、選ぶ漢方薬も変わります。
同じ漢方薬で治せないのです。
この 「体質=漢方薬」 というお薬の選び方も科学的に証明する邪魔をします。
漢方薬が、その都度、その人に合わせた、それぞれの働きになるので一定して分析できないのです。
だから、非常に理論的ですが、科学的には捉えることは難しいです。
では、科学的に捉えるのは難しいから、適当な医学なのか?
そんなことはありません。
漢方は2千年前から発達してきましたが、その2千年間で一度も「西洋医学的な科学理論で捉えて治療しなさい」なんて言ってません。
現在のヘンテコな方法は、厚生労働省やツムラなどに代表される漢方薬メーカー、漢方的体質をみれない医師達が、自分たちの都合でやり始めたことです。
大昔から、漢方は漢方の理論で診断すれば、スムーズにいくようになっています。
なぜ、あれだけの漢方理論が揃っているのに、なぜ、漢方では指示したこともない西洋医学理論を無理矢理あてはめて漢方をやろうとしたり「エビデンスがない」と言っているのか・・・とても不思議です。
頭を科学でガチガチに固めないで、人間の感情や自然など、世の中のまだまだ科学で解明できない部分に目を向ければ、漢方がなんとなくみえてくるように思います。
2013年08月22日
2013年08月09日
漢方薬の効果は量を増やせば、よく効くようになるわけじゃない!
西洋医学的な発想からいくと最も誤解しがちなのが、効果のある漢方薬や生薬の分量を増やしていけば、それだけ効果が高くなるという考え方。
これ、一般の人は、そう思っても、しょうがないと思うのですが、漢方を東洋医学理論として理解していない先生なんかも誤解していたりします。
一般にドラッグなどに売っている痛み止めなどのお薬と病院の同じような痛み止めのお薬の違いって何かご存知ですか?
全てがそうというわけじゃないですが、大体は成分濃度の違いです。
要するに病院のは濃度が濃いだけ。
人工的に作り出した新薬は、成分の濃度が濃くなるほど、作用が強くなります。
ここで、もう一つ、勘違いしてはいけないのは「良くなる効果」が強くなるわけじゃないですよ。
「作用」が強くなるのです。
例えば花粉症の鼻水を抑えてくれる薬の濃度が強いということは、鼻水を抑える力も強いですが、同じように眠くなったりボーッとしたりする症状も強くなったり、長く続いたりするということです。
作用とはそんなものですが、処方する医者側でも「濃度が強ければ治る」と単純に考えている場合があります。
中には、その西洋医学の化学的な考え方を勝手に漢方薬にあてはめている先生もいます。
もちろん、漢方では濃度が「濃い=作用が強い」になるとは限りません。
漢方薬は生薬でできています。
そして、その生薬は食べ物の延長線上にあるものです。
例えば、砂糖は脳の活動や筋肉の活動のエネルギー源になります。
それでは、この砂糖は、たくさんの量をとれば、とるほど身体は元気になると思います?
答えは・・・余計に疲れます。
体内の砂糖の濃度をどんどん濃くしても、膵臓が疲れ、血液が粘るだけです。
そして、漢方的には砂糖にも副作用がありますので、その副作用である「吐き気」が出てきます。
こういった食べ物と同じように漢方薬も2倍量飲んだりしても効果が高くなるわけじゃありません。
まず漢方薬の種類自体が体質と合っているかどうかという問題があります。
漢方は体質と合っていない漢方薬を飲むと副作用になる場合があるので、量を増やすということは、副作用を増やす、強めるということにもつながりかねません。
病院のお薬は、体質がどうであろうと、薬の成分の力で強制的に身体の働きを変えて治ったということにしますが、漢方の場合は飲む人の自然治癒力が発揮できるよう、漢方薬がお手伝いするのです。
漢方薬が無理矢理、身体の働きを変えて治そうとするわけじゃありません。
漢方薬を体質に合わせて飲まないといけないのは、この働きゆえですね。
身体のバランスを調整していく力やペースには個人差があります。
スポーツをしていて病気知らずの人は、回復させる力が強いです。
逆に大病を長い間、患っているおばあちゃんは、回復させる力が弱いです。
人それぞれの治ろうとする力の違いがあるのですね。
だから、分量も適量があります。
早く治したいからといっても、身体の回復力は早まらないのです。
病院のお薬の場合は、体質に関係なく「強制的に変化」させるので量を増やせば増やすほど、作用が強くなっていきますが、漢方の場合は、漢方薬の分量を増やしても、体質の調整する力は増えません。
だから、倍量にしたからといって2倍、速く治るわけでもないし、
2倍、効くわけでもないのですね。
それどころか、僕の治療経験では、少ない量にしたほうが劇的に効いたことが多かったです。
要は、東洋医学の大原則。
バランスなんですね。
あまり、あせって効果を期待しすぎてもいけない。
でも、1ヶ月も2ヶ月も経って、何も効果を感じないのであれば、それは体質や漢方薬の種類を考え直さないといけません。
漢方治療する場合は、あせらず、しかし着実に少しでも進んでいけるようにすることが大事だと思っています。
これ、一般の人は、そう思っても、しょうがないと思うのですが、漢方を東洋医学理論として理解していない先生なんかも誤解していたりします。
一般にドラッグなどに売っている痛み止めなどのお薬と病院の同じような痛み止めのお薬の違いって何かご存知ですか?
全てがそうというわけじゃないですが、大体は成分濃度の違いです。
要するに病院のは濃度が濃いだけ。
人工的に作り出した新薬は、成分の濃度が濃くなるほど、作用が強くなります。
ここで、もう一つ、勘違いしてはいけないのは「良くなる効果」が強くなるわけじゃないですよ。
「作用」が強くなるのです。
例えば花粉症の鼻水を抑えてくれる薬の濃度が強いということは、鼻水を抑える力も強いですが、同じように眠くなったりボーッとしたりする症状も強くなったり、長く続いたりするということです。
作用とはそんなものですが、処方する医者側でも「濃度が強ければ治る」と単純に考えている場合があります。
中には、その西洋医学の化学的な考え方を勝手に漢方薬にあてはめている先生もいます。
もちろん、漢方では濃度が「濃い=作用が強い」になるとは限りません。
漢方薬は生薬でできています。
そして、その生薬は食べ物の延長線上にあるものです。
例えば、砂糖は脳の活動や筋肉の活動のエネルギー源になります。
それでは、この砂糖は、たくさんの量をとれば、とるほど身体は元気になると思います?
答えは・・・余計に疲れます。
体内の砂糖の濃度をどんどん濃くしても、膵臓が疲れ、血液が粘るだけです。
そして、漢方的には砂糖にも副作用がありますので、その副作用である「吐き気」が出てきます。
こういった食べ物と同じように漢方薬も2倍量飲んだりしても効果が高くなるわけじゃありません。
まず漢方薬の種類自体が体質と合っているかどうかという問題があります。
漢方は体質と合っていない漢方薬を飲むと副作用になる場合があるので、量を増やすということは、副作用を増やす、強めるということにもつながりかねません。
病院のお薬は、体質がどうであろうと、薬の成分の力で強制的に身体の働きを変えて治ったということにしますが、漢方の場合は飲む人の自然治癒力が発揮できるよう、漢方薬がお手伝いするのです。
漢方薬が無理矢理、身体の働きを変えて治そうとするわけじゃありません。
漢方薬を体質に合わせて飲まないといけないのは、この働きゆえですね。
身体のバランスを調整していく力やペースには個人差があります。
スポーツをしていて病気知らずの人は、回復させる力が強いです。
逆に大病を長い間、患っているおばあちゃんは、回復させる力が弱いです。
人それぞれの治ろうとする力の違いがあるのですね。
だから、分量も適量があります。
早く治したいからといっても、身体の回復力は早まらないのです。
病院のお薬の場合は、体質に関係なく「強制的に変化」させるので量を増やせば増やすほど、作用が強くなっていきますが、漢方の場合は、漢方薬の分量を増やしても、体質の調整する力は増えません。
だから、倍量にしたからといって2倍、速く治るわけでもないし、
2倍、効くわけでもないのですね。
それどころか、僕の治療経験では、少ない量にしたほうが劇的に効いたことが多かったです。
要は、東洋医学の大原則。
バランスなんですね。
あまり、あせって効果を期待しすぎてもいけない。
でも、1ヶ月も2ヶ月も経って、何も効果を感じないのであれば、それは体質や漢方薬の種類を考え直さないといけません。
漢方治療する場合は、あせらず、しかし着実に少しでも進んでいけるようにすることが大事だと思っています。
2013年08月06日
別々の病気も1種類の漢方薬で一辺に治る。
漢方薬はいろいろな症状を一度に治してくれます。
西洋医学では、頭痛は鎮痛剤。
胃炎は胃腸薬。
不眠は睡眠薬。
と症状が多ければ多いほど、薬の種類も増えます。
1つの症状に対して1つのお薬です。
でも漢方薬は違います。
基本的には1つの漢方薬で、その人の持っている全部の症状を治します。
もちろん、体質のパターンによって1種類の漢方薬だけでは治らないこともありますが、かといって1つの症状に対して1つの漢方薬で治すわけではありません。
なぜ、漢方薬はいろいろな症状を1つの漢方薬で治すことができるのでしょうか?
それは、西洋医学と病気の考え方が根本的に違うからです。
西洋医学はミクロの医学です。
身体全体をみません。
頭痛は、頭の神経だけの問題として捉えます。
そして、ついでに言えば個人差も考えません。
病気の原因は量産された機械のように皆一緒と考えます。
「神経部分でどうなっているか?」を考え、強制的に痛み物質などを遮断することによって、痛みを感じなくしたりします。
漢方の場合は、「水」が原因なのか? 「血」が原因なのか? 『気』が原因なのか? 「脾」が原因なのか?人によって頭痛を起こす原因が違うので、頭痛 の原因をその人の体質を調べることによって分析します。
この時に漢方と西洋医学の違いがはっきりとします。
漢方では、頭痛を発端に体質をみますが、体質をみるためには全身の症状をみないと身体全体の状態である「体質」はわかりません。
「水」が原因の頭痛の場合は、他に夜中のオシッコがあったり、耳鳴りがあったりします。もちろん、これらの症状は人によって変わってきます。
全身のいろいろな症状を組み合わせて、それぞれの症状の関連性を考えて「体質」を考えるのです。
普通に考えればわかるのですが、僕たちは機械でできているわけではないので、何かの症状は、その部分だけの問題ではなく、かならず全身の状態と関係しているのです。
西洋医学の場合は、この時点で頭痛であれば、頭や神経の部分しかみません。
全て部分、部分で判断します。
夜中のオシッコがあれば、別で原因を考え薬を考えます。
頭痛とオシッコがつながっているとは考えません。
機械を部品ごと修理するような感覚ですね。
漢方は一見、関係のなさそうな症状と症状の関連をつなぎあわせて、それを総合的に、まとめたものをその人の体質として判断します。
そして、その1つの総合的な体質に対して1つの漢方薬を合わせます。
症状と症状を関連づけて体質を考えていますので、当然、治る時は、頭痛だけでなく、関連づけられた症状。
夜中のオシッコや耳鳴りも同時に治ってきます。
たまに漢方でも頭痛にはこの漢方薬。
不眠にはこの漢方薬。1つの症状に1つの漢方薬。みたいに処方している先生がいますが、あれは「西洋医学の1つの症状に対して1つの効果」という西洋医学の発想です。
漢方では、そんな考え方はありません。
そもそも、新薬は働きがはっきりと分かっている特定の有効成分が1つの症状に効くようになっています。
しかし漢方薬は1つの有効成分ではありません。
働きがそれぞれ違う生薬が平均8種類位で構成されているのです。
そして、その生薬の効果は1種類ではないし、その生薬が他の生薬と合わさった時の効果なども、ありますので西洋医学的な発想で1つの症状に1つの漢方薬を処方するのは、おかしいのです。
ということで漢方薬は体質を調整していくので、体質の中に含まれる症状は全て治ってきます。
だから1種類の漢方薬で不妊治療をしていて、腰痛が治ったり、アトピーの治療をしていて、慢性胃炎が治ったりします。
でもこれは「体質」を調整しているから一辺にいろいろな症状が治るのです。
なので、処方する先生が「体質」の判断を間違ったら、1つの症状すら治らないです。
そこが漢方がマニュアルでできない、僕らの悩みどころでもあり、腕の見せどころでもありますね。
西洋医学では、頭痛は鎮痛剤。
胃炎は胃腸薬。
不眠は睡眠薬。
と症状が多ければ多いほど、薬の種類も増えます。
1つの症状に対して1つのお薬です。
でも漢方薬は違います。
基本的には1つの漢方薬で、その人の持っている全部の症状を治します。
もちろん、体質のパターンによって1種類の漢方薬だけでは治らないこともありますが、かといって1つの症状に対して1つの漢方薬で治すわけではありません。
なぜ、漢方薬はいろいろな症状を1つの漢方薬で治すことができるのでしょうか?
それは、西洋医学と病気の考え方が根本的に違うからです。
西洋医学はミクロの医学です。
身体全体をみません。
頭痛は、頭の神経だけの問題として捉えます。
そして、ついでに言えば個人差も考えません。
病気の原因は量産された機械のように皆一緒と考えます。
「神経部分でどうなっているか?」を考え、強制的に痛み物質などを遮断することによって、痛みを感じなくしたりします。
漢方の場合は、「水」が原因なのか? 「血」が原因なのか? 『気』が原因なのか? 「脾」が原因なのか?人によって頭痛を起こす原因が違うので、頭痛 の原因をその人の体質を調べることによって分析します。
この時に漢方と西洋医学の違いがはっきりとします。
漢方では、頭痛を発端に体質をみますが、体質をみるためには全身の症状をみないと身体全体の状態である「体質」はわかりません。
「水」が原因の頭痛の場合は、他に夜中のオシッコがあったり、耳鳴りがあったりします。もちろん、これらの症状は人によって変わってきます。
全身のいろいろな症状を組み合わせて、それぞれの症状の関連性を考えて「体質」を考えるのです。
普通に考えればわかるのですが、僕たちは機械でできているわけではないので、何かの症状は、その部分だけの問題ではなく、かならず全身の状態と関係しているのです。
西洋医学の場合は、この時点で頭痛であれば、頭や神経の部分しかみません。
全て部分、部分で判断します。
夜中のオシッコがあれば、別で原因を考え薬を考えます。
頭痛とオシッコがつながっているとは考えません。
機械を部品ごと修理するような感覚ですね。
漢方は一見、関係のなさそうな症状と症状の関連をつなぎあわせて、それを総合的に、まとめたものをその人の体質として判断します。
そして、その1つの総合的な体質に対して1つの漢方薬を合わせます。
症状と症状を関連づけて体質を考えていますので、当然、治る時は、頭痛だけでなく、関連づけられた症状。
夜中のオシッコや耳鳴りも同時に治ってきます。
たまに漢方でも頭痛にはこの漢方薬。
不眠にはこの漢方薬。1つの症状に1つの漢方薬。みたいに処方している先生がいますが、あれは「西洋医学の1つの症状に対して1つの効果」という西洋医学の発想です。
漢方では、そんな考え方はありません。
そもそも、新薬は働きがはっきりと分かっている特定の有効成分が1つの症状に効くようになっています。
しかし漢方薬は1つの有効成分ではありません。
働きがそれぞれ違う生薬が平均8種類位で構成されているのです。
そして、その生薬の効果は1種類ではないし、その生薬が他の生薬と合わさった時の効果なども、ありますので西洋医学的な発想で1つの症状に1つの漢方薬を処方するのは、おかしいのです。
ということで漢方薬は体質を調整していくので、体質の中に含まれる症状は全て治ってきます。
だから1種類の漢方薬で不妊治療をしていて、腰痛が治ったり、アトピーの治療をしていて、慢性胃炎が治ったりします。
でもこれは「体質」を調整しているから一辺にいろいろな症状が治るのです。
なので、処方する先生が「体質」の判断を間違ったら、1つの症状すら治らないです。
そこが漢方がマニュアルでできない、僕らの悩みどころでもあり、腕の見せどころでもありますね。
2013年07月12日
漢方治療とは治療をクリエイトデザインすること
僕はギターをやってるのですが、この間、ギターの師匠の話の中で漢方の世界と似ているな〜と思う事がありました。
師匠の話によると、音大のエリートは、ちゃんとした楽譜があると、それを完璧に弾きこなせるそうです。
優秀になればなるほど。1つも間違えずに・・・。
その音大の人と師匠がセッションする時にちゃんとした楽譜がなかったので、師匠が耳コピでとって、それを楽譜にしました。
厳密なやつではなく、なんとなくな感じのやつ。
それを元にみんなでセッションしよう!ってことになったらしいのですが、音大の人は、ちゃんとした楽譜じゃないので、どう弾いたらいいのかわからないと言われたらしいです。
師匠はいかにもなミュージシャンなので「なんとなくこんな感じでいこうよ!」って話たのですが、「よくわからない、やっぱり、ちゃんとした楽譜をください」とのこと。
いやだから・・・とその時のことを「あいつはソウルが音楽じゃない!」って話されてました。
つまり、音大の人は楽譜を元にキレイに演奏ロボのように再現する力をもっているけれども、自分で曲をクリエイトできない。それは音楽じゃない!って憤慨されていたのです。
僕は、この話を聞いた時に現在の漢方業界とよく似ているなと思いました。
西洋医学はデジタル的な理屈があって効果などを証明するエビデンスがあります。
非常に科学的で、そこに感覚的なものが入る余地はないです。
一方、漢方は科学のない時代に確立されたもの。
驚かれるかもしれませんが、実は漢方の診断方法や漢方薬を合わせる方法は2千年前にすでに確立されて現代も、その方法を元に処方することが正しい漢方治療の方法なのです。
古いから非科学的とかそんな次元ではなく、西洋医学の科学的思想と漢方は根元の考え方が違うのです。
漢方は自然との調和を目指している医学なので、アナログな感覚が多く、感覚的なものも重要になる医学です。
今、漢方薬が流行っているのか病院でも処方されるようになりました。
でも残念ながら大半の病院の漢方の方法は、メーカーから貰ったマニュアルなどを参考にして処方しているだけ。
例えば「不妊症に当帰芍薬散」とか。「アトピーに消風散」とか。
ぶっちゃけ素人でも本さえあれば処方できるレベルで病院が「漢方ができます」とか言ってます。
あらかじめ決められたことを覚えるのは優秀なお医者さんなので、おそらくマニュアルに書いてあることは完璧に覚えているでしょう。
でも、これって西洋医学のやり方です。
ガイドラインを覚えて、その手順に沿って診断、処方する。
さっきの音楽の話でいったら、音大の人は楽譜がちゃんとあるならキレイに演奏できますよっ!てやつ。
でも、漢方は西洋医学じゃないんですね。東・洋・医・学!
