先日、怪我をしました。
趣味でスケートボードをやっていて、子供とぶつかりコケた時に人差し指をやっちゃいました。
写真のスケートプールってとこに滑り降りて、すごいスピードでスケボーを走らせます。
この中でいろいろなアクションをするので、基本的に1人がプール内に入ったら、その人が出るまでは他の誰かが入ってはいけないルールなのですが、ここに子供が後から入ってきてぶつかりました。
僕はぶつかった時に咄嗟に子供を抱え込んでコケて、その時に指をやっちゃったのですね。
今回の話って趣味の話じゃないので、できたら最後まで読んでくださいね。
この時点では突き指か骨折かわからないので、当然、病院に行くしかありません。
僕は病院が大嫌いで、自宅周辺の徒歩15分圏内の病院は大概、揉めていまして(揉めている理由は後述します)今回は、新たに行ったことのない病院に行きました。
実は病院には治療を期待していません。
なぜなら、
今まで治してもらった記憶がないから。(サーフィンの事故で4針縫ったの以外)
もちろん、病院に行って何も治らなかったという意味ではなく、厳密に言えば医者に治してもらった記憶がありません。
過去に小指の骨を折った時も病院に行く前に添え木をして行きましたが、病院が行った処置も結局、
自分がやったのと同じこと。
レントゲンは病院でしかできませんが、あれは
「医者が考える治療」ではないですよ。
機械が自分で使えるなら自分でも検査できます。
その時に骨折の治癒とは直接関係ない痛み止めと湿布は断ったので、医者にしてもらったのは、誰が見ても折れてるってわかるレントゲン写真を一緒に眺めて、僕が病院に行く前に自分でしていった添え木を看護師さんがやってくれただけ。
その後も通いましたが、添え木を看護師さんが交換しただけ。
治ったのは、僕の
自然治癒力で勝手に治っただけです。
その他で家族が咳が止まらないとか謎の発熱とかで病院に行ってますが、毎回、こちらで事前にネットで調べた薬(一時的に咳を抑えるだけ)を寸分狂わずマニュアル的に処方していただけです。
医者に相談するというよりも処方箋を書いてもらうために行ってるようなものですね。
市役所の事務手続きみたいなものです。
とにかく僕が死にかけた時も含めて、医者自身の知恵や能力で治してもらったという記憶が
一度もありません。
治してくれたのは医者に行く前からすでに処方手順も効果も知っている病院の薬です。
手術はしたことないですが、手術は医者が「治してくれる」と思うのですが。
というわけで、病院には元から治療を全く期待していません。
今回もレントゲン屋さんに行くつもりで病院に行きました。
レントゲン写真を見たら折れてません。
でも、その医者曰く「中節骨にうすーい筋がなんとなく見えています。こういうパターンって3日後とかに折れていることがあるので1週間後にもう1回みましょう」という診断でした。
実は非常に驚きました。医者が自分の考えと経験則、未来の予想を言ってる!
こんな医者初めてです。
いつも、その場の事と「今日の診療指針」に書かれているようなマニュアル診断と製薬会社の薬のマニュアルしか説明しない医者が!
「そうか、3日後とかに折れていることがわかることもあるのか・・・」経験則からアドバイスしてもらったのは初めてじゃないかな。
そして、折れているかもしれないので、1週間は折れているかもしれない想定で固定していました。
それから1週間経ったので同じ病院へ。
当初の腫れは引きましたが、まだ腫れていて関節付近にも痛みがあります。
医者はちょっと触って「これは靭帯が傷ついてるね。湿布を出しときます」
「えっ!」レントゲンは。
意味不明です。
ちょっと触っただけで今度は靭帯が傷ついているとのこと。
そのまま終わろうとするので「今日はレントゲンを撮った方がいいですよね?」
そしたら次は3週間後でいいよとのこと。
これは医者特有の超能力発動?