当たり前ですが、大半の病院が、それを混同してなんとか西洋医学にあてはめようとやってるようです。
漢方は東洋医学の理論に沿って、東洋医学の手順で漢方薬を処方しなければいけません。
科学的に漢方を解明するのもいいと思いますが、それは患者さんを治療する場ではなく、研究かなにかで勝手にやってくれ、といったところです。
漢方薬はひとりひとりの体質に合わせて選びます。
体質は皆さん違います。
マニュアルは、あくまで一例が書いてあるだけで、本来は毎回、ひとりひとりに対して、体質を考え処方を変えていかないといけないのです。
楽譜にない曲を楽譜にないニュアンスでやらなければいけないのです。
毎回、オリジナル曲の作成。
「前のアトピーの人は消風散で治ったから、今回の人も消風散でいっか!」
ブー!これは漢方では通用しません。
そんな、体質がきっちり同じ人なんかまず来ません。
西洋医学的な病名診断はアトピーかもしれませんが、東洋医学的な体質は、絶対にひとりひとり違うはず!
だから、アトピーの人それぞれに治療をデザインしていかないといけません。
新しいニュアンスの弾き方。
自分、オリジナルの作曲。
僕はWebデザインもするのですが、初めてお会いした患者さんの体質を考え、治療方針をデザインするのは、新たなデザインを考える作業に似ています。
デザインにはマニュアル的なテンプレートデザインというものがありますが、テンプレートでつくったWebサイトは、専門家でなくとも、なんか味気ない感じを受けるのですね。要するに感動がない。
勝手なこじつけかもしれませんが、漢方は西洋医学とは別物です。
どちらかというと西洋医学よりも音楽やデザイン、料理の世界の方が近いです。
だから、趣味のギターやデザイン、料理は一見、関連がなさそうですが、僕の漢方治療に役立ってくれているのではないかと思っています。
師匠の話によると、音大のエリートは、ちゃんとした楽譜があると、それを完璧に弾きこなせるそうです。
優秀になればなるほど。1つも間違えずに・・・。
その音大の人と師匠がセッションする時にちゃんとした楽譜がなかったので、師匠が耳コピでとって、それを楽譜にしました。
厳密なやつではなく、なんとなくな感じのやつ。
それを元にみんなでセッションしよう!ってことになったらしいのですが、音大の人は、ちゃんとした楽譜じゃないので、どう弾いたらいいのかわからないと言われたらしいです。
師匠はいかにもなミュージシャンなので「なんとなくこんな感じでいこうよ!」って話たのですが、「よくわからない、やっぱり、ちゃんとした楽譜をください」とのこと。
いやだから・・・とその時のことを「あいつはソウルが音楽じゃない!」って話されてました。
つまり、音大の人は楽譜を元にキレイに演奏ロボのように再現する力をもっているけれども、自分で曲をクリエイトできない。それは音楽じゃない!って憤慨されていたのです。
僕は、この話を聞いた時に現在の漢方業界とよく似ているなと思いました。
西洋医学はデジタル的な理屈があって効果などを証明するエビデンスがあります。
非常に科学的で、そこに感覚的なものが入る余地はないです。
一方、漢方は科学のない時代に確立されたもの。
驚かれるかもしれませんが、実は漢方の診断方法や漢方薬を合わせる方法は2千年前にすでに確立されて現代も、その方法を元に処方することが正しい漢方治療の方法なのです。
古いから非科学的とかそんな次元ではなく、西洋医学の科学的思想と漢方は根元の考え方が違うのです。
漢方は自然との調和を目指している医学なので、アナログな感覚が多く、感覚的なものも重要になる医学です。
今、漢方薬が流行っているのか病院でも処方されるようになりました。
でも残念ながら大半の病院の漢方の方法は、メーカーから貰ったマニュアルなどを参考にして処方しているだけ。
例えば「不妊症に当帰芍薬散」とか。「アトピーに消風散」とか。
ぶっちゃけ素人でも本さえあれば処方できるレベルで病院が「漢方ができます」とか言ってます。
あらかじめ決められたことを覚えるのは優秀なお医者さんなので、おそらくマニュアルに書いてあることは完璧に覚えているでしょう。
でも、これって西洋医学のやり方です。
ガイドラインを覚えて、その手順に沿って診断、処方する。
さっきの音楽の話でいったら、音大の人は楽譜がちゃんとあるならキレイに演奏できますよっ!てやつ。
でも、漢方は西洋医学じゃないんですね。東・洋・医・学!
当たり前ですが、大半の病院が、それを混同してなんとか西洋医学にあてはめようとやってるようです。
漢方は東洋医学の理論に沿って、東洋医学の手順で漢方薬を処方しなければいけません。
科学的に漢方を解明するのもいいと思いますが、それは患者さんを治療する場ではなく、研究かなにかで勝手にやってくれ、といったところです。
漢方薬はひとりひとりの体質に合わせて選びます。
体質は皆さん違います。
マニュアルは、あくまで一例が書いてあるだけで、本来は毎回、ひとりひとりに対して、体質を考え処方を変えていかないといけないのです。
楽譜にない曲を楽譜にないニュアンスでやらなければいけないのです。
毎回、オリジナル曲の作成。
「前のアトピーの人は消風散で治ったから、今回の人も消風散でいっか!」
ブー!これは漢方では通用しません。
そんな、体質がきっちり同じ人なんかまず来ません。
西洋医学的な病名診断はアトピーかもしれませんが、東洋医学的な体質は、絶対にひとりひとり違うはず!
だから、アトピーの人それぞれに治療をデザインしていかないといけません。
新しいニュアンスの弾き方。
自分、オリジナルの作曲。
僕はWebデザインもするのですが、初めてお会いした患者さんの体質を考え、治療方針をデザインするのは、新たなデザインを考える作業に似ています。
デザインにはマニュアル的なテンプレートデザインというものがありますが、テンプレートでつくったWebサイトは、専門家でなくとも、なんか味気ない感じを受けるのですね。要するに感動がない。
勝手なこじつけかもしれませんが、漢方は西洋医学とは別物です。
どちらかというと西洋医学よりも音楽やデザイン、料理の世界の方が近いです。
だから、趣味のギターやデザイン、料理は一見、関連がなさそうですが、僕の漢方治療に役立ってくれているのではないかと思っています。
2013年05月31日
漢方薬は効くのに3ヶ月かかるはウソ!!
前回から、自分の飲んでいる漢方薬が身体に合っているかどうかを調べる方法や考え方を書いてきました。
その時の記事では「漢方薬が誰でも1ヶ月で効いてくる」と【仮定】してお話しました。
過去記事はコチラから 自分の漢方薬が合っているかどうかを知る方法 病院編
しかし、実際は自分の飲んでいる漢方薬が合っているかどうかを調べるに当たって、最も障害になるのは、どこの期間で区切って確認するのか?
これが一番重要で、難しい問題なのです。
病院なんかでは、漢方薬は効くまでに3〜6ヶ月かかると意味不明なデマが流れています。
でも、コレ、ほんっとに不思議な話。
僕は、本好きなので、漢方関連の本も大概、読みましたが、3ヶ月かけてジワジワと漢方薬が効いてくるなんて話、どこにも載っていません。
一般の漢方知らない人やマニュアル的に処方できるように書かれているような素人向けの漢方の本は読まないので知りませんが、少なくとも専門家が読む本には、一切書いていません。
そういった専門書には、実際の治療例が載っていますが、もちろん、人によって治った期間はバラバラ。
それどころか、古い本になるほど、10日で治ったとか、7日で漢方薬の種類を変えたとか書いてあります。
どちらかというと、専門的になればなるほど、3ヶ月で効くとか悠長な話ではなく、10日とか7日とか短い期間なんですね。
ただし、短い期間で治りましたと書いてあるのではなく、短い期間で漢方薬を飲んだ後の変化をみて、続けるなり、漢方薬の種類を変えるなりしなければならないと示唆されています。
どちらにしても、漢方薬を飲んで変化が現れる期間は、人、体質によってバラバラということです。
3週間から変化が出てくる人や3ヶ月から変化が出てくる人。
現場での経験から見ると、ほんと、人それぞれ。
アトピー歴3年の人とアトピー歴30年の人だとアトピー歴3年の人のほうが早く変化が出る感じですが、体質によってはアトピー歴30年の人のほうが早く変化が出てくることもあります。
自分の飲んでいる漢方薬が合っているかどうかは、治るか、治らないじゃなく、あらかじめ、たてた症状変化の推測をもとに、みていきますよ。と前の記事で書きましたが、
じゃあ、どの期間で「変化があった」「変化がなかった」を見るのか?
処方する日数は、かならず変化が出る期間ではありません。
飲み終わったら、変化が出ますよってことではないのです。
病院やお店の都合だったり、なんとなく1ヶ月分だったり・・・。
患者さんは、無意識に飲み終わった頃に変化があるはずと思うかもしれませんが、それはこちら側の都合です。
では、どう考えればいいのか?
それは、その変化の期間も推測しておくのです。
どうやって?
本に載ってません。
先輩に教えてもらったって、それが合っている情報なのかどうかはわかりません。
期間は、自分の経験から考えるしかないのです。
数々の経験から、これくらいで変わってくるのじゃないかと。
誰かに効いた、ある漢方薬でも、それが同じ病気の人でも同じようには効きません。
アトピーの誰かが柴胡桂枝湯で治っても、病名が同じアトピーの人が同じ柴胡桂枝湯で治るかどうかはわからないのです。その人は、荊芥連翹湯で治るのかも。
体質が合っていなければ、漢方薬はウンともスンともいわないこともあるのです。
そんな状態に陥ったら、漢方薬が効かない身体ということ?
そうじゃないです。漢方薬は500種類以上あるので、あなたに合う漢方薬はきっとあるのです。
ただ、漢方医の腕が悪くて見つけられていないだけ。
そんな場合は、新たな漢方薬に変えていかないといけませんが、何の変化もなければ、どのタイミング、どの期間で変えるのでしょうか?
1ヶ月?2ヶ月?
1ヶ月、全く効いていなかった漢方薬は、そこから1週間後に変化があるかもしれない。
それだと、1週間不足したために、効いていたかもしれない漢方薬をやめることになるかもしれません。
逆もしかりで、もうちょっと、もうちょっとで効くという漢方薬は初めから合っていなくて、いくら飲んでも効かないかもしれない。
この期間も患者さんにいろいろと聞きながら、一緒に考えていかないといけないのです。
結構、長い事、同じ漢方薬を飲んでるけど、変化を感じていない人。
漢方薬が合っていない場合もあるので、処方してくれた先生に、どれくらいの
期間で、どういう症状が、どうなると考えているかを聞いたほうがいいと思います。
その時の記事では「漢方薬が誰でも1ヶ月で効いてくる」と【仮定】してお話しました。
過去記事はコチラから 自分の漢方薬が合っているかどうかを知る方法 病院編
しかし、実際は自分の飲んでいる漢方薬が合っているかどうかを調べるに当たって、最も障害になるのは、どこの期間で区切って確認するのか?
これが一番重要で、難しい問題なのです。
病院なんかでは、漢方薬は効くまでに3〜6ヶ月かかると意味不明なデマが流れています。
でも、コレ、ほんっとに不思議な話。
僕は、本好きなので、漢方関連の本も大概、読みましたが、3ヶ月かけてジワジワと漢方薬が効いてくるなんて話、どこにも載っていません。
一般の漢方知らない人やマニュアル的に処方できるように書かれているような素人向けの漢方の本は読まないので知りませんが、少なくとも専門家が読む本には、一切書いていません。
そういった専門書には、実際の治療例が載っていますが、もちろん、人によって治った期間はバラバラ。
それどころか、古い本になるほど、10日で治ったとか、7日で漢方薬の種類を変えたとか書いてあります。
どちらかというと、専門的になればなるほど、3ヶ月で効くとか悠長な話ではなく、10日とか7日とか短い期間なんですね。
ただし、短い期間で治りましたと書いてあるのではなく、短い期間で漢方薬を飲んだ後の変化をみて、続けるなり、漢方薬の種類を変えるなりしなければならないと示唆されています。
どちらにしても、漢方薬を飲んで変化が現れる期間は、人、体質によってバラバラということです。
3週間から変化が出てくる人や3ヶ月から変化が出てくる人。
現場での経験から見ると、ほんと、人それぞれ。
アトピー歴3年の人とアトピー歴30年の人だとアトピー歴3年の人のほうが早く変化が出る感じですが、体質によってはアトピー歴30年の人のほうが早く変化が出てくることもあります。
自分の飲んでいる漢方薬が合っているかどうかは、治るか、治らないじゃなく、あらかじめ、たてた症状変化の推測をもとに、みていきますよ。と前の記事で書きましたが、
じゃあ、どの期間で「変化があった」「変化がなかった」を見るのか?
処方する日数は、かならず変化が出る期間ではありません。
飲み終わったら、変化が出ますよってことではないのです。
病院やお店の都合だったり、なんとなく1ヶ月分だったり・・・。
患者さんは、無意識に飲み終わった頃に変化があるはずと思うかもしれませんが、それはこちら側の都合です。
では、どう考えればいいのか?
それは、その変化の期間も推測しておくのです。
どうやって?
本に載ってません。
先輩に教えてもらったって、それが合っている情報なのかどうかはわかりません。
期間は、自分の経験から考えるしかないのです。
数々の経験から、これくらいで変わってくるのじゃないかと。
誰かに効いた、ある漢方薬でも、それが同じ病気の人でも同じようには効きません。
アトピーの誰かが柴胡桂枝湯で治っても、病名が同じアトピーの人が同じ柴胡桂枝湯で治るかどうかはわからないのです。その人は、荊芥連翹湯で治るのかも。
体質が合っていなければ、漢方薬はウンともスンともいわないこともあるのです。
そんな状態に陥ったら、漢方薬が効かない身体ということ?
そうじゃないです。漢方薬は500種類以上あるので、あなたに合う漢方薬はきっとあるのです。
ただ、漢方医の腕が悪くて見つけられていないだけ。
そんな場合は、新たな漢方薬に変えていかないといけませんが、何の変化もなければ、どのタイミング、どの期間で変えるのでしょうか?
1ヶ月?2ヶ月?
1ヶ月、全く効いていなかった漢方薬は、そこから1週間後に変化があるかもしれない。
それだと、1週間不足したために、効いていたかもしれない漢方薬をやめることになるかもしれません。
逆もしかりで、もうちょっと、もうちょっとで効くという漢方薬は初めから合っていなくて、いくら飲んでも効かないかもしれない。
この期間も患者さんにいろいろと聞きながら、一緒に考えていかないといけないのです。
結構、長い事、同じ漢方薬を飲んでるけど、変化を感じていない人。
漢方薬が合っていない場合もあるので、処方してくれた先生に、どれくらいの
期間で、どういう症状が、どうなると考えているかを聞いたほうがいいと思います。
2013年05月28日
ツムラが効かないからやめる!それもちがうだろ!
昔にツムラの漢方薬は効果が薄いから効かない。
そんな噂が業界で、まことしやかにあるという記事を書きました。
「ツムラの漢方薬は、なぜ効かないと言われるのか? その1」はコチラ
ツムラの漢方薬が効きにくいというのは、噂だけでなく、僕自身もツムラの漢方薬を飲んでいた何人かの人にツツムラとは違うメーカーの同じ種類の漢方薬を飲んでもらって、効き方が全然違ったと言う経験があります。
後、自分なりの分析として、厚労相が決めた薬価と経営上のコストの問題、ツムラの勉強会で、ツムラを使っている医者が3倍は使ったほうがいいと公言していたこと。
なぜか、全国の離れたところの諸先生方の噂が共通してツムラは3倍量飲んだ方がいいとなっていること、その他、諸々と効果が薄いというような噂があります。
誤解されるといけないので、言っておくと、これらは漢方相談を実践でされている先生方の業界内のあくまで噂であって、真意はツムラの社長か役員クラスしか知らないと思いますよ。
それを踏まえて、今回は、それはそれで違うだろっと言う話を聞きました。
今回の主旨に似ている記事は過去にも書いているのですが、今回は、ほんと病院の漢方の捉え方ってずれてるなって話です。
ある不妊治療をしている病院ですが、患者さんは、そこで漢方薬を希望されました。
そしたら、その先生、昔はツムラの漢方薬をやってたけど、処方しても処方しても効かないから、やめたとのこと。
ここで大きな勘違いがあります。「それは違うだろっ!」
おそらく、この病院、いわゆる病名漢方というマニュアル的に処方しているところじゃないかと思います。
患者さん自身も東洋医学的な問診や説明は一切、なかったと言われているので。
何の勘違いがあるかここで考えてみましょう。
西洋医学のお薬の効果は、ある1つの症状などに対して、何かの効果があり、それが効くようになっています。
鎮痛剤なら痛みを止める。
咳止めなら咳を止める。
1つの症状が薬を飲めば良くなる。
効果が非常にわかりやすいですね。単純とも言えます。
(効果が1つとは限らない薬もありますが、おおむね単純です)
そしてこの効果は体質によって変わることはありません。
特殊な遺伝的な問題がない限り、一般的な人なら、効果は皆、同じです。
また、誰でも同じような効果が得られるようにつくられています。
ところが、漢方薬は違います。
まず、誰にでも共通した決まった効果がありません。
例えば、漢方薬で「行気」という効果がありますが、これは、気を巡らせる働きです。
この働きは、気滞といって気が滞っている人であれば、気が巡るので、良い効果となって現れますが、逆に気が漏れていたり、気が不足している人は、行気で気が巡ることによって、余計に疲れたり、ひどい症状が出てきたりします。
単純な例にしていますが、体質と漢方薬を合わせるとは、こういうことですね。
気滞の人には、行気の作用。
気が滞ってなければ行気の作用は必要ないのです。
余計なだけ。
こういった作用が1つの漢方薬で4つとか、5とか複数あります。
だから、新薬のように1つの症状に1つの作用を考えればいいのではないので、実際はもっと複雑です。
漢方薬はこのようにあらかじめ誰にでも共通して作用するものがないです。
だから、漢方薬が体質に合っていたとか、効果があったというのは、治ってから初めて確認できるのです。
初めに体質を分析して、それに漢方薬を合わせる。
初めの体質の分析もそれに合わせる漢方薬も飲む前は推測でしかないのです。
漢方処方の過程で先生が犯す間違いは2つあります。
1つは、体質の分析が間違っている。
すると、自動的にその間違った体質に合わせた漢方薬は自動的に間違っているので、効かないのです。
かしこい、あなたなら、気づきました。
そうなんです。
漢方の場合は、新薬と違って、効かない結果が出た場合、悪いのは漢方薬ではなく、それを選んだ先生の「腕」
漢方薬の場合は、誰にでも共通する効果がないから。
だから、病名だけで漢方薬を処方していたら、まず、効いたか効いていないかの判別すらできません。
それは、ラッキーに頼っているだけ。
だって、うちでも不妊症で23歳〜47歳の方が来ていますが、漢方の理論を知らないあなたでも23歳と47歳の人が同じ体質だと思います?
だからツムラの漢方薬は決して悪くないのです。
(上げたり下げたり、大変だなと思われてるかな)
もちろん、漢方薬自体の効果がもし薄ければ、効いているか?効いていないか?の判別がしずらいので、やりにくいですが・・・
でも、それより最も重要なのは、体質の診断力。
次にその体質に最適な漢方薬を合わせる能力。
そして、漢方薬が合っているかどうかを見極める能力。
そういった理由から「漢方薬」が効かないということはあり得ない。
ツムラだって業界の噂的に言えば、効果は薄いんでしょうが、ないわけじゃない。
仮にその先生が、漢方の事に詳しくて、ちゃんと腕があって、それで漢方薬を扱っているのであれば、効果の高い漢方薬を探せばいいだけのこと。
漢方薬が効かなければ、まず疑うのは自分の漢方の「腕」
どのメーカーさんの漢方薬であれ、漢方薬全般を指して効かないという人は、自ら「私は漢方の事を知りません」と言ってるようなものですよ。
「漢方薬」をバカにしたら漢方治療は始まりません。
まず、バカにするのは自分の漢方の腕!
それを何度も乗り越えて漢方の腕が上がっていくのだと思います。
そんな噂が業界で、まことしやかにあるという記事を書きました。
「ツムラの漢方薬は、なぜ効かないと言われるのか? その1」はコチラ
ツムラの漢方薬が効きにくいというのは、噂だけでなく、僕自身もツムラの漢方薬を飲んでいた何人かの人にツツムラとは違うメーカーの同じ種類の漢方薬を飲んでもらって、効き方が全然違ったと言う経験があります。
後、自分なりの分析として、厚労相が決めた薬価と経営上のコストの問題、ツムラの勉強会で、ツムラを使っている医者が3倍は使ったほうがいいと公言していたこと。
なぜか、全国の離れたところの諸先生方の噂が共通してツムラは3倍量飲んだ方がいいとなっていること、その他、諸々と効果が薄いというような噂があります。
誤解されるといけないので、言っておくと、これらは漢方相談を実践でされている先生方の業界内のあくまで噂であって、真意はツムラの社長か役員クラスしか知らないと思いますよ。
それを踏まえて、今回は、それはそれで違うだろっと言う話を聞きました。
今回の主旨に似ている記事は過去にも書いているのですが、今回は、ほんと病院の漢方の捉え方ってずれてるなって話です。
ある不妊治療をしている病院ですが、患者さんは、そこで漢方薬を希望されました。
そしたら、その先生、昔はツムラの漢方薬をやってたけど、処方しても処方しても効かないから、やめたとのこと。
ここで大きな勘違いがあります。「それは違うだろっ!」
おそらく、この病院、いわゆる病名漢方というマニュアル的に処方しているところじゃないかと思います。
患者さん自身も東洋医学的な問診や説明は一切、なかったと言われているので。
何の勘違いがあるかここで考えてみましょう。
西洋医学のお薬の効果は、ある1つの症状などに対して、何かの効果があり、それが効くようになっています。
鎮痛剤なら痛みを止める。
咳止めなら咳を止める。
1つの症状が薬を飲めば良くなる。
効果が非常にわかりやすいですね。単純とも言えます。
(効果が1つとは限らない薬もありますが、おおむね単純です)
そしてこの効果は体質によって変わることはありません。
特殊な遺伝的な問題がない限り、一般的な人なら、効果は皆、同じです。
また、誰でも同じような効果が得られるようにつくられています。
ところが、漢方薬は違います。
まず、誰にでも共通した決まった効果がありません。
例えば、漢方薬で「行気」という効果がありますが、これは、気を巡らせる働きです。
この働きは、気滞といって気が滞っている人であれば、気が巡るので、良い効果となって現れますが、逆に気が漏れていたり、気が不足している人は、行気で気が巡ることによって、余計に疲れたり、ひどい症状が出てきたりします。
単純な例にしていますが、体質と漢方薬を合わせるとは、こういうことですね。
気滞の人には、行気の作用。
気が滞ってなければ行気の作用は必要ないのです。
余計なだけ。
こういった作用が1つの漢方薬で4つとか、5とか複数あります。
だから、新薬のように1つの症状に1つの作用を考えればいいのではないので、実際はもっと複雑です。
漢方薬はこのようにあらかじめ誰にでも共通して作用するものがないです。
だから、漢方薬が体質に合っていたとか、効果があったというのは、治ってから初めて確認できるのです。
初めに体質を分析して、それに漢方薬を合わせる。
初めの体質の分析もそれに合わせる漢方薬も飲む前は推測でしかないのです。
漢方処方の過程で先生が犯す間違いは2つあります。
1つは、体質の分析が間違っている。
すると、自動的にその間違った体質に合わせた漢方薬は自動的に間違っているので、効かないのです。
かしこい、あなたなら、気づきました。
そうなんです。
漢方の場合は、新薬と違って、効かない結果が出た場合、悪いのは漢方薬ではなく、それを選んだ先生の「腕」
漢方薬の場合は、誰にでも共通する効果がないから。
だから、病名だけで漢方薬を処方していたら、まず、効いたか効いていないかの判別すらできません。
それは、ラッキーに頼っているだけ。
だって、うちでも不妊症で23歳〜47歳の方が来ていますが、漢方の理論を知らないあなたでも23歳と47歳の人が同じ体質だと思います?
だからツムラの漢方薬は決して悪くないのです。
(上げたり下げたり、大変だなと思われてるかな)
もちろん、漢方薬自体の効果がもし薄ければ、効いているか?効いていないか?の判別がしずらいので、やりにくいですが・・・
でも、それより最も重要なのは、体質の診断力。
次にその体質に最適な漢方薬を合わせる能力。
そして、漢方薬が合っているかどうかを見極める能力。
そういった理由から「漢方薬」が効かないということはあり得ない。
ツムラだって業界の噂的に言えば、効果は薄いんでしょうが、ないわけじゃない。
仮にその先生が、漢方の事に詳しくて、ちゃんと腕があって、それで漢方薬を扱っているのであれば、効果の高い漢方薬を探せばいいだけのこと。
漢方薬が効かなければ、まず疑うのは自分の漢方の「腕」
どのメーカーさんの漢方薬であれ、漢方薬全般を指して効かないという人は、自ら「私は漢方の事を知りません」と言ってるようなものですよ。
「漢方薬」をバカにしたら漢方治療は始まりません。
まず、バカにするのは自分の漢方の腕!
それを何度も乗り越えて漢方の腕が上がっていくのだと思います。
2013年04月11日
漢方薬の効果をもう少しわかりやすく説明してみる。
前回の漢方薬の効果が後で自分で読み返してみて、結構、意味不明なので、もうちょっとわかりやすく書いてみようと思います。
「結局、わからんわっ!」ってなるかもしれませんが、漢方って基本的には東洋医学の基礎知識がないと理解不能だということをご了承ください。
自分の飲んでる漢方薬はどんな効果なのか?
気になるところですね。
病院のお薬の効果は複雑ではないです。
例えば鎮痛剤は痛みを認識させる発痛物質というものを薬の効果で作られないようにします。抗生物質は、細菌を殺す。排卵誘発剤は、性腺刺激ホルモンを刺激してホルモン分泌を促進します。
基本的には1つのお薬は1つの効果。
また、体質の違いで薬の効果は変わりません。
実に単純、専門用語がなければ、小学生でもわかるメカニズムです。
一方、漢方薬はというと、効果に4種類のカテゴリーがあります。
漢方薬は、いくつかの生薬からつくられています。
例えば「当帰芍薬散」という処方は「当帰」「芍薬」「川芎」「白朮」「茯苓」「澤瀉」という6種類の生薬から成り立っています。
カテゴリー1の効果は、生薬を組み合わせた漢方薬全体としての効果。
当帰芍薬散の効果には「補血」「駆お血」「利水」「補虚」「血証の精神症状の調整」があります
「なんだこれ、聞いた事ないし、わかわからんわっ」ってなるかもしれませんが、漢方薬は東洋医学理論をもとにつくられているお薬なので、西洋医学は一切関係ありません。
漢方理論を知らない病院で説明している当帰芍薬散が黄体ホルモンを活性かするとかいうのは、当帰芍薬散の効果ではなく「漢方薬を勝手に西洋医学的に見たらこんな効果だと思います」ってことを正に勝手に言ってるだけ。
なので、効果は全て東洋医学理論に基づいたものになります。
この記事では、漢方薬の効果は西洋医学的な考えは関係ないということを伝えたいので、1つずつの効果がどんなものなのかは、ここでは割愛します。
次にカテゴリー2の効果は、生薬1つずつの効果。
「当帰」の効果は「温中」「補血」「行血」「潤腸」「生肌肉」があります。
「芍薬」の効果は「緩和」「利水」「行血」があります。
「川芎」の効果は「温中」「止痛」「行気」「行血」があります。
「白朮」の効果は「利水」「除熱」「除湿」「補脾」があります。
「茯苓」の効果は「利水」「除湿」「補脾」「補気」があります。
「澤瀉」の効果は「利水」「除湿」「清熱」があります。
ここでちょっと、ややこしくなりそうですが、「利水」とか「除湿」とか、生薬どうしで効果が被ってますね。
これは、厳密には、同じ効果ではなく、効果の強さや効く場所が変わってきます。
「利水」は身体の余分な水を出していく効果ですが、ある生薬は特に胃内の水を出したり、ある生薬は身体の表面の水を出したりします。
また、体力が強い人ならほどよく水を出すけど体力がない人だと脱水になるとか、体質とのマッチングの違いなどもあります。
効果だけで見ると「利水」ですが、利水の中にも、いろいろな効果にわかれます。
これを言い出すとかなり長くなるというか本になっちゃうので、ここではザックリと「利水」としときます。
効果のカテゴリー3は、生薬と生薬の組み合わせの効果。
当帰と芍薬は合わさることで芍薬が当帰の「温中」と「補血」の効果を高めます。
白朮と茯苓は合わさることでより胃腸系の水の「利水」の効果となります。
澤瀉はやや強めの利水剤なので、白朮+茯苓の「利水」の効果を高めます。
効果のカテゴリー4は方意としての効果。
当帰芍薬散、全体の効果としてと似ていますが、その漢方薬がフォローしているおおまかな方向性の効果です。
当帰芍薬散は、身体の余分な水を排出する「利水」系の生薬が半分で、もう半分は四物湯という血を補う原方(原典的原始処方)が元になっています。
だから、体質に合わせることを考える時に四物湯の効果としても必要かどうかを考える場合もあるのですね。
当帰芍薬散の効果は、この4つカテゴリー、全てです。
「当帰芍薬散の効果を教えてください」って質問には、この効果全部が答えです。
ただ、漢方薬は、この効果全部で治しますというわけではありません。
当帰芍薬散は、これだけの効果を秘めています。
それに対して、患者さんの体質を分析し、この効果が一番最適なのか、どうかを考えて、選んでいくのですね。
体質によっては「花粉症などで余分な水が溢れてて、身体は冷えというよりも、のぼせや上半身の熱感があって」となってくれば、これだけの効果でもどれもあてはまらなくなってきます。
当帰芍薬散の効果は、4つのカテゴリー全部を利用するのではなく、体質によって、利用する効果を選ぶともいえます。
ちょっとややこしいかな。
ま、強引にまとめると西洋医学のような感覚の効果はないし、同じ漢方薬が人によって効果が変わってしまうということです。
だから「当帰芍薬散はホルモンを活性化する〜」とかは、たまたま、その人の体質にあった結果論でしかないということです。
当帰芍薬散の効果じゃないよ、先生!