触っただけでわかった?(前はレントゲンを撮っていますが)
でも、様子を見ていると、どうも1週間前に「骨に薄い線が見えるので折れているかも」と言ったことも忘れてるっぽい。
カルテはチラッとしか見えないが、ほとんど何も書き込んでない。
実は僕が医者と揉めるのは、
いつもこの問題。
どの医者もそうだけど自分が前に言ったことと、次の時に違うことを言い出すのです。
これはみんな一度は経験していると思います。
仮に経験的に「やっぱり、これは折れていない」と考えたとしても、なぜレントゲンで確認しないのか?
医者自身が骨に薄い線があると3日後に折れていることがあるといったのです。
しかも、その骨の線の話ってレントゲン写真を何度も見て、かなり微妙な線だと
自分が言ってました。
そしたら、レントゲンで確認しなくちゃいけないでしょう。
治療以前に普通は医療者として気になると思うのですが。
よく病院は、たくさんの患者さんが来るから臨床例が多く経験豊富と言いますが、僕は前から病院はいくら患者さんを見ても経験則にならないと考えていました。
それは今回のような診察をするからです。
骨折だろうが、靭帯の損傷だろうが病院に行かなくても、自然治癒力で、いずれは治ります。
だから、逆に医者としては昨日の時点で骨折だったかどうかをちゃんと確かめないと臨床例やちゃんとした経験則としてのデータは蓄えることができないのです。
このまま治ったら、骨折だったかも?靭帯損傷だったかも?「だったかも・・・」で終わり。
科学的な確認をとっていないから、
その医者のただの思い込み。
その後も、もう一度「レントゲン」を撮って欲しいとお願いしましたが結局、「撮る必要がないとのこと」
これは、どうも、前に僕に言った骨折の可能性の件を忘れていて、骨折じゃない患者が2回目の診察に来た。みたいな感じになっているようです。
いつもだと「そちらが骨折してるかもしれないと言ったのだから、ちゃんとレントゲンで確認するべきじゃないですか?」と言うと医者は子供のように拗ねます。もしくは逆ギレ。
それでいつも揉めます。めんどくさい。
今回は、もうそんな医者に慣れっこ(というかそんな医者にしか会ったことがない)なので、黙っていました。
これから、診察、診断は録音しておこうと思います。
ちなみに、その病院はすごく暇そうなので、レントゲンを撮る時間がないわけではありません。
そして、前回に「痛みは感じていないから痛み止めはいらない。湿布は家に腐るほどあるからいらない」と言って前回は何もでませんでしが、今回はなぜか湿布を処方。
「何これ?こっちがキレるかどうか試してんの?それともホントのバカ?」
なんか揉めるより、診察の顛末を考えると医者の頭がアレな方が気の毒になって、何も言わずに帰りました。
そして、その事をいつも治してもらっている整体の先生に言ったら、その先生も足の指の骨を折って、治ったか治っていないかのタイミングのときに最後にレントゲンを撮ってほしいといったら、見ただけで「もう治ってますよ」
整体の先生もプロなので多分治っているんだろうとはわかっていますが、活動してもいいかの
確認のために頼んでいるのですよ。
医療というかトラブルの解決って
観察、分析、検証、判断。
そして、再び、
観察、分析、検証、判断。を繰り返していくものだと思います。
それから考えると医者は
治療には向いていない思考回路の人種なんだと思いました。
また
事務手続きしかできない病院と医者のリストが増えました。
今のところ、マニュアル再生以外で「治療」を考えることのできる医者に出会っていません。
誰か「事務手続き」じゃなく
「思考して治療ができる能力」をもった医者を紹介してもらえませんか。
自分が西洋医学の知識やガイドラインに詳しくなるほど、いなくなるので、無理っぽいですが。
●ヘルニア、膝関節痛など、漢方相談ご希望の方は、こちらの
まごころ漢方の「無料漢方相談」から送信してください。
●お問い合わせなどは、
こちらから送信してください。
【このブログの著者】
まごころ漢方薬店 国際中医師 松村直哉
FaceBookTwitter