あっ、後、どんな体質だったらどんな副作用が出るかみたいなのもわかるようになっているのですが、それ書き出したら終わらないのでやめときます。
ちなみに当帰芍薬散で胃もたれなどが出たら、身体に合ってませんよーーーー。
「結局、わからんわっ!」ってなるかもしれませんが、漢方って基本的には東洋医学の基礎知識がないと理解不能だということをご了承ください。
自分の飲んでる漢方薬はどんな効果なのか?
気になるところですね。
病院のお薬の効果は複雑ではないです。
例えば鎮痛剤は痛みを認識させる発痛物質というものを薬の効果で作られないようにします。抗生物質は、細菌を殺す。排卵誘発剤は、性腺刺激ホルモンを刺激してホルモン分泌を促進します。
基本的には1つのお薬は1つの効果。
また、体質の違いで薬の効果は変わりません。
実に単純、専門用語がなければ、小学生でもわかるメカニズムです。
一方、漢方薬はというと、効果に4種類のカテゴリーがあります。
漢方薬は、いくつかの生薬からつくられています。
例えば「当帰芍薬散」という処方は「当帰」「芍薬」「川芎」「白朮」「茯苓」「澤瀉」という6種類の生薬から成り立っています。
カテゴリー1の効果は、生薬を組み合わせた漢方薬全体としての効果。
当帰芍薬散の効果には「補血」「駆お血」「利水」「補虚」「血証の精神症状の調整」があります
「なんだこれ、聞いた事ないし、わかわからんわっ」ってなるかもしれませんが、漢方薬は東洋医学理論をもとにつくられているお薬なので、西洋医学は一切関係ありません。
漢方理論を知らない病院で説明している当帰芍薬散が黄体ホルモンを活性かするとかいうのは、当帰芍薬散の効果ではなく「漢方薬を勝手に西洋医学的に見たらこんな効果だと思います」ってことを正に勝手に言ってるだけ。
なので、効果は全て東洋医学理論に基づいたものになります。
この記事では、漢方薬の効果は西洋医学的な考えは関係ないということを伝えたいので、1つずつの効果がどんなものなのかは、ここでは割愛します。
次にカテゴリー2の効果は、生薬1つずつの効果。
「当帰」の効果は「温中」「補血」「行血」「潤腸」「生肌肉」があります。
「芍薬」の効果は「緩和」「利水」「行血」があります。
「川芎」の効果は「温中」「止痛」「行気」「行血」があります。
「白朮」の効果は「利水」「除熱」「除湿」「補脾」があります。
「茯苓」の効果は「利水」「除湿」「補脾」「補気」があります。
「澤瀉」の効果は「利水」「除湿」「清熱」があります。
ここでちょっと、ややこしくなりそうですが、「利水」とか「除湿」とか、生薬どうしで効果が被ってますね。
これは、厳密には、同じ効果ではなく、効果の強さや効く場所が変わってきます。
「利水」は身体の余分な水を出していく効果ですが、ある生薬は特に胃内の水を出したり、ある生薬は身体の表面の水を出したりします。
また、体力が強い人ならほどよく水を出すけど体力がない人だと脱水になるとか、体質とのマッチングの違いなどもあります。
効果だけで見ると「利水」ですが、利水の中にも、いろいろな効果にわかれます。
これを言い出すとかなり長くなるというか本になっちゃうので、ここではザックリと「利水」としときます。
効果のカテゴリー3は、生薬と生薬の組み合わせの効果。
当帰と芍薬は合わさることで芍薬が当帰の「温中」と「補血」の効果を高めます。
白朮と茯苓は合わさることでより胃腸系の水の「利水」の効果となります。
澤瀉はやや強めの利水剤なので、白朮+茯苓の「利水」の効果を高めます。
効果のカテゴリー4は方意としての効果。
当帰芍薬散、全体の効果としてと似ていますが、その漢方薬がフォローしているおおまかな方向性の効果です。
当帰芍薬散は、身体の余分な水を排出する「利水」系の生薬が半分で、もう半分は四物湯という血を補う原方(原典的原始処方)が元になっています。
だから、体質に合わせることを考える時に四物湯の効果としても必要かどうかを考える場合もあるのですね。
当帰芍薬散の効果は、この4つカテゴリー、全てです。
「当帰芍薬散の効果を教えてください」って質問には、この効果全部が答えです。
ただ、漢方薬は、この効果全部で治しますというわけではありません。
当帰芍薬散は、これだけの効果を秘めています。
それに対して、患者さんの体質を分析し、この効果が一番最適なのか、どうかを考えて、選んでいくのですね。
体質によっては「花粉症などで余分な水が溢れてて、身体は冷えというよりも、のぼせや上半身の熱感があって」となってくれば、これだけの効果でもどれもあてはまらなくなってきます。
当帰芍薬散の効果は、4つのカテゴリー全部を利用するのではなく、体質によって、利用する効果を選ぶともいえます。
ちょっとややこしいかな。
ま、強引にまとめると西洋医学のような感覚の効果はないし、同じ漢方薬が人によって効果が変わってしまうということです。
だから「当帰芍薬散はホルモンを活性化する〜」とかは、たまたま、その人の体質にあった結果論でしかないということです。
当帰芍薬散の効果じゃないよ、先生!
あっ、後、どんな体質だったらどんな副作用が出るかみたいなのもわかるようになっているのですが、それ書き出したら終わらないのでやめときます。
ちなみに当帰芍薬散で胃もたれなどが出たら、身体に合ってませんよーーーー。
2013年04月09日
医者ですら誤解している漢方薬の効果を解明してみる
漢方薬を飲み始めるにあたって気になるのは、その効果ですね。
みんな、西洋医学の考え方が無意識にベースになっているので、病院の薬と同じように何か決まった効果があるのではないかと思い、こういった質問をされます。
しかし、この効果というのがクセモノで、漢方薬には、病院の薬のような感覚の効果はありません。
みんなが思っているのは、病院の薬のような●●成分が、どこの臓器にどう効くのか?みたいなことを期待されていることが多いです。
病院の薬に限らず、サプリメントも●●成分が●●の働きをして・・・と言ったような効果の説明が多いので、漢方薬も同じように考えてしまうのでしょう。
しかーし!漢方薬の効果というのは、そういったものではありません。
漢方薬は同じ種類の処方でも、合わせる体質によって効果が異なります。
あっ、ここでちょっと注意していただきたいことがあります。
漢方には、現在3つの大きな流派があります。
1つは、ほとんどの病院や薬局がやっている流派である中医学。
近代中国医学とも言えます。
2つ目は、古方。
2千年前からの伝統的な東洋医学理論にのっとって行う治療です。
3つ目は日本漢方。
僕がやってる流派です。
ベースは古方で、それにプラス日本独特の風土や気候、気質を考えて、日本人のために考えだされた医学です。これは古方とは仲間で、日本漢方も伝統的漢方と言えます。
中医学は、一度、伝統的漢方がなくなり、その後、学校教育用につくられた医学で、まだ何十年の歴史です。
東洋医学の理論もその時に近代的なものに作り替えられたので、漢方薬の効果などの説明や考え方は西洋医学的です。
なので、この記事でいってる漢方薬の効果のお話は、中医学は関係ないです。
話が、かなーーーり、横道にそれましたが、漢方では、1つの漢方薬の効果が、どんな体質の人でも共通しているということはないです。
漢方薬は複数の生薬で構成されています。
例えば「葛根湯」なら「葛根」「麻黄」「桂枝」「芍薬」「大棗」「甘草」「生姜」の7種類。
7種類の生薬は、みんなそれぞれ効果が違います。
おまけに組み合わせによっても効果が変わってきます。
もひとつ、おまけに1つずつの生薬の時は効果が違いますが、それらが合わさった全体の効果も変わります。
その効果を、僕は1つずつの生薬の効果を配分しながら考えるときもあるし、それらが合わさった組み合わせの効果で見る時もあるし、全体が合わさった、総合的な効果で見る時もあります。
効果の捉え方は、体質によって考えます。
葛根湯は、基本の東洋医学的な効果が「発表させる」「表寒を温める」「表の実証に対応する」「脾胃の熱証を清熱する」(総合的な効果です。他に生薬単位や生薬の組み合わせ単位の効果もあります)
この基本効果がありますが、これはどんな人にも、この効果ではないです。
(ここは簡単に説明できません。基本効果が合わせる体質によって変わると考えてください)
「発表」させる効果とは、汗などで病邪を発散させる働き。
「表寒を温める」というのは、身体表面を温める働きです。これには、ただ温めるというだけでなく、温めることによって滞っている体表の水や血を巡らせるという働きも含まれます。
「表の実証に対応する」というのは、実という病邪をつぶしたり、通したりして、身体の表面の緊張を解いていくというものです。
厳密には違いますが、これを理解しようと思ったら、漢方理論の虚実を理解していないといけないので、今回は簡単に説明します。
「脾胃の熱証を清熱する」とは、消化器内にたまった熱をとりさっていくというものです。
基本的効果はこんな感じです。
どうでしょうか?これが漢方薬の効果です。
漢方は東洋医学の理論で使われていて、西洋医学とは一切関係がないので、実際の効果の説明はこんな感じになるのですね。
不妊治療の病院で当帰芍薬散はホルモンを活性化させるとか、補中益気湯が精子の運動率を上げるとか漢方と関係のないワケのわからないことを説明している医者がいますが、あれは、その漢方薬と体質がたまたま合った人の「結果」がそうなったというだけで、漢方薬の効果ではありません。
それぞれの漢方薬はグループごとに別れていて、同グループの漢方薬は先ほどのような基本的な効果が、どれも似通っています。
漢方薬ごとに効果が全く変わっていくわけではないのですね。
なので、複数ある効果の微妙な特徴の差をみながら体質と合わせていきます。ま、この話はかなり高度な戦略理論になってくるので、全ての効果で治していくわけじゃないと思ってください。
先ほどの基本的な効果は同時に、その体質を現しています。
だから、漢方薬の効果は誰にでも平等に同じ効果ではなく、その効果に合う体質であれば、効果として働くということです。
ややこしいですが、要するにさっきの葛根湯の効果は、葛根湯の合う体質でなかった場合、「効果はなし」です。
漢方薬の効果は、「体質と合えば」という前提がかならずつきますよ。
みんな、西洋医学の考え方が無意識にベースになっているので、病院の薬と同じように何か決まった効果があるのではないかと思い、こういった質問をされます。
しかし、この効果というのがクセモノで、漢方薬には、病院の薬のような感覚の効果はありません。
みんなが思っているのは、病院の薬のような●●成分が、どこの臓器にどう効くのか?みたいなことを期待されていることが多いです。
病院の薬に限らず、サプリメントも●●成分が●●の働きをして・・・と言ったような効果の説明が多いので、漢方薬も同じように考えてしまうのでしょう。
しかーし!漢方薬の効果というのは、そういったものではありません。
漢方薬は同じ種類の処方でも、合わせる体質によって効果が異なります。
あっ、ここでちょっと注意していただきたいことがあります。
漢方には、現在3つの大きな流派があります。
1つは、ほとんどの病院や薬局がやっている流派である中医学。
近代中国医学とも言えます。
2つ目は、古方。
2千年前からの伝統的な東洋医学理論にのっとって行う治療です。
3つ目は日本漢方。
僕がやってる流派です。
ベースは古方で、それにプラス日本独特の風土や気候、気質を考えて、日本人のために考えだされた医学です。これは古方とは仲間で、日本漢方も伝統的漢方と言えます。
中医学は、一度、伝統的漢方がなくなり、その後、学校教育用につくられた医学で、まだ何十年の歴史です。
東洋医学の理論もその時に近代的なものに作り替えられたので、漢方薬の効果などの説明や考え方は西洋医学的です。
なので、この記事でいってる漢方薬の効果のお話は、中医学は関係ないです。
話が、かなーーーり、横道にそれましたが、漢方では、1つの漢方薬の効果が、どんな体質の人でも共通しているということはないです。
漢方薬は複数の生薬で構成されています。
例えば「葛根湯」なら「葛根」「麻黄」「桂枝」「芍薬」「大棗」「甘草」「生姜」の7種類。
7種類の生薬は、みんなそれぞれ効果が違います。
おまけに組み合わせによっても効果が変わってきます。
もひとつ、おまけに1つずつの生薬の時は効果が違いますが、それらが合わさった全体の効果も変わります。
その効果を、僕は1つずつの生薬の効果を配分しながら考えるときもあるし、それらが合わさった組み合わせの効果で見る時もあるし、全体が合わさった、総合的な効果で見る時もあります。
効果の捉え方は、体質によって考えます。
葛根湯は、基本の東洋医学的な効果が「発表させる」「表寒を温める」「表の実証に対応する」「脾胃の熱証を清熱する」(総合的な効果です。他に生薬単位や生薬の組み合わせ単位の効果もあります)
この基本効果がありますが、これはどんな人にも、この効果ではないです。
(ここは簡単に説明できません。基本効果が合わせる体質によって変わると考えてください)
「発表」させる効果とは、汗などで病邪を発散させる働き。
「表寒を温める」というのは、身体表面を温める働きです。これには、ただ温めるというだけでなく、温めることによって滞っている体表の水や血を巡らせるという働きも含まれます。
「表の実証に対応する」というのは、実という病邪をつぶしたり、通したりして、身体の表面の緊張を解いていくというものです。
厳密には違いますが、これを理解しようと思ったら、漢方理論の虚実を理解していないといけないので、今回は簡単に説明します。
「脾胃の熱証を清熱する」とは、消化器内にたまった熱をとりさっていくというものです。
基本的効果はこんな感じです。
どうでしょうか?これが漢方薬の効果です。
漢方は東洋医学の理論で使われていて、西洋医学とは一切関係がないので、実際の効果の説明はこんな感じになるのですね。
不妊治療の病院で当帰芍薬散はホルモンを活性化させるとか、補中益気湯が精子の運動率を上げるとか漢方と関係のないワケのわからないことを説明している医者がいますが、あれは、その漢方薬と体質がたまたま合った人の「結果」がそうなったというだけで、漢方薬の効果ではありません。
それぞれの漢方薬はグループごとに別れていて、同グループの漢方薬は先ほどのような基本的な効果が、どれも似通っています。
漢方薬ごとに効果が全く変わっていくわけではないのですね。
なので、複数ある効果の微妙な特徴の差をみながら体質と合わせていきます。ま、この話はかなり高度な戦略理論になってくるので、全ての効果で治していくわけじゃないと思ってください。
先ほどの基本的な効果は同時に、その体質を現しています。
だから、漢方薬の効果は誰にでも平等に同じ効果ではなく、その効果に合う体質であれば、効果として働くということです。
ややこしいですが、要するにさっきの葛根湯の効果は、葛根湯の合う体質でなかった場合、「効果はなし」です。
漢方薬の効果は、「体質と合えば」という前提がかならずつきますよ。
2013年04月02日
漢方薬は効かなかった時もそこから得られるものがある。
漢方薬は「効くか?」「効かないか?」の2つの選択肢で飲むものではありません。
ここんとこが、かなり誤解されてる・・・。
そして、病院や薬局自体が勘違いか知識がないのか、わかりませんが、西洋医医学の薬と同じように考えて効果の「あるなし」で処方しているところが、ほとんどなので、業界自体が患者さんに漢方医学を誤解させてしまっています。
病院のお薬は、どんな効果があるのかが飲む前から決まっていますが、漢方薬は飲む前から効果は決まっていません。
例えば、頭痛に効く「鎮痛剤」は、誰が飲んでも、どんな体質の人が飲んでも、効果は「鎮痛」で痛みをなくす効果です。
漢方の場合は、頭痛を治すために処方する漢方薬は「体質」によって種類が変わります。
水毒という水の巡りの問題で頭痛になっている人。
月経時に強い頭痛に襲われる人。
気が巡らない気滞が原因んで頭痛という症状が出ている人。
など、頭痛1つとっても、いろいろな体質の人がいます。
漢方では、それらの人、全員、一緒くたに「鎮痛」して痛みを抑えるのではなく、
水毒の人なら水を巡らせる漢方薬。
月経時の問題なら血の巡らせる漢方薬。
気が巡らないなら気を巡らせる漢方薬。
をそれぞれの体質に合わせて体質を調整した結果「頭痛」という症状をなくしていきます。
実際は「頭痛」という症状だけに合わせるのではなく、身体全体の症状や状態をみて、総合的に見つつ、主に水の巡りが悪いとか、血の巡りが悪いとか、気が巡らないとかを判断します。
このように漢方薬は「痛み → 薬で痛みを止める」といったような単純な働きではないのですね。
「体質を頭痛がなくなる方向に向かわせる」といったほうがよいでしょうか。
だから、漢方の場合は「飲む前から体質に合っている」とわかることはあり得ません。
「僕が考え出した漢方薬を飲んだら症状が治った。 → 治ったから考え出した漢方薬が合っていた」となるんですね。
体質と合っていない場合は、悲しいくらいに効きません。
つまり、違う人でめちゃっくちゃ効いた漢方薬でも体質が違えば「自分には全く効かなかった」ということもあります。
そのために漢方は、病名や症状をあてはめていって漢方薬を選ぶのではなく、過去の病気や現在の症状、自分を取り巻く状況など、いろいろなことから今の体質を分析するのです。
ものすごーく詳しく分析しても、当たらないときもあります。
漢方薬の効果は、結局は結果論なので。現実はキビシーです。
じゃあ、効かなかったら、もうダメなのか?
そんなことはありません。
はじめに東洋医学的な体質の診断がされていて、今後の治療方針が考えられていれば、はじめに選んだ漢方薬が効かなくても、次に違う種類の漢方薬に変更することによって、治療の一歩を再び進めることができます。
全くの変化がないということはありません。
例えば、病院や薬局でやっているマニュアル的な病名や症状をあてはめて漢方薬を選んだ場合、言い方を変えれば、マニュアルまかせのあてずっぽうなので、目的の病気や症状が「治ったか?」「治らないか?」の2択になります。なので、細かな変化を見る事ができません。
最初に体質を判断し、治療方針を立てていれば、変化がなかった症状、変化があった症状を見直して、次の一手を打つ事ができます。
より詳しくみて、飲んだ漢方薬の後の変化を踏まえて、次の体質を考えていくのですね。
「この漢方薬、効かなかったな〜」ってなっても、次に進めていけます。
ただ、先ほどのマニュアル的に選んでいる場合は、治らないからといって、いろいろな漢方薬に変えていっても、やってることは毎回同じです。
元の体質判断や治療方針がないので、何と比べて「よかったか?」「悪かったか?」を考えることができないので、毎回、「治った、治らない」で次々に適当に漢方薬をためしていくだけになります。
それでも漢方薬自体は、いいものなので、ラッキーで体質とマッチングすることもあります。
でもそれは、狙ってではなく、ただ運がよかっただけ。
ルーレットと一緒ですね。
そんな先生は「なぜ、治ったのか?」「なぜ治らなかったのか?」は永遠にわかりません。
漢方薬は、どんな体質にでも共通する効果がなく、合わせる体質によって効果が変化するので、漢方医学理論の詳しい先生と毎回、話し合いながら一歩、一歩、治していくものです。
東洋医学的体質の診断なく、今後の治療プランのないものは、漢方ではなく、漢方薬を商品として買ってるだけだと思います。
ここんとこが、かなり誤解されてる・・・。
そして、病院や薬局自体が勘違いか知識がないのか、わかりませんが、西洋医医学の薬と同じように考えて効果の「あるなし」で処方しているところが、ほとんどなので、業界自体が患者さんに漢方医学を誤解させてしまっています。
病院のお薬は、どんな効果があるのかが飲む前から決まっていますが、漢方薬は飲む前から効果は決まっていません。
例えば、頭痛に効く「鎮痛剤」は、誰が飲んでも、どんな体質の人が飲んでも、効果は「鎮痛」で痛みをなくす効果です。
漢方の場合は、頭痛を治すために処方する漢方薬は「体質」によって種類が変わります。
水毒という水の巡りの問題で頭痛になっている人。
月経時に強い頭痛に襲われる人。
気が巡らない気滞が原因んで頭痛という症状が出ている人。
など、頭痛1つとっても、いろいろな体質の人がいます。
漢方では、それらの人、全員、一緒くたに「鎮痛」して痛みを抑えるのではなく、
水毒の人なら水を巡らせる漢方薬。
月経時の問題なら血の巡らせる漢方薬。
気が巡らないなら気を巡らせる漢方薬。
をそれぞれの体質に合わせて体質を調整した結果「頭痛」という症状をなくしていきます。
実際は「頭痛」という症状だけに合わせるのではなく、身体全体の症状や状態をみて、総合的に見つつ、主に水の巡りが悪いとか、血の巡りが悪いとか、気が巡らないとかを判断します。
このように漢方薬は「痛み → 薬で痛みを止める」といったような単純な働きではないのですね。
「体質を頭痛がなくなる方向に向かわせる」といったほうがよいでしょうか。
だから、漢方の場合は「飲む前から体質に合っている」とわかることはあり得ません。
「僕が考え出した漢方薬を飲んだら症状が治った。 → 治ったから考え出した漢方薬が合っていた」となるんですね。
体質と合っていない場合は、悲しいくらいに効きません。
つまり、違う人でめちゃっくちゃ効いた漢方薬でも体質が違えば「自分には全く効かなかった」ということもあります。
そのために漢方は、病名や症状をあてはめていって漢方薬を選ぶのではなく、過去の病気や現在の症状、自分を取り巻く状況など、いろいろなことから今の体質を分析するのです。
ものすごーく詳しく分析しても、当たらないときもあります。
漢方薬の効果は、結局は結果論なので。現実はキビシーです。
じゃあ、効かなかったら、もうダメなのか?
そんなことはありません。
はじめに東洋医学的な体質の診断がされていて、今後の治療方針が考えられていれば、はじめに選んだ漢方薬が効かなくても、次に違う種類の漢方薬に変更することによって、治療の一歩を再び進めることができます。
全くの変化がないということはありません。
例えば、病院や薬局でやっているマニュアル的な病名や症状をあてはめて漢方薬を選んだ場合、言い方を変えれば、マニュアルまかせのあてずっぽうなので、目的の病気や症状が「治ったか?」「治らないか?」の2択になります。なので、細かな変化を見る事ができません。
最初に体質を判断し、治療方針を立てていれば、変化がなかった症状、変化があった症状を見直して、次の一手を打つ事ができます。
より詳しくみて、飲んだ漢方薬の後の変化を踏まえて、次の体質を考えていくのですね。
「この漢方薬、効かなかったな〜」ってなっても、次に進めていけます。
ただ、先ほどのマニュアル的に選んでいる場合は、治らないからといって、いろいろな漢方薬に変えていっても、やってることは毎回同じです。
元の体質判断や治療方針がないので、何と比べて「よかったか?」「悪かったか?」を考えることができないので、毎回、「治った、治らない」で次々に適当に漢方薬をためしていくだけになります。
それでも漢方薬自体は、いいものなので、ラッキーで体質とマッチングすることもあります。
でもそれは、狙ってではなく、ただ運がよかっただけ。
ルーレットと一緒ですね。
そんな先生は「なぜ、治ったのか?」「なぜ治らなかったのか?」は永遠にわかりません。
漢方薬は、どんな体質にでも共通する効果がなく、合わせる体質によって効果が変化するので、漢方医学理論の詳しい先生と毎回、話し合いながら一歩、一歩、治していくものです。
東洋医学的体質の診断なく、今後の治療プランのないものは、漢方ではなく、漢方薬を商品として買ってるだけだと思います。
2013年01月29日
漢方薬の効能効果はネットで調べても意味がない(うちに関しては)
うちの患者さんで、よく質問してくださる方がいます。
僕が書いている最近のブログは結構、その方に答えたものや、そこからヒントを得たものを元に書いていることが多いです。
僕自身が漢方でわからないことに答えようとすると、嫁さんから「それって学術的すぎて誰もそこまで小難しいの求めてないで!」って言われちゃいます。
なので、その方からの質問は「なるほど、そういった点が疑問なんだな」と逆に勉強になったりしてます。
いつもありがとうございます。
他の方も「漢方ってなんなの?」って素朴な疑問から、
「病院でこんな漢方薬飲んでるけど、全然よくならないのどうして?」っていう具体的なのまで、なんでもご質問くださいね。
わからないことは、友人の外科医やサプリのメーカー、医薬品のメーカーの人などにも聞いたりして調べて、できるだけお答えします。
さて、さて、前置きだけで長くなりました。
「えっ今からなの!?」って言わないで読んでね。
うちで漢方薬をお渡ししたときに皆さんよく、その漢方薬はどんな働きなのかを調べるようです。
何を飲んでいるのか?
どんな効果があるのか?
それを知る事は安心にもつながるだろうし理解も深まると思います。
しかし、それでも言わせていただきますと、
うちで治療されている方は「漢方薬の効能効果は調べても意味がない」です。
なぜなら漢方薬は、効能効果で選んだり、飲んだりするものではないから。
大半の漢方を処方している病院や薬局は体質(日本漢方では証、中医学なら弁証論治)を分析できません。
なので、どうしても西洋医学と一緒の発想で漢方薬を考えて処方します。
「この漢方薬は何の成分がどの臓器に効くのか?」
病院の先生ですら一般素人の方と一緒の発想なんですね。
当帰芍薬散が【ホルモン】を活性化するといったような漢方理論とは全く関係ない意味不明な説明とかがそうですね。
そして、大半の先生が、そんなですから、ネットで出回ってる情報も検索しやすく調べやすいものは、どうしてもそんな西洋医学チックな、わかりやすい漢方薬の説明が多いです。
本来なら、体質を分析してから、その体質を整えるものが、あなたにあった漢方薬なので、効果なんてないのです。
また漢方薬は症状を当てはめて選ぶものだと思われている方やそんな病院の先生もいます。
この方法は、どこから出てきたのか知りませんが、漢方薬は症状を合てはめていくものではありません。(と言いながら僕も初心者の頃はそんなやり方でした)
例えば婦人科でよく使う処方のグループ
当帰芍薬散、温経湯、桂枝茯苓丸、人参湯、六君子湯、当帰四逆加呉茱萸生姜湯、呉茱萸湯、桃核承気湯、加味逍遙散、四物湯、柴胡桂枝乾姜湯などですが、
これらには全て月経が不順、手足が冷える、肩こり、頭痛がする、疲れやすいなどの症状が共通してます。
細かくみていけばもっと共通している症状があると思います。
しかも、現実で考えれば女性に冷えのことや肩こりのことなんて聞けば十中八九、ありますとお答えになります。
症状だけをあてはめて選べるのは、実はいろいろな種類の漢方薬のことを知らないからできるのです。
漢方を東洋医学理論的にあまり知らない一般の方や理論を理解できない病院や薬局は、元々、深く理解している漢方薬のレパートリーが少ないです。(一般の方は知る必要がないですね)
レパートリーが少なければ迷うことがないですから、症状を当てはめることは簡単です。
だって、3種類から当てはめて考えるのと11種類から当てはめていって考えるのでは難易度が全然違いますね。
その少ないレパートリーから、あたかもピッタリのを見つけたように思うのです。(少ないパイの中からなのに)
僕が漢方の修行をし始めた頃も当然、それほど漢方薬のこともわかっていなかったので、症状をあてはめていって選び、「やったー!ピッタリのを見つけたッ!」って勘違いをしていました。
そこから、師匠に本物の漢方家になるのなら、とにかくいろいろな種類の漢方薬を深く知りなさいと言われ、いろいろな漢方薬を知っていくと、ある壁にぶつかりました。
今考えたら初級を抜ける壁ですね。
たくさんの漢方薬を深く知った場合、症状だけをあてはめると、どの漢方薬も合っているような気がする・・・。
結構、この初級の壁はきつかったですね。
なんせ体質を判断しようと思ったら、漢方薬の事だけでなく東洋医学理論がわからないといけないので。
なので、ネットなどにあるものや、なんちゃって漢方をやってる病院の説明は、あなたも漢方薬を体験してみようって感じで初心者、初回限定です。
だから、うちの治療に関しては調べても意味ないです。
調べるなら、うちの店にある本のような、読んでもチンプンカンプンなもので調べないといけません。
時々、見せると「何が書いてあるのかサッパリわかりません。とりあえず全部、漢字ですね」って言われます。
それと、うちで体質によっては桂枝茯苓丸と八味丸の2種類を飲んでもらったり、何かの処方プラスいくつかの生薬を組み合わせたりしますが、これも単純に2つ、3つが合わさった効果ではないです。
その時の体質や状況によって東洋医学的に判断して、その人独自の処方を考えています。
そんな訳でネットなどで調べて「えー合ってなさそう」「なんか違うやん」って思ったときはうちでは当たり前なので僕に直接聞いてくださいね。
僕が書いている最近のブログは結構、その方に答えたものや、そこからヒントを得たものを元に書いていることが多いです。
僕自身が漢方でわからないことに答えようとすると、嫁さんから「それって学術的すぎて誰もそこまで小難しいの求めてないで!」って言われちゃいます。
なので、その方からの質問は「なるほど、そういった点が疑問なんだな」と逆に勉強になったりしてます。
いつもありがとうございます。
他の方も「漢方ってなんなの?」って素朴な疑問から、
「病院でこんな漢方薬飲んでるけど、全然よくならないのどうして?」っていう具体的なのまで、なんでもご質問くださいね。
わからないことは、友人の外科医やサプリのメーカー、医薬品のメーカーの人などにも聞いたりして調べて、できるだけお答えします。
さて、さて、前置きだけで長くなりました。
「えっ今からなの!?」って言わないで読んでね。
うちで漢方薬をお渡ししたときに皆さんよく、その漢方薬はどんな働きなのかを調べるようです。
何を飲んでいるのか?
どんな効果があるのか?
それを知る事は安心にもつながるだろうし理解も深まると思います。
しかし、それでも言わせていただきますと、
うちで治療されている方は「漢方薬の効能効果は調べても意味がない」です。
なぜなら漢方薬は、効能効果で選んだり、飲んだりするものではないから。
大半の漢方を処方している病院や薬局は体質(日本漢方では証、中医学なら弁証論治)を分析できません。
なので、どうしても西洋医学と一緒の発想で漢方薬を考えて処方します。
「この漢方薬は何の成分がどの臓器に効くのか?」
病院の先生ですら一般素人の方と一緒の発想なんですね。
当帰芍薬散が【ホルモン】を活性化するといったような漢方理論とは全く関係ない意味不明な説明とかがそうですね。
そして、大半の先生が、そんなですから、ネットで出回ってる情報も検索しやすく調べやすいものは、どうしてもそんな西洋医学チックな、わかりやすい漢方薬の説明が多いです。
本来なら、体質を分析してから、その体質を整えるものが、あなたにあった漢方薬なので、効果なんてないのです。
また漢方薬は症状を当てはめて選ぶものだと思われている方やそんな病院の先生もいます。
この方法は、どこから出てきたのか知りませんが、漢方薬は症状を合てはめていくものではありません。(と言いながら僕も初心者の頃はそんなやり方でした)
例えば婦人科でよく使う処方のグループ
当帰芍薬散、温経湯、桂枝茯苓丸、人参湯、六君子湯、当帰四逆加呉茱萸生姜湯、呉茱萸湯、桃核承気湯、加味逍遙散、四物湯、柴胡桂枝乾姜湯などですが、
これらには全て月経が不順、手足が冷える、肩こり、頭痛がする、疲れやすいなどの症状が共通してます。
細かくみていけばもっと共通している症状があると思います。
しかも、現実で考えれば女性に冷えのことや肩こりのことなんて聞けば十中八九、ありますとお答えになります。
症状だけをあてはめて選べるのは、実はいろいろな種類の漢方薬のことを知らないからできるのです。
漢方を東洋医学理論的にあまり知らない一般の方や理論を理解できない病院や薬局は、元々、深く理解している漢方薬のレパートリーが少ないです。(一般の方は知る必要がないですね)
レパートリーが少なければ迷うことがないですから、症状を当てはめることは簡単です。
だって、3種類から当てはめて考えるのと11種類から当てはめていって考えるのでは難易度が全然違いますね。
その少ないレパートリーから、あたかもピッタリのを見つけたように思うのです。(少ないパイの中からなのに)
僕が漢方の修行をし始めた頃も当然、それほど漢方薬のこともわかっていなかったので、症状をあてはめていって選び、「やったー!ピッタリのを見つけたッ!」って勘違いをしていました。
そこから、師匠に本物の漢方家になるのなら、とにかくいろいろな種類の漢方薬を深く知りなさいと言われ、いろいろな漢方薬を知っていくと、ある壁にぶつかりました。
今考えたら初級を抜ける壁ですね。
たくさんの漢方薬を深く知った場合、症状だけをあてはめると、どの漢方薬も合っているような気がする・・・。
結構、この初級の壁はきつかったですね。
なんせ体質を判断しようと思ったら、漢方薬の事だけでなく東洋医学理論がわからないといけないので。
なので、ネットなどにあるものや、なんちゃって漢方をやってる病院の説明は、あなたも漢方薬を体験してみようって感じで初心者、初回限定です。
だから、うちの治療に関しては調べても意味ないです。
調べるなら、うちの店にある本のような、読んでもチンプンカンプンなもので調べないといけません。
時々、見せると「何が書いてあるのかサッパリわかりません。とりあえず全部、漢字ですね」って言われます。
それと、うちで体質によっては桂枝茯苓丸と八味丸の2種類を飲んでもらったり、何かの処方プラスいくつかの生薬を組み合わせたりしますが、これも単純に2つ、3つが合わさった効果ではないです。
その時の体質や状況によって東洋医学的に判断して、その人独自の処方を考えています。
そんな訳でネットなどで調べて「えー合ってなさそう」「なんか違うやん」って思ったときはうちでは当たり前なので僕に直接聞いてくださいね。
2012年11月13日
ツムラの漢方薬が効かない!わけじゃないというか・・・
曖昧なタイトルです。
最後まで読んでもらえれば、
「なるほどッだからこのタイトル」と思ってもらえると思います。
以前に「ツムラの漢方薬は、なぜ効かないと言われるのか?」というブログを書いたところ、
「だからツムラの漢方薬はずっと飲んでるのに効かなかったのか」とおっしゃられる方がたくさんいらっしゃいました。
そのご意見を聞いていると、どうも、ちょっと誤解されている部分もあるなと思って、
今回のブログを書く事にしました。
ツムラの漢方薬が効かないと業界内で言われるのは、漢方薬自体の質が悪いんじゃないか、それは、これこれこういう理由でと書きましたが(詳しくはコチラを読んでください)漢方は物がいいとか悪いとかだけではないんです。
病院のお薬などは効果のある成分がたくさん入っているからとか、よいサプリメントは原料を上質のものを使ってるから効果が違いますッ!みたいな話があります。
もちろん、漢方薬も構成されているのは、生薬なので、生薬の質が高いほど、効果がよいと考えられます。
だから品質をケチってるのではないかと思われるツムラの漢方薬は業界内では、
よく効かないと言われていると書いたのですね。
ところが、漢方では品質の良さは二の次なんです。
最も重要なのは・・・
「体質にあった漢方薬を選んでいるかどうか」
漢方は一人一人の細かな体質を分析し、その体質に合わせて漢方薬を選びます。
だから500種類以上あるのですね。
漢方薬の数は人の体質の数みたいなものです。
漢方の場合は、誰が飲んでも変わらない効果というものは設定されていません。
合わせる体質によって効果も変わるともいえるのです。
だから、体質とあっていないと漢方薬は全然効きません。
詳しくは 漢方薬は選び方を間違えたら全く効かないこともある を読んでみてください。
そーなんです。
例え世界最高級の生薬を使った漢方薬を使っても、先生が体質の分析を見誤り、更に漢方薬を間違って選択すれば全く効きません。(ちなみに体質を見誤ることを漢方では「誤治」その誤治で選んだ漢方薬で更に体質が悪くなることを「壊病」といって昔から本に書いてあります)
品質のよい漢方薬とは、プロスポーツ選手が使う道具みたいなものです。
一流のプロの選手は一流の道具を使います。
ゴルフのクラブ、野球のバットやグローブ、サッカーのスパイク。
一流の選手は、上質のものを使って更に良い成績を残しますが、かといって三流の道具を使うと全く結果は出せないかというとそんなことはありません。
ベストは出ませんが、やはり一級品の技を披露します。
逆に腕のない人は、いくら最高級の道具を使っても豚に真珠。
かえって、プロの道具が邪魔になります。
実際、品質のいい漢方薬は、効果がシャープなので、副作用も半端じゃないです。
体質を見誤れば、副作用も大変です。
誤治壊病の知識がなければ、修正不可能な場合もあります。
一番大事なのは、「漢方の腕」だということです。
ツムラといえば病院の漢方薬ですが、大半の病院の先生は、漢方を基礎からしっかりと勉強していない人が多いです。漢方薬は知ってるけど、東洋医学は知らないという状態。
漢方をやっているといっても、ツムラのセミナーに参加したり、ツムラなどのメーカーからもらった臨床例読んだり、病名や症状をあてはめてマニュアル的に選ぶ漢方薬を覚えているだけで、
体質判断や東洋医学的な治療戦略なんか組めません。
興味あれば、漢方薬は、症状をあわせるだけ?を読んでみて下さい。
つまり
「だからツムラの漢方薬はずっと飲んでるのに効かなかったのか」
と感じておられる方の中には、
漢方薬の品質の善し悪しだけでなく「漢方の腕が悪い先生が選んだ」という、
ダブルパンチの可能性もあります。
実際、僕は修行時代にツムラの漢方薬を使っていたことがあります。
もちろん、病名や症状をあてはめるのではなく、漢方理論に基づいて、しっかりと体質を選び、東洋医学的治療戦略をたててやってました。
その時はツムラの漢方薬でも治ってはいましたよ。
確かに今、自分で選んでいる漢方薬よりは、時間がかかったり、分量を3倍にしたりといった工夫は必要でしたが、それでもそれなりに結果は出てました。
漢方は漢方薬の品質よりも、まずは「漢方の腕」です。
漢方の腕を上げるには知識も必須ですが、それよりも大事なのは「経験・センス・感覚」です。
いろいろ漢方の知識を知っていれば治るわけではありません。
そして、残念なことに大半の病院は、漢方をやっているといっても、病名・症状をあてはめるマニュアル式漢方です。処方薬としては使っていますが、漢方を東洋医学としては理解していない先生が多いです。
ご相談ご希望の方はこちらの「漢方相談する」に現在の状態を入力し送信してください。
お問い合わせはこちらまで。
※ブログはこちらに引っ越しします。しばらくは新しいブログとこちらを併用しますが、ぜひ、新しいブログもお読みいただけたらと思います。→漢方薬相談ブログ
最後まで読んでもらえれば、
「なるほどッだからこのタイトル」と思ってもらえると思います。
以前に「ツムラの漢方薬は、なぜ効かないと言われるのか?」というブログを書いたところ、
「だからツムラの漢方薬はずっと飲んでるのに効かなかったのか」とおっしゃられる方がたくさんいらっしゃいました。
そのご意見を聞いていると、どうも、ちょっと誤解されている部分もあるなと思って、
今回のブログを書く事にしました。
ツムラの漢方薬が効かないと業界内で言われるのは、漢方薬自体の質が悪いんじゃないか、それは、これこれこういう理由でと書きましたが(詳しくはコチラを読んでください)漢方は物がいいとか悪いとかだけではないんです。
病院のお薬などは効果のある成分がたくさん入っているからとか、よいサプリメントは原料を上質のものを使ってるから効果が違いますッ!みたいな話があります。
もちろん、漢方薬も構成されているのは、生薬なので、生薬の質が高いほど、効果がよいと考えられます。
だから品質をケチってるのではないかと思われるツムラの漢方薬は業界内では、
よく効かないと言われていると書いたのですね。
ところが、漢方では品質の良さは二の次なんです。
最も重要なのは・・・
「体質にあった漢方薬を選んでいるかどうか」
漢方は一人一人の細かな体質を分析し、その体質に合わせて漢方薬を選びます。
だから500種類以上あるのですね。
漢方薬の数は人の体質の数みたいなものです。
漢方の場合は、誰が飲んでも変わらない効果というものは設定されていません。
合わせる体質によって効果も変わるともいえるのです。
だから、体質とあっていないと漢方薬は全然効きません。
詳しくは 漢方薬は選び方を間違えたら全く効かないこともある を読んでみてください。
そーなんです。
例え世界最高級の生薬を使った漢方薬を使っても、先生が体質の分析を見誤り、更に漢方薬を間違って選択すれば全く効きません。(ちなみに体質を見誤ることを漢方では「誤治」その誤治で選んだ漢方薬で更に体質が悪くなることを「壊病」といって昔から本に書いてあります)
品質のよい漢方薬とは、プロスポーツ選手が使う道具みたいなものです。
一流のプロの選手は一流の道具を使います。
ゴルフのクラブ、野球のバットやグローブ、サッカーのスパイク。
一流の選手は、上質のものを使って更に良い成績を残しますが、かといって三流の道具を使うと全く結果は出せないかというとそんなことはありません。
ベストは出ませんが、やはり一級品の技を披露します。
逆に腕のない人は、いくら最高級の道具を使っても豚に真珠。
かえって、プロの道具が邪魔になります。
実際、品質のいい漢方薬は、効果がシャープなので、副作用も半端じゃないです。
体質を見誤れば、副作用も大変です。
誤治壊病の知識がなければ、修正不可能な場合もあります。
一番大事なのは、「漢方の腕」だということです。
ツムラといえば病院の漢方薬ですが、大半の病院の先生は、漢方を基礎からしっかりと勉強していない人が多いです。漢方薬は知ってるけど、東洋医学は知らないという状態。
漢方をやっているといっても、ツムラのセミナーに参加したり、ツムラなどのメーカーからもらった臨床例読んだり、病名や症状をあてはめてマニュアル的に選ぶ漢方薬を覚えているだけで、
体質判断や東洋医学的な治療戦略なんか組めません。
興味あれば、漢方薬は、症状をあわせるだけ?を読んでみて下さい。
つまり
「だからツムラの漢方薬はずっと飲んでるのに効かなかったのか」
と感じておられる方の中には、
漢方薬の品質の善し悪しだけでなく「漢方の腕が悪い先生が選んだ」という、
ダブルパンチの可能性もあります。
実際、僕は修行時代にツムラの漢方薬を使っていたことがあります。
もちろん、病名や症状をあてはめるのではなく、漢方理論に基づいて、しっかりと体質を選び、東洋医学的治療戦略をたててやってました。
その時はツムラの漢方薬でも治ってはいましたよ。
確かに今、自分で選んでいる漢方薬よりは、時間がかかったり、分量を3倍にしたりといった工夫は必要でしたが、それでもそれなりに結果は出てました。
漢方は漢方薬の品質よりも、まずは「漢方の腕」です。
漢方の腕を上げるには知識も必須ですが、それよりも大事なのは「経験・センス・感覚」です。
いろいろ漢方の知識を知っていれば治るわけではありません。
そして、残念なことに大半の病院は、漢方をやっているといっても、病名・症状をあてはめるマニュアル式漢方です。処方薬としては使っていますが、漢方を東洋医学としては理解していない先生が多いです。
ご相談ご希望の方はこちらの「漢方相談する」に現在の状態を入力し送信してください。
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※ブログはこちらに引っ越しします。しばらくは新しいブログとこちらを併用しますが、ぜひ、新しいブログもお読みいただけたらと思います。→漢方薬相談ブログ
2012年10月18日
漢方薬を体質にあわせるってどういうこと?
漢方薬はあなたの体質にあわせて選びます。
大半の病院は、病名だけ聞いて、マニュアル見て漢方薬を処方します。
そのマニュアルはツムラさんなんかのメーカーがつくってます。
皆さん、治療といったら病院なんで、この病名漢方(漢方家の間こう呼んでる)が漢方薬の選び方なんだと思っていることが多いようです。
もちろん、そんな漢方薬の選び方なんて漢方の医学理論にはありません。
あれは、メーカーが漢方を本格的に勉強しなくても医者が処方できるように勝手につくったものです。
薬を処方するのに本格的に勉強する気がないのもいかがなものかと思うですが・・・
それはおいといて、では、本来の漢方薬を体質にあわせて選ぶとはどういうことなのでしょうか?
漢方薬は西洋医学と根本的に考えが違います。当たり前ですが。
西洋医学は薬の有効成分に効果があり、それが、痛みを抑えたり、気管支を拡張したりしますが、漢方薬は、なんかの有効成分が含まれていて、その成分にしたがって選ぶわけではありません。
これも医者で勘違いしている例ですが、当帰芍薬散は、ホルモンを活性化させる成分があるから飲むのではありません。
漢方では、身体は温かさと冷たさ、流れたり、留まったりのバランスを取りながら健康を保っていると考えられています。
ある人は、足が冷えるけど、逆に足が火照ってたまらない人もいるのですね。
例えば、アトピーで悩んでいる人でも、女性で湿疹からはジュクジュク汁が出て、身体全体が冷えやすく、体力がない人もいれば、同じアトピー湿疹を持っていても、男性で湿疹は乾燥して、出血し、身体が火照ってのぼせやすく、体力は普通という方もいらっしゃいます。
ちょっと話が飛びますが、この状態を見ても、アトピーだったら消風散と決めつけるのはあり得ないですね。
つまり、さっきの状態、簡単にいえば、同じアトピー湿疹でも寒系(冷える系)の体質の人と熱系(火照る系)の体質の人、正反対の体質の人がいます。(詳しくなればみぞおちから上は熱で腰から下は寒などもあります)
そして、漢方薬を体質にあわせるというのは、寒系(冷える系)の体質の人には、温めることが中心の漢方薬を選ぶのです。
そうすれば、冷えと熱で中和され、寒も熱もバランスのとれた中庸という状態になります。
では、アトピーの人に効くからといって、この同じ漢方薬を熱系(火照る系)の体質の人に処方したらどうなるでしょうか?
湿疹は熱を持って乾燥、出血している人です。そこから更に漢方薬で熱をいれるのです。
当然、ひどくなります。
体質と漢方薬をあわせるとはこういうことです。
病名だけで選んだり、症状だけで選んだりしちゃいけないのは、こういうことだったんですね。
ところで、漢方は一番最初に陰陽の法則を学びます。
白と黒の魂が重なり合ったみたいなマークですね。
陰陽は漢方治療の原則といってもいいと思います。
月と太陽、火と水、巡ると留まる、世の中正反対でバランスと保っている。
その正反対はどっちがよくてどっちが悪いということはないです。
要は、バランスを考えるのが漢方ですね。
大半の病院は、病名だけ聞いて、マニュアル見て漢方薬を処方します。
そのマニュアルはツムラさんなんかのメーカーがつくってます。
皆さん、治療といったら病院なんで、この病名漢方(漢方家の間こう呼んでる)が漢方薬の選び方なんだと思っていることが多いようです。
もちろん、そんな漢方薬の選び方なんて漢方の医学理論にはありません。
あれは、メーカーが漢方を本格的に勉強しなくても医者が処方できるように勝手につくったものです。
薬を処方するのに本格的に勉強する気がないのもいかがなものかと思うですが・・・
それはおいといて、では、本来の漢方薬を体質にあわせて選ぶとはどういうことなのでしょうか?
漢方薬は西洋医学と根本的に考えが違います。当たり前ですが。
西洋医学は薬の有効成分に効果があり、それが、痛みを抑えたり、気管支を拡張したりしますが、漢方薬は、なんかの有効成分が含まれていて、その成分にしたがって選ぶわけではありません。
これも医者で勘違いしている例ですが、当帰芍薬散は、ホルモンを活性化させる成分があるから飲むのではありません。
漢方では、身体は温かさと冷たさ、流れたり、留まったりのバランスを取りながら健康を保っていると考えられています。
ある人は、足が冷えるけど、逆に足が火照ってたまらない人もいるのですね。
例えば、アトピーで悩んでいる人でも、女性で湿疹からはジュクジュク汁が出て、身体全体が冷えやすく、体力がない人もいれば、同じアトピー湿疹を持っていても、男性で湿疹は乾燥して、出血し、身体が火照ってのぼせやすく、体力は普通という方もいらっしゃいます。
ちょっと話が飛びますが、この状態を見ても、アトピーだったら消風散と決めつけるのはあり得ないですね。
つまり、さっきの状態、簡単にいえば、同じアトピー湿疹でも寒系(冷える系)の体質の人と熱系(火照る系)の体質の人、正反対の体質の人がいます。(詳しくなればみぞおちから上は熱で腰から下は寒などもあります)
そして、漢方薬を体質にあわせるというのは、寒系(冷える系)の体質の人には、温めることが中心の漢方薬を選ぶのです。
そうすれば、冷えと熱で中和され、寒も熱もバランスのとれた中庸という状態になります。
では、アトピーの人に効くからといって、この同じ漢方薬を熱系(火照る系)の体質の人に処方したらどうなるでしょうか?
湿疹は熱を持って乾燥、出血している人です。そこから更に漢方薬で熱をいれるのです。
当然、ひどくなります。
体質と漢方薬をあわせるとはこういうことです。
病名だけで選んだり、症状だけで選んだりしちゃいけないのは、こういうことだったんですね。
ところで、漢方は一番最初に陰陽の法則を学びます。
白と黒の魂が重なり合ったみたいなマークですね。
陰陽は漢方治療の原則といってもいいと思います。
月と太陽、火と水、巡ると留まる、世の中正反対でバランスと保っている。
その正反対はどっちがよくてどっちが悪いということはないです。
要は、バランスを考えるのが漢方ですね。
2012年10月09日
本物の漢方と偽物の漢方
このブログでは、よく病院の漢方薬の選び方は偽物だとか、漢方薬局の大半が漢方薬の選び方をわかっていないとか言ってます。
この記事から読んだ人は、「あんた、何様のつもりなんだ」と言われそうなので、なぜそう考えるのかを理論的に詳しく説明したいと思います。
ここで理論を説明する前に漢方というか僕の治療の考え方を先に知っておいてもらいたいです。
最も大事なのは、漢方だろうが、西洋医学だろうが、治らないと意味がないということです。
逆に言えば、すごく漢方に詳しく、理論的にも何の矛盾がなくても、治らなければ何の意味もないと考えています。実践が最も大事、そしてそれを支える理論ですね。この両輪が必要です。
さて、僕が、ブログで「偽物漢方」と呼んでいるのは、
@「漢方の問診」をとらずに病名だけで選ぶ漢方薬。(病院・薬局)
A症状だけをあてはめて選ぶ漢方薬。(病院・薬局)
B体質の説明ではなく、五行や東洋医学理論の概念の説明をして、すすめる漢方薬。(薬局)
C「●●の人によい」みたいな勝手に買わせる漢方薬。(ドラッグ・ネットショップ)
ざっくりと4つです。
この4つの方法には、共通したことがあります。
それは、どれも「体質をみていない」ことです。
ここで偽物漢方と本物漢方の定義を考えてみましょう。
例えば、病院の診断や治療は「西洋医学の理論」をもとに行われます。
そのために6年間、医学知識を身につけて医者になるのですね。
まさか、医者が自分で勝手に考えた医学理論や東洋医学の考え方で診断し、西洋のお薬を処方するような、そんなチグハグなことはしないでしょう。そんな勝手な診断をしたらヘタしたら医師法違反か何かで捕まるかもしれません。
漢方も漢方薬を選ぶ際には、東洋医学の理論で体質を判断し、それに見合った漢方薬を選びます。
ところが、本格的な漢方をしていない病院は、西洋医学の診断や病名に勝手に漢方薬をあてはめて選びます。
東洋医学と西洋医学は、発達した地域も歴史も全然違うので、共通点なんて何1つありません。しかも西洋医学の病気という概念は漢方の理論が確立してから1800年後につくられているのです。
たまに医者で、西洋医学でいろいろな事がわかってきたので、漢方でも現在の病気にあてはめても良い、と大きな勘違いをしている先生がいらっしゃいますが、これこそ、漢方の理論がわかっていない意見です。
東洋医学理論を勉強すれば、元の考え方やルールが違うことがわかります。
この例えが適切かわかりませんが、「野球とサッカーは同じ球技だ。だからサッカーの考え方で野球はできる」と言っているようなもので、むちゃくちゃです。
僕は、外科医に西洋医学を教えてもらいましたし、プログラムなども好きなので、どちらかというと科学的、論理的思考なので、西洋医学は好きです。
体質を考える時も現在、診断されている病名やその病気の西洋医学的病理を参考にします。
しかし、それは、「あくまで参考にするだけ」です。
病院にかかっていて、病名がはっきりしているからといって、病名で漢方は選びません。
だって、病名は体質を現していませんから。
例え、病名で考えることがあっても、まずは、「基本の漢方の診断方法で漢方的な体質を判断」した上でそれに西洋医学の病名を加味して考えるというのが正しい考え方だと思います。
ということで、偽物漢方か本物漢方かの定義は、
「ちゃんと漢方の理論に基づいて漢方薬を選んでいるかどうか」
だと考えます。
僕は、病院の方向けのツムラの勉強会に何回か参加しました。
そこでみた感じでは、病院の先生は明らかに○○病に○○漢方薬というパターンを勉強?しているだけで漢方理論のことは一切勉強していませんでした。
また、講演の後の先生方の質問を聞いていれば素人同然の質問をしていて、患者さんとの違いは、マニュアルを持っているか持っていないくらいしかありません。
ところが、そんな先生方の病院のホームページを見ると、どっかの教科書からパクッってきたような難しい漢方の理論の事が書いてあるのです。
だから、そういった誤摩化しをする病院は偽物漢方だと思います。
症状をあてはめて漢方薬を選ぶことも厳密には間違いです。
漢方は症状をあてはめるのではなく、症状から漢方的な体質を考え、その体質に合わせるのです。
漢方を少ししか、かじった事のない人は、自分が知っている漢方薬が少ないので、症状をあてはめていけば、少ない種類の漢方薬の中から選ぶ事ができます。
でも知っている漢方薬が数百種類になってくると、症状だけで見ると似ている漢方薬がたくさんあるのです。
また、すべての症状があてはまることは、滅多にありません。
ある症状はあてはまっても、ある症状はあてはまらない。
それは、違う漢方薬でも言えることで、さっきとあてはまる症状とあてはまらない症状が違ってくるだけです。
そうなると、どの漢方薬も「当てはまる症状と当てはまらない症状がある」という状態になってどれも選べません。
だから、症状を参考に病理を考え、体質を考えるのですね。
症状だけで選ぶのは偽物です。
漢方の五行論や自然理論みたいな説明をして、「だから漢方薬は身体にいいのです」などの営業トークで説得して漢方薬をすすめているお店がありますが、これは論外ですね。
病名や症状で選ぶ努力すらしていません。
ただ、漢方薬を物として販売しているだけですね。
ドラッグやネットショップなどの自分でセルフで買う漢方薬。
これは今までの説明で言うまでもないですね。
漢方は体質をみなけければ意味がありません。
漢方薬で儲けたいメーカーが考えた「冷えによい!」などの宣伝文句はメーカーサイドの宣伝なだけで、自分の体質にあっているかどうかは別問題です。
自分でセルフで購入する場合は少なくとも、病名、症状を当てはめるのでない、体質を判断できる人しか意味がないです。
もちろん、たまたま、当たることがあると思いますが、それではラッキーかどうかの運だめしになりますね。
ちなみに僕は、自分で体質を判断できますが、ドラッグやネットショップなどの安い漢方薬は買いませんし、扱いません。
だって、吉野家の牛肉が最高級だと思っていないのと一緒で、激安でいい物なわけないですから。
ということで、僕が考える偽物漢方と本物漢方の違いは、単純です。
「漢方の医学理論にのっとって病理を考え、体質を判断し、それにあわせた漢方薬を選ぶ」
またできたら「その上で、西洋医学の検査数値や病名、新薬の服薬も考慮する」
のが本物で、それ以外のなんとか簡単に漢方薬を売ろうとするのは偽物ですね。
この記事から読んだ人は、「あんた、何様のつもりなんだ」と言われそうなので、なぜそう考えるのかを理論的に詳しく説明したいと思います。
ここで理論を説明する前に漢方というか僕の治療の考え方を先に知っておいてもらいたいです。
最も大事なのは、漢方だろうが、西洋医学だろうが、治らないと意味がないということです。
逆に言えば、すごく漢方に詳しく、理論的にも何の矛盾がなくても、治らなければ何の意味もないと考えています。実践が最も大事、そしてそれを支える理論ですね。この両輪が必要です。
さて、僕が、ブログで「偽物漢方」と呼んでいるのは、
@「漢方の問診」をとらずに病名だけで選ぶ漢方薬。(病院・薬局)
A症状だけをあてはめて選ぶ漢方薬。(病院・薬局)
B体質の説明ではなく、五行や東洋医学理論の概念の説明をして、すすめる漢方薬。(薬局)
C「●●の人によい」みたいな勝手に買わせる漢方薬。(ドラッグ・ネットショップ)
ざっくりと4つです。
この4つの方法には、共通したことがあります。
それは、どれも「体質をみていない」ことです。
ここで偽物漢方と本物漢方の定義を考えてみましょう。
例えば、病院の診断や治療は「西洋医学の理論」をもとに行われます。
そのために6年間、医学知識を身につけて医者になるのですね。
まさか、医者が自分で勝手に考えた医学理論や東洋医学の考え方で診断し、西洋のお薬を処方するような、そんなチグハグなことはしないでしょう。そんな勝手な診断をしたらヘタしたら医師法違反か何かで捕まるかもしれません。
漢方も漢方薬を選ぶ際には、東洋医学の理論で体質を判断し、それに見合った漢方薬を選びます。
ところが、本格的な漢方をしていない病院は、西洋医学の診断や病名に勝手に漢方薬をあてはめて選びます。
東洋医学と西洋医学は、発達した地域も歴史も全然違うので、共通点なんて何1つありません。しかも西洋医学の病気という概念は漢方の理論が確立してから1800年後につくられているのです。
たまに医者で、西洋医学でいろいろな事がわかってきたので、漢方でも現在の病気にあてはめても良い、と大きな勘違いをしている先生がいらっしゃいますが、これこそ、漢方の理論がわかっていない意見です。
東洋医学理論を勉強すれば、元の考え方やルールが違うことがわかります。
この例えが適切かわかりませんが、「野球とサッカーは同じ球技だ。だからサッカーの考え方で野球はできる」と言っているようなもので、むちゃくちゃです。
僕は、外科医に西洋医学を教えてもらいましたし、プログラムなども好きなので、どちらかというと科学的、論理的思考なので、西洋医学は好きです。
体質を考える時も現在、診断されている病名やその病気の西洋医学的病理を参考にします。
しかし、それは、「あくまで参考にするだけ」です。
病院にかかっていて、病名がはっきりしているからといって、病名で漢方は選びません。
だって、病名は体質を現していませんから。
例え、病名で考えることがあっても、まずは、「基本の漢方の診断方法で漢方的な体質を判断」した上でそれに西洋医学の病名を加味して考えるというのが正しい考え方だと思います。
ということで、偽物漢方か本物漢方かの定義は、
「ちゃんと漢方の理論に基づいて漢方薬を選んでいるかどうか」
だと考えます。
僕は、病院の方向けのツムラの勉強会に何回か参加しました。
そこでみた感じでは、病院の先生は明らかに○○病に○○漢方薬というパターンを勉強?しているだけで漢方理論のことは一切勉強していませんでした。
また、講演の後の先生方の質問を聞いていれば素人同然の質問をしていて、患者さんとの違いは、マニュアルを持っているか持っていないくらいしかありません。
ところが、そんな先生方の病院のホームページを見ると、どっかの教科書からパクッってきたような難しい漢方の理論の事が書いてあるのです。
だから、そういった誤摩化しをする病院は偽物漢方だと思います。
症状をあてはめて漢方薬を選ぶことも厳密には間違いです。
漢方は症状をあてはめるのではなく、症状から漢方的な体質を考え、その体質に合わせるのです。
漢方を少ししか、かじった事のない人は、自分が知っている漢方薬が少ないので、症状をあてはめていけば、少ない種類の漢方薬の中から選ぶ事ができます。
でも知っている漢方薬が数百種類になってくると、症状だけで見ると似ている漢方薬がたくさんあるのです。
また、すべての症状があてはまることは、滅多にありません。
ある症状はあてはまっても、ある症状はあてはまらない。
それは、違う漢方薬でも言えることで、さっきとあてはまる症状とあてはまらない症状が違ってくるだけです。
そうなると、どの漢方薬も「当てはまる症状と当てはまらない症状がある」という状態になってどれも選べません。
だから、症状を参考に病理を考え、体質を考えるのですね。
症状だけで選ぶのは偽物です。
漢方の五行論や自然理論みたいな説明をして、「だから漢方薬は身体にいいのです」などの営業トークで説得して漢方薬をすすめているお店がありますが、これは論外ですね。
病名や症状で選ぶ努力すらしていません。
ただ、漢方薬を物として販売しているだけですね。
ドラッグやネットショップなどの自分でセルフで買う漢方薬。
これは今までの説明で言うまでもないですね。
漢方は体質をみなけければ意味がありません。
漢方薬で儲けたいメーカーが考えた「冷えによい!」などの宣伝文句はメーカーサイドの宣伝なだけで、自分の体質にあっているかどうかは別問題です。
自分でセルフで購入する場合は少なくとも、病名、症状を当てはめるのでない、体質を判断できる人しか意味がないです。
もちろん、たまたま、当たることがあると思いますが、それではラッキーかどうかの運だめしになりますね。
ちなみに僕は、自分で体質を判断できますが、ドラッグやネットショップなどの安い漢方薬は買いませんし、扱いません。
だって、吉野家の牛肉が最高級だと思っていないのと一緒で、激安でいい物なわけないですから。
ということで、僕が考える偽物漢方と本物漢方の違いは、単純です。
「漢方の医学理論にのっとって病理を考え、体質を判断し、それにあわせた漢方薬を選ぶ」
またできたら「その上で、西洋医学の検査数値や病名、新薬の服薬も考慮する」
のが本物で、それ以外のなんとか簡単に漢方薬を売ろうとするのは偽物ですね。
2012年03月09日
漢方薬はどれくらい続ければ効果が出るのかを詳しく説明します
「漢方薬ってどれくらいの期間飲めば治りますか?」
よくこういった質問を受けます。
前回にもこういったことに対してい記事を書きましたが、今回はもうちょっと詳しく説明します。
世間一般では、漢方薬を3ヵ月位、6ヶ月位から効いてくるというようなウソが当たり前になっています。
漢方薬は500種類以上あります。
漢方薬は、漢方薬の効果自体がその人のあう体質を示しています。
例えば、葛根湯は、発熱、悪寒、頭痛があって、背中の後ろがこわばるもの、鼻水が垂れるというよりは、詰まる方。
これが、葛根湯が合う体質の人であって、この症状を治すのが葛根湯です。
こんな感じで、漢方薬それぞれがいろいろな体質の人に合うようになっています。
つまり、いろいろな体質(病気や症状)に合わせる性質の漢方薬がある中で、それらを全部ひっくるめて、「3ヵ月で効いてくる」とか「6ヶ月で効いてくる」とかはあり得ないです。
ちなみにさっきの葛根湯の症状なら、この症状はいわゆる風邪です。
風邪なので、当然、漢方薬が効いてくるのが3ヵ月かかるなら、風邪で葛根湯を飲む意味がないですよね。
それと、その漢方薬が、あなたの体質とあっているかどうかも関わってきます。
漢方薬がどれくらいの期間で効いてくるかは?
@体質(病気)と、それに合わせた漢方薬の種類によって変わってくる。
A体質と漢方薬が合っていなければ、どれだけ飲んでも効かないので、その場合は、永遠に飲みつづけることになる。
この2つの要素が関わります。
ただし、よほど、体力がなくなっている消耗性の疾患でない限りは、症状が変化してくるのは、2週間くらい。
その後、漢方薬をやめても再発しなくなるまでの体質になるには、目安になる期間はありません。
当店では、逐一、体質の変化をみながら、いち早く、漢方薬に頼らなくてもよくなるようにみています。
●気管支炎など、漢方相談ご希望の方は、こちらのまごころ漢方の「無料漢方相談」から送信してください。
●お問い合わせなどは、こちらから送信してください。
【このブログの著者】
まごころ漢方薬店 国際中医師 松村直哉
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よくこういった質問を受けます。
前回にもこういったことに対してい記事を書きましたが、今回はもうちょっと詳しく説明します。
世間一般では、漢方薬を3ヵ月位、6ヶ月位から効いてくるというようなウソが当たり前になっています。
漢方薬は500種類以上あります。
漢方薬は、漢方薬の効果自体がその人のあう体質を示しています。
例えば、葛根湯は、発熱、悪寒、頭痛があって、背中の後ろがこわばるもの、鼻水が垂れるというよりは、詰まる方。
これが、葛根湯が合う体質の人であって、この症状を治すのが葛根湯です。
こんな感じで、漢方薬それぞれがいろいろな体質の人に合うようになっています。
つまり、いろいろな体質(病気や症状)に合わせる性質の漢方薬がある中で、それらを全部ひっくるめて、「3ヵ月で効いてくる」とか「6ヶ月で効いてくる」とかはあり得ないです。
ちなみにさっきの葛根湯の症状なら、この症状はいわゆる風邪です。
風邪なので、当然、漢方薬が効いてくるのが3ヵ月かかるなら、風邪で葛根湯を飲む意味がないですよね。
それと、その漢方薬が、あなたの体質とあっているかどうかも関わってきます。
漢方薬がどれくらいの期間で効いてくるかは?
@体質(病気)と、それに合わせた漢方薬の種類によって変わってくる。
A体質と漢方薬が合っていなければ、どれだけ飲んでも効かないので、その場合は、永遠に飲みつづけることになる。
この2つの要素が関わります。
ただし、よほど、体力がなくなっている消耗性の疾患でない限りは、症状が変化してくるのは、2週間くらい。
その後、漢方薬をやめても再発しなくなるまでの体質になるには、目安になる期間はありません。
当店では、逐一、体質の変化をみながら、いち早く、漢方薬に頼らなくてもよくなるようにみています。
●気管支炎など、漢方相談ご希望の方は、こちらのまごころ漢方の「無料漢方相談」から送信してください。
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まごころ漢方薬店 国際中医師 松村直哉
2011年12月14日
漢方薬は作用が穏やかで副作用がない←意味不明
「漢方薬はじっくりと効いてくるから・・・」
「漢方薬は自然でやさしいお薬だから・・・」
医者やニセ漢方薬局が漢方薬を説明するときに使うセリフです。
病院のWebサイトに、よくこんなことがよく書いてあります。
まーそんな風に誤解するよね。
実際、僕も漢方を本格的に勉強する前はそう思ってました。
ん、ちょっと待てよ。
僕が漢方薬のことを何も知らずに勉強し始めた時、最初に思ったのが、「へー漢方って1服、2服で効くんだ」というのと、
「漢方薬を1週間飲んだだけで体質とあってないと、とんでもない副作用を起こすんだな」ということ。
それから、自分の家族に漢方薬を処方してみて、それは確信に変わりました。
特に子供なんて、すごい短い期間でよかったり、悪かったり…
えーーーっ
ということは、「漢方薬はじっくりと効いてくるから」とか言ってる人って、「実は僕、漢方の事よく知らないんです」って言ってるのと同じですね。
前に患者さんによい漢方薬の病院やお店ってどう見分けたらいいですか?って聞かれたことがあります。
考えてみたら、この質問したらいいんですね。
「先生は、私に処方した漢方薬でどれくらいの期間で効いてくるとお考えですか?」
実は効いてくる期間は体質と漢方薬によって変わってきます。
でも、一律3ヵ月とか6ヶ月とか説明されたら…
そこは行かないほうがいいですね。
漢方を使えないニセモノ漢方医なので。
●アトピーなど、漢方相談ご希望の方は、こちらのまごころ漢方の「無料漢方相談」から送信してください。
●お問い合わせなどは、こちらから送信してください。
【このブログの著者】
まごころ漢方薬店 国際中医師 松村直哉
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「漢方薬は自然でやさしいお薬だから・・・」
医者やニセ漢方薬局が漢方薬を説明するときに使うセリフです。
病院のWebサイトに、よくこんなことがよく書いてあります。
まーそんな風に誤解するよね。
実際、僕も漢方を本格的に勉強する前はそう思ってました。
ん、ちょっと待てよ。
僕が漢方薬のことを何も知らずに勉強し始めた時、最初に思ったのが、「へー漢方って1服、2服で効くんだ」というのと、
「漢方薬を1週間飲んだだけで体質とあってないと、とんでもない副作用を起こすんだな」ということ。
それから、自分の家族に漢方薬を処方してみて、それは確信に変わりました。
特に子供なんて、すごい短い期間でよかったり、悪かったり…
えーーーっ
ということは、「漢方薬はじっくりと効いてくるから」とか言ってる人って、「実は僕、漢方の事よく知らないんです」って言ってるのと同じですね。
前に患者さんによい漢方薬の病院やお店ってどう見分けたらいいですか?って聞かれたことがあります。
考えてみたら、この質問したらいいんですね。
「先生は、私に処方した漢方薬でどれくらいの期間で効いてくるとお考えですか?」
実は効いてくる期間は体質と漢方薬によって変わってきます。
でも、一律3ヵ月とか6ヶ月とか説明されたら…
そこは行かないほうがいいですね。
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2010年08月13日
健康食品は飲み続けることでよくなるのか!? その3
健康食品は飲み続けることでよくなるのか!? その1
健康食品は飲み続けることでよくなるのか!? その2
↑
前の話はこっちです。
そして、続き
健康食品は、食品って書いてあるくらいですから、食べ物の由来のものです。
つまり、もともとは、食べ物のものをエキスにして錠剤などにしているのです。
食べ物出身だから、当然、そこには、薬性があります。
ナスみたいにね。
だから、『自然の食べ物だから、誰でも心配なく飲めますよっ』
っていうのは、漢方的にはウソになります。
身体が冷えている人が、身体を冷やす寒のものはダメだし、例え、冷え症でも36℃になるような猛暑が続く夏に冷やす寒のものを飲み続けるのは、いかがなものでしょう。
そう、健康食品と言えども自分の体質とその時の季節の状態にあわせてやらないとベストな健康食品とはいえないのです。
もちろん、漢方薬にくらべたら、薬ではないので、体質にあってないからといって、すんごい副作用が出るわけではないですが、それでも、大量の食べ物をエキスにしてるので、やっぱり体質や季節にあっていなければ、やっぱりよくない。
ということで、ずっと、同じ健康食品を飲み続けて健康になるのはむずかしいのです。
不妊漢方相談やってます。
大阪堺の漢方のお店、まごころ漢方薬店
2010年08月09日
健康食品は飲み続けることでよくなるのか!? その2
続きです。
前回の健康食品は飲み続けることでよくなるの!?その1 はこちら
漢方の考えでは、食べ物には薬性とも考えられる性質があるんです。
例えば、ナスは、寒という冷やす性質があり、降という気などをおろす作用があります。
この薬性からいけば、当然、食べていいのは、夏
そう、あっつい夏です。
もしくは、夏の暑さで熱が身体にこもっちゃった人!
あっついから、寒で冷やす。
う〜ん、漢方って単純だけど素敵な考えですね。
そして、降なんで、のぼせや口内炎など、熱と気が身体の上のほうに上がっちゃった人。
なすが、降の性質なんで、これもさげてくれたら、症状がなくなって、うれしい感じになります。
じゃあ、ナスがダメな人。
というか、全面的にダメな人っていうのはないので、どんな時にダメか?
それは・・・
ことわざの「秋ナスは嫁に食わすなっ」
これですっ
そう、嫁という嫁はダメです。
ってウソです。
ほんとは、身体が冷えてる人。
そして、このことわざの意味は秋になって涼しい季節になったら、子宮とかを冷やすと妊娠に関わるから、これから妊娠する人は、控えた方がいぃよっていう親心ですな。
つまり、体質で食べれないときもあるし、季節によって食べれないときもある。
ということ。
そして、本題の健康食品・・・・
またまた続きます。
健康食品は飲み続けることでよくなるのか!? その3
今、飲んでいる健康食品のことなんかも相談にのります!
もちろん、漢方のことも、漢方相談はこちらから
前回の健康食品は飲み続けることでよくなるの!?その1 はこちら
漢方の考えでは、食べ物には薬性とも考えられる性質があるんです。
例えば、ナスは、寒という冷やす性質があり、降という気などをおろす作用があります。
この薬性からいけば、当然、食べていいのは、夏
そう、あっつい夏です。
もしくは、夏の暑さで熱が身体にこもっちゃった人!
あっついから、寒で冷やす。
う〜ん、漢方って単純だけど素敵な考えですね。
そして、降なんで、のぼせや口内炎など、熱と気が身体の上のほうに上がっちゃった人。
なすが、降の性質なんで、これもさげてくれたら、症状がなくなって、うれしい感じになります。
じゃあ、ナスがダメな人。
というか、全面的にダメな人っていうのはないので、どんな時にダメか?
それは・・・
ことわざの「秋ナスは嫁に食わすなっ」
これですっ
そう、嫁という嫁はダメです。
ってウソです。
ほんとは、身体が冷えてる人。
そして、このことわざの意味は秋になって涼しい季節になったら、子宮とかを冷やすと妊娠に関わるから、これから妊娠する人は、控えた方がいぃよっていう親心ですな。
つまり、体質で食べれないときもあるし、季節によって食べれないときもある。
ということ。
そして、本題の健康食品・・・・
またまた続きます。
健康食品は飲み続けることでよくなるのか!? その3
今、飲んでいる健康食品のことなんかも相談にのります!
もちろん、漢方のことも、漢方相談はこちらから
2010年08月04日
健康食品は飲み続けることでよくなるのか!? その1
昔、昔、まだ、漢方薬を知らない頃の僕。
健康食品をいろいろと組み合わせれば、病気が治せると思っていた時がありました。
あの頃は、どの健康食品なら、飲み続けることができて、なおかつ、身体をどんどん健康にしてくれるのかを考え、結構、いろいろな健康食品を飲んでいました。
今、漢方でいろんな病気を治療していて、時には補助として健康食品を使っています。
お店には、自分の知識や経験から厳選した健康食品を揃えていますが、どれだったら、飲み続ければいいのかわかりません。
というのも、青汁以外は、どれも、それなりに体質を選ぶからです。
その時の僕の体質にあっていればいいですけれど、その時の状況によって体質が微妙に変わっていくので、同じ健康食品を飲み続けても体調を整えてくれないのです。
この前よかった健康食品が、今は、なんとなく体質にあっていない感じがしたり・・・
健康にするはずの健康食品でなんでこんなことが起こるのか!?
それは・・・
続きます。
続きはこちら
健康食品は飲み続けることでよくなるのか!? その2
漢方は不妊症を自然妊娠に導く治療です。
一度、漢方の事を聞いてみたいという方はこちら!!
2010年07月15日
脅しと提案
新しい不妊症の方の相談でした。
うちのお店に来る前に相談薬局さんで、不妊相談したらしくその時のお話を聞いて、ちょっとひどいなぁ〜と思った話です。
不妊の状態はいろいろと大変な状態で、そのことを相談したとのこと。
最終的に、タンポポ茶と酵素関連の健康食品、それにイソフラボンの健康食品の3つの組合せで1ヶ月3万円位だったらしいです。
うちでは、基本的には、1種類1つの漢方処方で治療しますが、漢方は1つの処方の中に、7,8種類の生薬で組み合わされているので、いくつかの健康食品を組み合わせる方法もわからなくもないです。
ただ、健康食品の組合せは、漢方処方と違ってバラバラなので、どうしても割高になりますが・・・
問題は、この後、
すすめられていた健康食品の組合せを一度、考えさせてもらおうとしていたら、先生から『不妊症で年なんだ
から、最低でもこの組合せ(3万円位)の健康食品が必要ですよ』と言われたとのこと。
これは、大きな誤解を生んでしまいますね。
まるで、年齢が高いとたくさんの健康食品(高いお金)が必要みたいな言い方です。
別にたくさんの健康食品を飲んだからって子供が授かる可能性があがるわけではありません。
『身体にいいものをたくさん飲むほど、身体にいぃ』なんて、そんな単純じゃありません。要はバランスです。
多分、そのお店では、身体にいい健康食品をたくさん飲めば飲むほど、妊娠しやすいと思っているんでしょうか??
それはそのお店の考え方で、漢方的には関係ありません。
1つの漢方薬は、何種類からの生薬で構成されています。
生薬は、食べ物と非常に近い存在です。湿疹の漢方薬でゴマが含まれているものもあるくらいです。
健康食品も詳しくみていけば、1つの食べ物のエキスなので、漢方薬の仲間になります。
漢方処方の生薬の組合せは、2千年間の経験の中で決められています。
通常は、自分達の浅はかな知識で変更することは、ほとんどありません。
健康食品なんて、最近はやりだしたものなので、「これで妊娠する!」なんてはっきりした理論なんてないに等しいのです。
なので、年なんだから「たくさんの健康食品がいる」なんてことないです。
そのお店が、そう決めているだけ。
うちでも、漢方薬にプラス補助的な健康食品を1つ足すこともありますが、ほとんどは、漢方薬1種類のみです。
漢方薬のみでも十分、妊娠されている方がいらっしゃいます。
ある程度、病院の治療を続けられて来た方に「お金をかけなくちゃ子供ができないよ」と言うのは、治療提案ではなく、脅しじゃないかと思ってしまいました。

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2008年10月16日
漢方薬で治せないもの
「えッ漢方で治すってそういうことなんですかッ」
と相談で来られた方に言われました。
どういうことか言いますと、漢方薬でも治すのは、気になっている症状だけと思っておられたみたいです
「じゃあ、漢方では、めまいや夜中に目が覚めて眠れないようなことも治ってくるんですか?」と聞かれたので
「治ってくるというか漢方の場合、他の症状も治ってこないと蕁麻疹自体も治りません」と説明しました。
そこでハッと気づきました。
病院の薬では、喉の痛みを抑えるお薬を飲んで夜中に眠れるようにはなりません。
また睡眠薬で喉の痛みはなくなりません。
そうなんです。
漢方はある特定の○○の症状を治すのではなく、○○の症状がある元となる証(体質)を健康な状態に戻すことが治療となるのです。
確かに漢方薬の中にも風邪の初期に葛根湯とか、痛みに芍薬甘草湯、急性のきつい下痢に甘草瀉心湯など、その症状にはコレ!
といったような感覚で処方することもあります。
(ただいずれの処方も全く違う症状にも使いますが・・・)
漢方では、全身のバランスがとれてくる = 全身にある症状がとれてくる
とにかく、体質が治らないと肝心の症状も治らないのです
逆に蕁麻疹だけ出ないようにして”夜中に眠れない”症状は治さないでくれといわれてもできません。
この場合、夜中に眠れるようにならなければ、蕁麻疹が出なくなる体質にはなれないのです。
どちらかというと夜中に眠れるようにならない場合は、漢方薬が間違っている可能性もあるので蕁麻疹も治りません。
ただし、合病、兼病といって2つの体質が重なっている場合があり、この場合は、それぞれの体質に対して漢方薬が必要な場合もあります。
例えば病院の薬で高血圧の方に処方する血管拡張剤で血管を拡張し、血圧だけは下がったけど、夜中のオシッコはあいかわらず毎日ある。
といったような、血圧だけに対してのある限定的な症状に対する治療は漢方では逆に難しいです。
●蕁麻疹など、漢方相談ご希望の方は、こちらのまごころ漢方の「無料漢方相談」から送信してください。
●お問い合わせなどは、こちらから送信してください。
【このブログの著者】
まごころ漢方薬店 国際中医師 松村直哉
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と相談で来られた方に言われました。
どういうことか言いますと、漢方薬でも治すのは、気になっている症状だけと思っておられたみたいです
「じゃあ、漢方では、めまいや夜中に目が覚めて眠れないようなことも治ってくるんですか?」と聞かれたので
そこでハッと気づきました。
また睡眠薬で喉の痛みはなくなりません。
そうなんです。
漢方はある特定の○○の症状を治すのではなく、○○の症状がある元となる証(体質)を健康な状態に戻すことが治療となるのです。
確かに漢方薬の中にも風邪の初期に葛根湯とか、痛みに芍薬甘草湯、急性のきつい下痢に甘草瀉心湯など、その症状にはコレ!
といったような感覚で処方することもあります。
(ただいずれの処方も全く違う症状にも使いますが・・・)
漢方では、全身のバランスがとれてくる = 全身にある症状がとれてくる
とにかく、体質が治らないと肝心の症状も治らないのです
この場合、夜中に眠れるようにならなければ、蕁麻疹が出なくなる体質にはなれないのです。
どちらかというと夜中に眠れるようにならない場合は、漢方薬が間違っている可能性もあるので蕁麻疹も治りません。
例えば病院の薬で高血圧の方に処方する血管拡張剤で血管を拡張し、血圧だけは下がったけど、夜中のオシッコはあいかわらず毎日ある。
といったような、血圧だけに対してのある限定的な症状に対する治療は漢方では逆に難しいです。
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